文筆家
世に どのくらいの文筆家志望の方がおられるのやら
小説家
評論家
脚本家
詩人
記者
・・・・
広い意味で 文字 あるいはそれに係わる手段での
表現を生業とする
評論家の方々にも さまざまな切り口の方が
特定のものだけということではなく できるだけ 多くの新聞を
と いうことにしていますが
某新聞が [大波乱に立ち向かう] というシリーズを
載せています
本日の論客は ジョセフ・スティグリッツ氏
(米コロンビア大学教授)
久し振りに 評論家らしい説に会えた感じがしました
最低なのは(失礼な表現ですが)
自己の感情論で 単に 非難や嘆きに終始しているパターン
一種の公器を そんな風に使って欲しくない
いつもいうことですが
そういう場を得られたチャンスを
そういう場を一度たりとも得ることも無い者のことも頭の
隅において使用し切って欲しい
まだましかな と思えるのは
とにかく 現状分析だけは一応してあるもの
(的をはずしていては論外だが)
そうして
さすがと思えるものは
鋭い分析と 対策
(モチロン 内実が肝要だが)が
プロのレベル?で添えてある
[ 危機の震源地である米国の首都ワシントンで
米国が強い発言権を持つ国際通貨基金(IMF)と米財務省
が相談して金融危機に対処するやり方は
終わりにしなければならない
危機に直面した新興国や発展途上国に対し、事情に応じた
支援を行う{世界復興基金}といった新システムを創設し、
どちらが金融安定に役立つかIMFと競わせてはどうか
日本がIMFに融資すると表明したのは大きな貢献だが
『改革を果たすまでは資金を提供しないぞ』とIMFに迫って
もよかった
複数国の通貨を束ね、安定した国際通貨の創設が必要だ
各国通貨のバスケット(かご)方式が良い
特定の国の経済情勢によって価値が左右されない利点が
ある
ウォール街の利益至上主義のビジネスを改めさせるには
商品や取引に透明性を確保する必要がある
複雑で誰も理解できない不透明さを隠れみのに
行き過ぎた「高リスク・高リターン」を求める傾向が強すぎた
金融工学を使った技術革新は、会計制度や税制などの規制の網を
どうくぐり抜けて利ざやを稼ぐかに向けられてきたからだ・・・規制は
世界的レベルで課せられるべきだ
政治・経済思想の大転換点を迎えている
共産主義が崩壊したのと同じぐらいの衝撃 だ
米政府はゼネラル・モーターズとクライスラーに資金支援
したが、これは事上の民間企業への{助成金}だ
名前を替えた保護主義であり、問題が多い
救済するのなら、自動車会社が債務を整理することを条件に
政府が乗り出すべきだ
経営陣が エコカーや低燃費車への対応が遅れた
のが命取りになったのだから、従業員には 救いの手を
差し伸べなければならない ]
概略 以上のような内容ですが
(本日の紙面を一部引用・一部省略掲載させていただきました)
紙面の分量も制限されており
インタビュー方式であるので
やや不満はありますが
シリーズの中では
一番の熱気を感じ取れる記事でした
(経歴からすると いまさら というほどの スゴイ人ではありますけれど・・・
失礼は覚悟ですが サスガ という内容だと思わざるを得ません)
日頃感じていることと 重なる点があるので
納得の文章だったのです
(いつものごとく 素人の
生意気ブログです
どうか どうか ご勘弁の程を)
午前中のこと
事務所の南向きの窓から太陽を眺めると
眩しくなくちょうど良い具合
程よい厚さの雲がステンドガラスの役を買ってでて
とても神秘的な素敵なグラデーション SHOWにウットリ
おてんとうさんを真ん中にして
周囲も不規則に点滅してるような
色合いも微妙に変化(オレンジ・グレイ・うっすらと
オーシャンブルー?など)
暫し 見惚れていました