弥生時代中期(約2100年前)の巨大環濠集落跡として知られる「下之郷遺跡」から出土した石剣の握り部に使われていた植物が、サクラの樹皮であることが分かった。 石剣は守山市教委が2005年に行った調査で、集落西側の環濠から出土した。
握り部に巻き付けられていた幅4ミリの樹皮の細工が残っていた。 樹皮に残る葉緑体のDNAを調べた結果、ソメイヨシノの原種の一つエドヒガンのDNAとほぼ一致した。
同遺跡からは、幅約9センチの帯状に薄く剥いだサクラの樹皮も数点見つかっており、遺跡内で樹皮を加工していたとみられる。
下之郷史跡公園(同市下之郷1丁目)で2月26日~3月10日まで、石剣を展示する。(火曜休館)
[参考:京都新聞]
過去の関連ニュース・情報
2009.4.24下之郷遺跡 正倉院の宝物「椰子実」そっくりのココヤシ製人面付き容器
握り部に巻き付けられていた幅4ミリの樹皮の細工が残っていた。 樹皮に残る葉緑体のDNAを調べた結果、ソメイヨシノの原種の一つエドヒガンのDNAとほぼ一致した。
同遺跡からは、幅約9センチの帯状に薄く剥いだサクラの樹皮も数点見つかっており、遺跡内で樹皮を加工していたとみられる。
下之郷史跡公園(同市下之郷1丁目)で2月26日~3月10日まで、石剣を展示する。(火曜休館)
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