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済州龍潭洞 耽羅国時代の中心遺跡を発掘し多量の遺物が出土

2011年05月10日 | Weblog
 済州市は9日、海岸から約1.5km離れた場所にある龍潭2洞一帯で耽羅国時代住居跡約30基、掘立柱建物跡2基ほか焼成遺構、井戸跡、住居遺構など約100基の遺構を発掘し、多量の遺物が出土したと発表した。
[出土遺物]
■済州で作られた直立口縁土器、円形粘土帯土器、三角粘土帯土器、鉢形土器、赤褐色土器、把手付土器など
■外地産の灰青色打捺文土器、瓦質土器、軟質土器など
■磨製石斧(마제석부)、有溝石斧(유구석부)、石鑿(석착)、孤石(고석)、石棒(갈돌)、碾石(갈판)、石剣(片석검편)、石核(몸돌)、石齋(석재)
などの石器類
■紡錘車(방추차)と高杯形土器(고배형토기)(など土製品
■鉄製三脚灣入鏃(철제삼각만입촉)など鉄製品
■装身具の管玉

 今回の遺跡は、すでに調査された龍潭洞に位置した松菊里型集落遺跡の一部であるが、遺構密集度が非常に高く現れたとして、耽羅国時代の代表遺跡は済州市龍潭洞と三陽洞だが、龍潭洞は当時の中心生活地で、三陽洞は郊外と見ることができるとしている。
[参考:聯合ニュース]

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