おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

けじめ

2009-09-12 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

昨日の支部研修は 成年後見制度に関する
主に実務上の諸問題について
同業書士会員の先生に解説していただきました
実務にも詳しい講師の方で
新たな論点を注視できたり
自身 曖昧だった点を
参考本でも早速確認してみたり とても学習になりました



事情があって 実務上での後見人依頼受任等は控え
せいぜい 相談に乗る程度ですまさせていただいていまし
たが そろそろ けじめをつけ? 積極的に とは考えてい
ます(グズグズしていると 私のほうこそ
後見をお願いするような年齢に日々近づいていますので
もっとも 年齢に関係なく そのような場面がいつやってく
るのかは 神のみぞ知るということでしょうけれど)
躊躇無く行動できる状況の到来を 心待ちにしています




さて 時間がとれそうなので日本行政書士会主催の
行政法の講習を受けようかと考えております
行政書士会も これからの業務のあり方を模索し
可能なかぎりの態勢を準備するという方針
どの士業も世の急速な変化への危機感を抱いていることは
一緒です
弁護士界・司法書士会・税理士会 などなど どのような
規制改革論のなかに投げ込まれるのか 不安一杯?
政権が変わるということでの先読みの重要さと難しさに
現に 突入 というところでしょうか

どの分野でも言えることでしょうが なによりも 民意の
尊重第一 とはなるでしょう

どうなることやら まさしく 期待と不安が五分五分

我が日本は 何色に近くなるのでしょう

                       
さてと 怠けていないで 行動 行動






あまりにも・・・不可解

2009-09-12 | ■ 業 務 エ ッ セ イ

今朝は 正直なところ やや 落ち込み加減
とまでは言いませんが・・・

新司法試験 合格率のニュース 
28パーセントくらいということ 
3.5人に一人
私が受験した
旧司法試験は 対出願者合格率 0.65パーセント
200人に一人

マッタク同じ資格 を得るための 二制度の間の較差

なにをか言わんや という気分

この数字では 死ぬほどの努力をしたであろう
主に司法試験改革前の合格者の方から

“合格は合格だけど 同じ基準では見て欲しくない”
という叫び声が起こるのも無理はない

部内でさえ 矛盾点の解消を図るべきとの要請で
荒れています  
法科大学院制度 いずれというか 
速やかに どうにかすべき


多くを語る心境ではないので この事情を知りたい方や
数字だけで判断するのはオカシイと思われる方は
私のブログ 2009年2月3日をご覧ください

関係記事があります

本年の試験 またしても返り討ちにあいましたが
成果もありました 
ある科目(私の仕事に密接に関係する科目)は 全受験者中
最高ランクに入ってました
とてもうれしく 励みになります

またしても 私の受け得る試験制度が直ぐに変更になります
でもめげません
受験できるだけシアワセ 
生活の糧に追われ 受験を中断せざるを得なかったり 
本を開く時間がとれない状況から ようやくの脱出  

私の受験は 実はこれからなんです
うれしくて シアワセで 泣ける気分

行政書士という仕事に専業でき
ホトンド事務所詰め
合間に 好きなときに 学習できます

私奴は 本当に単純
少しだけ落ち込んでいたと思ったら もうケロッとしてます

自分の目標は 
    日本一しつこい完全独学受験生たること

旧司法試験は 大学を終えてなくとも 一次試験をとれば
受験できました 私はその制度を利用した(とても
手ごたえがありましたが)のですが
今度の 予備試験は 受験資格不問となりそうです
 備試験合格 即 司法試験合格ではありません
法科大学卒生さんと 同じ資格で 本番司法試験を受験
できる資格をとる試験ということ
でも メゲマセン 
貧乏には幼少の頃から慣れてますし?
知識のハンディなんぞ
最初の最初からでしたから

文章をある程度理解できるのなら 法学部の授業を一歩
一歩追いかけることは可能だと信じています

でも 夢のまた夢ですが 受験に成功しても 仕事は
行政書士主体であるような気がします
なぜって オモシロい といってはなんですが 
興味がつきない

分野が広くて ある意味深くて 
ケッコウ行動的でいろい方と会えて いろいろな
知識と格闘して 
楽しい

弁護士事務所に5年ほどいましたが
想像以上に地味なんですよ
民事専門の方だと 裁判所往復の日々がほとんど
根を詰めた対文書作業が主

刑事専門の方だと 嘆願書作りの減刑運動が主だったり
これまた拘置所とか 裁判所の往復のような・・・
活動範囲は 意外と狭いという感じを持っていました


とにかく 法関係の職業なら どの立場にいようが 
自己研鑽に励み(優等生のような発言になってますが 
実際 そうせねば生活していけません) 時代に後れない
よう歩き続けるだけかなとも思います


というわけで いろいろシャベリましたが
好きな行政書士業務を 本日もやらせていただきます



北海道の室蘭の弁護士事務所で 恩師の先生の
仕事に微力ながら関わらしていただいていました
誠実そのものの方で 報酬も低く(私などは “先生人が
好すぎる”と いつも思っていました)庶民の理解者

一日も早く目標を達成し 先生にお会いしようなんぞと
考えている矢先 亡くなってしまわれました
仕事中に倒れ 先生らしい最期ともいえます

恩師も 独学でした 大学は たしか文学部でしたから



先生 今日は がんばります
怠けてばかりで スミマセン

今晩は 成年後見に関する支部の研修会を行なうことに
なっており 業務部長として また 一研修生として
参加させていただきます