宮崎市教委により発掘調査中の国指定史跡・生目古墳群(宮崎市跡江)で、全長33mの前方後円墳である21号墳の後円部付近に宮崎平野で最も古い5世紀初めに造られた地下式横穴墓が存在することが分かった。
石敷きの玄室から管玉や小型の臼玉計5点と土師器の高坏2点などが出土した。21号墳には他に12基の地下式横穴墓が確認されているという。
生目古墳群は、古墳時代の3世紀末から5世紀にかけて作られたおよそ50の古墳が集まり、宮崎市教委が平成10年から発掘調査を続けている。
宮崎平野で発見された地下式横穴墓は下北方古墳群(下北方町)の5世紀半ばが最も古いと考えられてきたが、これより数十年遡り、発祥とされるえびの市周辺の本県内陸部で造られ始めたのとほぼ同じ時期という。 これまで内陸部の方が、成立が古いとされていたが見直しが必要となる。
現地説明会が8日午前10時と午後2時から現地で行われた。
[参考:2011.5.5宮崎日日新聞、2011.5.9読売新聞、NHK]
石敷きの玄室から管玉や小型の臼玉計5点と土師器の高坏2点などが出土した。21号墳には他に12基の地下式横穴墓が確認されているという。
生目古墳群は、古墳時代の3世紀末から5世紀にかけて作られたおよそ50の古墳が集まり、宮崎市教委が平成10年から発掘調査を続けている。
宮崎平野で発見された地下式横穴墓は下北方古墳群(下北方町)の5世紀半ばが最も古いと考えられてきたが、これより数十年遡り、発祥とされるえびの市周辺の本県内陸部で造られ始めたのとほぼ同じ時期という。 これまで内陸部の方が、成立が古いとされていたが見直しが必要となる。
現地説明会が8日午前10時と午後2時から現地で行われた。
[参考:2011.5.5宮崎日日新聞、2011.5.9読売新聞、NHK]
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