おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

初回理事会有能アピールプライド合戦

2019-02-28 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

 

(自身の業務姿勢というのは さほど 変わらないのでは

と 思っている

ということで 同様なことを 繰り返し 記しているようなことにも なるのですが・・・)

 

 

法や規約をもろにブッツケ合って

主張し合うことも止む無し ということも ありましょうが 

そのような基準に頼るだけでは 物事の進みは鈍すぎることとなるし

争いごとになってしまうことも


その後 真の収拾までには なかなか辿り着けず・・・



人間界には 感情のシコリという大きな壁が立ちはだかることが

けっこう 多い

 


案件そのものの精算が済んで 清算がつき これで成算の可能性大

となっても

最後の壁は それまでの行きがかり上の言動による 気持ちのモツレの始末

これが シンドイ

 

われわれ士業者も立ち入れない? 隙間ができてしまい

できれば 全面的仲介整理 といきたいが

なかなか 困難



発言者同士の気持ちが どうにも・・互いに収まらない

という厄介なものですので 



 

感情もつれ分野での橋渡し役は可能業務ではあります

当たって砕けろ式の設定の出会いのほうが 

用意周到の法や規約類を前面出しの解決方法より

とても効果的だったりします


 

いつも思うこと

どうして 穏やかな第一声をきっかけにできないのだろう

率直な意見もけっこうですが 伝えたい内容は同じものでも 

要は 話し方と タイミング


マンションの理事会などで いつのまにか アレヨ アレヨ

という間に 派閥などできたり 特定理事さんが孤立無援状態になってしまっていたり

そうなると なにかにつけて 反対 とにかく 反対 ということになっていたり・・・

 

 

人は まったくのところ 感情の生きもの


主張を最初から100%ブッツケあわないで

静かなアイサツからスタートしていれば 早期の手打ちの場の情況も

出現 ということだったかもしれないのに・・・今となっては もう

 

そんな折に 理事会訪問の依頼があったりすることもあります



人生観 広く生い立ち 県民性 などなどが要因 なのか ?

人と人との行き違い

なかなか 思い通りにはいかないこと多し



芸がない会合だな と思うこと 大いにありますね

最初から 向かいテーブルに双方一列に並び

なおかつ その平行テーブルの間隔5メートル以上

なんてものが

それでは 最初から ディベート会場みたいで・・戦場そのもので

芸がなさすぎるなーと感じてしまう

(正直なところ 外部の者が 机の配置までに注文をいれるのは

 できにくいことですね) 

基本は なにごとも誠心誠意が大事

それは誰もが言う当然のことですが 雰囲気作りも必要

と つくづく思うのです


 

顧問として 会議に同席させていただくと おおよそ その組織の現状を垣間見ることが

できます



真意を すこしでも多く聞いてもらうことの難しさ身に沁みています



 

マンションの理事会とかでの 役員同士のプライド合戦

職歴だの 職位のことだの 学歴のことだの 

出身大学の それとなくならまだしも ミエミエの自慢話だとか・・・

圧倒的に 男性特有 ? の問題


定年後の悠々自適生活なら もう少し 心のゆとり 大人のゆとり が

あってもいいのでは と 思ってしまうのですが

概して 女性にはあまりみられない場面での 人格のミミッチサ が 見え隠れして

情けなくなるときがあります


マンション住人から受任の理事という立場の任務があるのに・・・

 

言動に出ますね その人格のサイズが

 

 


 

 

みなさんの 職場 マンション生活の場での会議のあり方は いかがですか

 

妙なプライド合戦 は ありませんか

 

モチロン 自身も しっかりと気をつけなきゃ と 思っております

 

妙なことを クドクドと言っていたりしていないように・・・

自身を注視しつつ ですね

 

 

 

私は 会話は大好きなほうです

職業上の会議でも 有意義であることはモチロンとして

自然で 楽しいほうが当然好ましいものなのですが

そのような会合には なかなか めぐりあえません
(ごめんなさい 贅沢なことですね)

 

とにもかくにも 仕事上の会合では 依頼者の正当な利益のため

モチロン がんばります・・・

実効的で しかも共同の利益に貢献する 

自然な調子のリズムに乗る会議を目指しながら

 

というようなことで

依頼のあるマンション理事会の修復 活性化に 力を尽くさせて

もらう所存です

 

