多治見市教委文化財保護センターが昨年10月から実施していた権現遺跡第3次調査区(同市神戸・栄区)の発掘調査で、古墳時代の竪穴式住居跡4件と約12mの範囲で溝状遺構や人為的に掘り下げた小穴計8基が発見されたことが分かった。
ほかに、地盤強化のために設置したとみられる太さ約5cmの木杭列や、古代の須恵器の坏身(つきみ)、小型横瓶(よこべい)、土師器の甕類などが多数発掘された。中世の山茶碗や近世の碗、皿などの陶磁器も出土した。
周辺の遺跡は、笠原川左岸の田園地帯に約6ヘクタールにわたって広がっており、一帯の字名から「権現遺跡」と「砂田・総作遺跡」と命名されている。09年1月の発掘調査では、砂田・総作遺跡から古墳時代の竪穴式住居跡や中世の掘立柱建物跡が見つかった。
現地説明会は22日(土)午後1時~3時、遺構の公開と発掘状況の説明、出土品の公開が行われる。
[参考:毎日新聞]
ほかに、地盤強化のために設置したとみられる太さ約5cmの木杭列や、古代の須恵器の坏身(つきみ)、小型横瓶(よこべい)、土師器の甕類などが多数発掘された。中世の山茶碗や近世の碗、皿などの陶磁器も出土した。
周辺の遺跡は、笠原川左岸の田園地帯に約6ヘクタールにわたって広がっており、一帯の字名から「権現遺跡」と「砂田・総作遺跡」と命名されている。09年1月の発掘調査では、砂田・総作遺跡から古墳時代の竪穴式住居跡や中世の掘立柱建物跡が見つかった。
現地説明会は22日(土)午後1時~3時、遺構の公開と発掘状況の説明、出土品の公開が行われる。
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