おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

久し振りに落語のこと

2009-09-14 | ▽ タワイモナイようなお話も あるけれど

世の中不景気
私の業務依頼も 最近とみに単発的
で 時間がとれてありがたい(我家の大蔵大臣には
もうしわけないけれど
内緒の話   補正予算が必要?な状況かな)

さて 私のホーム・ページに集合してくれた
落語部門
ベスト5の方々

共通点は何処かな と 私なりに考えました

ひとことで表すと
    さりげない潔さ 
かな

媚びない
こだわらない(芸については 別だが)
飄々と
潔く さりげなく
わが道を行く

例えば 高座を終え 席亭さんが10枚銭をならべたとき
“じゃ 3枚頂いていくよ また 願います”
なんぞ と 気負い無く ありがとさんの言葉を置いて
裏通りの提灯酒をあおって 厳寒の明け方まで
犬の遠吠えを聞きながら
今晩の高座のあれこれを 天井をにらみながら煎餅布団の
なかで その噺の一仕草をくりかえし考えるような・・・

あくる日 晩になると 
そんな呻吟の気配などおくびにも出さず
のっそりと うすぐらい高座に現れ 疎らの客を前に
真剣勝負の芸を
ぶつような・・・・

五代目古今亭志ん生

八代目三笑亭可楽

六代目三遊亭円生

三代目桂三木助
  
当代の 小三治


なんだか 共通点はそのあたりにあったかな とも
思えるのです(まったくの 独断的 想像論です
あしからず)
好き好きでというわけで 偶像崇拝じゃないけど 
身贔屓を重ねてしまっていますが(ごめんなさい)


前にも記したことですが 世で 名人・人間国宝級とかなん
とか言われている方の中で 
どこがいいんだろう と
自分の基準では首をかしげてしまいそうな方もおられるので
まったく 好き好きなんだなー と 思ってしまいます




結局 芸も なにもかも 
最後は その人の生き様が 滲み出る
と私は 独断的に思っています
多分 その芸人さんの
その人の 生き様が好きなんです
落語に限らず
役者さん
文士さん
歌い手さん
演奏家さん
写真家さん
映画監督さん
スポーツの世界も
生業の場でも
サマザマな生き場所での 生き様



笑われないような生き様を目指してはいますが
なかなか 思うように行きません

今のところ 43点ぐらい?かな・・・(甘い採点)
採点基準は 我流


今日は時間がとれ 久し振りに本の整理を少々しました
湿度が低いとき おてんとうさんにも 逢わせてやりたく
思っています