日本登記法研究会，第２回研究大会

　本日は，日本登記法研究会の第２回研究大会。
http://www.toukihou.jp/index.html

　神田秀樹顧問（学習院大学教授）の挨拶，「商業・法人登記の未来」（小出篤学習院大学教授及び西山義裕司法書士の報告），鎌田薫顧問（早稲田大学総長）の挨拶，「所有者不明土地と登記」（吉田克己早稲田大学教授，櫻井清司法書士及び戸倉茂雄土地家屋調査士の報告），道垣内弘人顧問（東京大学教授）の総括，加藤新太郎顧問（中央大学教授）の閉会の辞，と続く豪華ラインアップ。

　平成３０年度には，「登記法学会」に移行する方向です。

　関係各位の御参加をお待ちしております。

「商業登記１００年」の記念切手

　先日，「商業登記１００年」の記念切手を篤志家の御夫妻から寄贈いただきました。

　「平成５年（１９９３年）」発行ですから，制度開始は，１８９３年（明治２６年）。

　明治２６年４月１５日，「是より先東京地方裁判所長古荘一雄より当会議所に対し、商法第十九条第二項に依り商業登記の公告を為すべき新聞紙を選定されたき旨依頼ありしが、是日栄一当会議所会頭として、依頼に応じがたき旨を回答す。」（渋沢栄一記念財団）
https://www.shibusawa.or.jp/SH/kobunchrono/ch1893.html

「旧商法（明治２３年法律第３２号）第１編第２章」時代の「商法ノ規定ニ依リ商業及ビ船舶ノ登記公告ニ関スル取扱規則」に基づく出来事ですね。