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秦野市・二子塚古墳 銀装圭頭大刀が保存処理を終え今月一般公開

2012年05月05日 | Weblog
 2010年7月に県指定史跡・二子塚古墳(同市下大槻)から出土された「銀装圭頭大刀」(長さ約58cm、6世紀後半頃)が、保存処理を終え5月19日から6月3日まで、桜土手古墳展示館(同市堀山下)で同古墳出土品の特別展示が行われる。
 県内では68年に伊勢原市内の古墳で見つかって以来2例目となるが、柄頭から鞘尻まで全形が揃ったものとしては県内初という。
 保存処理と共に行われた調査で、銀装大刀の金属部は銀であり、「花唐草」と考えられる装飾文様が記されていることがわかった。

 また、このときに出土した金属片のX線分析を行ったところ、刀の鞘尻「銀象嵌鞘尻金具」と判明し、錆や汚れを除去したところ、ウロコ模様の銀象嵌が確認された。 前述の銀装圭頭大刀とは別のもう一つの大刀が出土したことになる。
[参考:タウンニュース秦野版、秦野市HP]

過去の関連ニュース・情報
 2010.7.17 秦野市・二子塚古墳 横穴式石室から銀装大刀が全形で出土
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