歴歩

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堺市・ニサンザイ古墳 後円部の直径が14m大きい170mと確認

2014年02月06日 | Weblog
 堺市が5日、陵墓参考地ニサンザイ古墳(同北区、5世紀後半)の調査で墳丘の端部分を見つけ、後円部直径が、これまでの測量結果(1926年、156m)より10m以上大きく、約170mと推定されるとの結果を発表した。
 全長については2012年11月に、約290mとされてきた全長が、300m以上とみられることが発表されている。
 一方、古墳の葺石が簡素化され、まばらにしか敷かれていないことも分かった。
 宮内庁の修復作業に合わせ、濠の水を抜いて初めて測定された。
[参考:共同通信、読売新聞、毎日新聞]

過去の関連ニュース・情報
ニサンザイ古墳
 2012.11.28ニサンザイ古墳 全長は300mを超える



キーワード: 土師ニサンザイ古墳
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坂出市・讃岐国府跡 奈良時代~平安時代の大型建物跡群を確認

2014年02月06日 | Weblog
 「讃岐国府跡」(坂出市府中町)で発掘調査している香川県埋蔵文化財センターは2月9日に現地説明会を実施する。
 昨年(2012年)度の調査では、奈良時代から平安時代の瓦葺きの塀や大量の瓦片、その南側で4棟の建物跡および区画施設が見つかり、同センターは讃岐国府跡と断定した。
 今年(2013年)度の発掘調査では、昨年度に見つかった中心施設の南西側で、新たに4棟の建物跡や西側の区画施設と考えられる大溝(幅2・5m)跡を確認した。
 一番南側の1棟の柱穴は、奈良時代(8世紀)の一辺が約1・5mの方形で、県内で確認された同時期の柱穴の中では最大。
 現地説明会は2月9日(日)午後1~3時に開かれる。
 讃岐国府は奈良時代に置かれ、平安時代・仁和2年(886)に菅原道真(845-903)が讃岐守を任じられ890年まで赴任した。
[参考:四国新聞、読売新聞、香川県埋蔵文化財センターHP]

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