兵庫県立考古博物館は8日、弥生時代から古墳時代にかけての住居跡などが見つかっている赤穂市有年牟礼(うねむれ)の「有年牟礼・井田遺跡」で古墳時代後期末(6世紀末~7世紀初頭)の鍛冶炉跡(直径約40cmの焼けた土)を発掘したと発表した。 この地域での古墳時代鍛冶遺跡は、金子遺跡(佐用町)についで2例目。炉跡が見つかったのは初めてという。
ほかに、覆い屋があったと思われる工房関連施設、消し炭のごみ捨て場などが見つかった。一緒に出土した須恵器などから、古墳時代後期末の遺跡とみられる。
工房関連施設から鉄滓3点や直径2cmほどの鉄塊2点、釘の破片2点が、ごみ捨て場からは鍛造鉄片数点が見つかり、炉から約20m離れたところで土製の鞴(ふいご)の羽口片も見つかった。
現地説明会は11日(土)午後1時半から開かれる。
[参考・毎日新聞、朝日新聞]
ほかに、覆い屋があったと思われる工房関連施設、消し炭のごみ捨て場などが見つかった。一緒に出土した須恵器などから、古墳時代後期末の遺跡とみられる。
工房関連施設から鉄滓3点や直径2cmほどの鉄塊2点、釘の破片2点が、ごみ捨て場からは鍛造鉄片数点が見つかり、炉から約20m離れたところで土製の鞴(ふいご)の羽口片も見つかった。
現地説明会は11日(土)午後1時半から開かれる。
[参考・毎日新聞、朝日新聞]
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