ぼんじゅ~るでござる!
2009年販売の劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」商品は劇中に登場しない玩具オリジナルも多数存在するでござるが、劇中登場の車両が変形することにより、それらしい世界感を作っていたりするでござる。
特にオートボットと行動を共にする米軍の特殊部隊「NEST」は前作の「セクター7」以上に説得力が有る存在であり、NESTの車両であれば、オートボットが交ざっていても違和感がないのでござるよな?
ちゅー事で今宵はNEST所属の戦闘バギーに変形するオートボット戦士、デューンランナー(RA-16、デューンランナー、1260円)の紹介でござる!
なにより本品が驚かされたのは、スカウトクラスの商品に関わらず、ガトリング砲の銃口に穴が開けられている造形でござるな。
拙者も、店頭にて造形の細かさに感心して即購入した次第でござる!
しかし! いざ購入して、調べてみると・・・ はめ込みの悪さや、パーツの簡素化など、さほど細かい造形じゃないのでござるよな。
当たり前でござるが。 (笑)
しかし、大雑把ながらハンドルは造形されており、内側に折りたたんだデユーンランナーの左手がハンドルを保持して見える面白い設計なのでござるよな。
しかも、NESTとオートボットのエンブレムを組み合わせた部隊マークも、なかなかに遊び心があるでござるよな。
なお、車体にマーキングされている、0318のナンバーは劇中に登場したものかまでは確認がとれていないでござる。
しかしまあ、商品的には悪くないのでござるが、同じ戦闘用バギーであればランドマイン(MA-19、ランドマイン、2625円)を劇中に登場させて再販したほうが良かったのではないでござるかな? (笑)
ちゅーか・・・ 折角GMとのタイアップなのでござるから、NESTの使用車両もハマーを採用するなどして応援してやればいいものを・・・
結局、ラチェット(RA-08、デザートラッカーラチェット、3999円)と同じくGMからも映画制作側からも見放されていた訳でござるな・・・
さてさて、本品のロボットモードの変形は複雑そうでござるが、部品数が少なく気軽に変形が楽しめる商品なのでござるよな。
更に、何と言ってもロボットモードのデザインが良いのでござるよ!
手持ち武器が無いのが残念でござるが、劇場版商品らしく4本指であり、両肩のバルカン砲や、少々メタボ風な胴回りと戦闘車両でありながら、どこか気品のある顔・・・
そう! デューンランナーの顔の造形はカイゼル髭(八の字髭)にゴーグルという昔の軍人とか貴族ぽい・・・ 否!貴族が道楽で探検をするような感じのデザインなのでござるよな。 (笑)
まあ、髭じゃなく、フェイスガードとか動力パイプなのかもしれないでござるが、一度髭と認識してしまうと髭にしか見えないのでござるよ。 (笑)
そう! トランスフォーマーには髭付きが数人存在するので、髭付きのデザインも十分に有りなのでござる!
まあ、拙者はデューンランナーの事を、見た目のイメージで髭男爵と呼んでいるでござるが・・・
デューンランナーの設定では地位3と低い為に貴族ではないでござる。 (笑)
まあ、自称貴族ということにするでござるかな?
「るねっさ~んす!」
なお、公式の設定では、デューンランナーは、地球に来て初めて砂漠を経験したことにより、今のヴィークルモードは気に入っている訳でもないが、砂漠や山岳に潜むディセプティコンを探すのに適したヴィークルモードであることは認めているようでござる。
・・・なるほど、高級車たるハマーの方が良かったのでござるかな? (笑)
深読みすればするほど、面白くなるキャラクターの1人でござるな。
因みに、デユーンランナーの場合はドッシリとしたイメージからガニマタの方が似合いそうなのでござるが・・・
以外にもジョジョ立ちも似合っていたりするから不思議なのでござるよ。 (笑)