歴歩

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富岡市・上高田社宮子原遺跡および上高田熊野上遺跡 現地説明会9/11

2011年09月06日 | Weblog
 富岡市教委は同市妙義町上高田(かみたかた)の上高田社宮子原(しゃぐじはら)遺跡と上高田熊野上遺跡で行っている発掘調査の現地説明会を9月11日に開催する。 同遺跡は松義中部地区遺跡群の一つ。
 発掘は10年度から実施しており、8世紀の住居跡や古代の牧場の南端とみられる区画整理のために掘削した大溝跡、大溝に架かる土橋(どばし)、道路跡などが出土した。
 今回の調査で出土した大溝は両遺跡合わせて延長約370m。断面はU字形で幅約2・9m、深さ約1・3~0・9m。 水を流した形跡は見つかっておらず、空堀とみられる。 土橋は大溝の両岸の道路を結んでおり幅は約2m。
 住居跡は、竪穴住居跡10軒、掘立柱跡7軒が見つかり、土師器や須恵器などのかけらも多数出土している。
 現地説明会は9月11日(土) 午前9、10、11時の3回開かれる。 妙義庁舎近くの発掘調査事務所前に集合。 (小雨決行)
[参考:2011.8.31毎日新聞、2011.9.6産経新聞、富岡市HP]

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