本日も マニアックそのものという話題で オソレイリマス               

        

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後見人になるとして・・

2019-02-28 | マンション〔法 令・判 例〕

 

 

国のコメントに マンション住民さんへの管理運営アドバイス担当資格者として 

「行政書士」

も 登場します

 

私の場合は

マンション管理士として あるいは 行政書士として

マンション住民さんの中へ 第三者管理者として

係わらせていただくには 

できる限り ワンストップで 物事に対処できるように

しておくこととしよう ということで

住民さんの高齢化のこともあり

いろいろと 学習すべきこと多し です

超専門的(でもないかな)? なことであっても プロであれば 

知識として持っているに

こしたことはないでしょうから

 

 

 

統合失調症により心神喪失の奥さんに対して夫が

離婚訴訟を という場合
 

特別代理人による手段ではなく後見人制度を使うべき

とされているはず



その訴訟限りの いわば臨時の法定代理人ともいえる特別代理人制度では 

被告とされる奥さんの保護に不十分だし

広い意味の監護を任務とする者に 訴訟をまかせるべきだし

離婚訴訟は もともと代理に親しまないこと が その理由として

挙げられています


つまり
 

後見人さんは
 

訴訟担当

も 務めの一場面になり得るのです

(安易に? 後見人を引き受けさせてもらうなんぞ

とても 決断できそうもないことを再確認

とにかく 重責ある役目 ではあります)



以前にも このあたりのこと いろいろ 考えて記していたことが

あったような・・・

そんなこんなあたりを確認していると

≪・・・不在者に裁判を起こす場合は・・・?

不在者って  
住んでいたところに帰ってきそうもない人

で 

裁判を起こしたいときには

そうか・・・公示送達の方法でもいいんだナ・・・?

アレ 不在者の財産管理人は訴訟上も法定代理人に・・ナレルンダナ・・? 

硬いこと言うと

民法上の特別代理人だから訴訟上も法定代理人になれる者の仲間に 

不在者の財産管理人だって入れていたはず(民法の25~29条)だったな?

代理人がいるからって本人には不可というわけじゃないんだろうから 

公示送達で本人にブツケルのも可だし

不在者財産管理人の方へ ・・? という場合も

訴訟の種類によってはあり得るンだな?・・どうなのだろう


併用はマズイとしても どちらか優先的に選択しなければならない?

?というわけでは・・・

あーあ また確認作業に時間をとられるハメになりもうした ≫



なんぞと 次から次と とりあえず を超えて

脇道っぽい ところへ ノソノソと 入っていってしまう癖が出て

余計な作業がフツフツと湧き上がり

( これも 曖昧な知識と 力不足のなせるわざ )


とにかく ブツブツ言っていないで

確かな知識を 掴まなきゃ

 

 

ということで 2月 如月の 最終日です

 

それにしても 高齢化に限らず 多くの人が住むマンション

相談も 対応も ナンデモアリ くらいの構えをとっていないことには

外部専門家としての第三者管理者の役目 務まりそうもありません

 

でも 挑戦 さらに 挑戦です

 

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商い(事業)の形

2019-02-28 | (特定)行政書士 〔法 人〕

 

 

 

以前にも 記したことがあるのですが

最近にもあった質問 なので

ほぼ そのまま 載せてみます

 


“ 外国の方との共同出資で チョットした事業をしたいのですが

LLCLLPいうのを耳にするんですけど これって

株式会社とかと どう違っているのでしょう

私みたいな立場の者は どんな形がピッタリなんでしょうネ ”

 


株式会社だと 要するに 議決権や利益の関係の基本は

 


出資額が すべてを仕切る ようなことに 結果的になる


お金がないけどノウハウなら 

ノウハウがなくても 出資ならなんとか

という企業人が多少自由に しかも 個性を出し合いながら

団結する仕組みには どちらかと言うと向かない
 


種類株式で そのあたりのことを補うこともあるが

大げさすぎる? ような気がするし もうすこし簡易に まずは個性をも

だしやすい仕組みがいい


とすると LLC(合同会社)やLLP(有限責任事業組合)の説明もさせてもらう

ことになりそう



《 もっとも 他には 個人企業・民法上の組合・商法の匿名組合・

特別法による投資事業有限責任組合などもあるし

この場面ではお勧めできないが 稼いだ利益を分配することに

あまりニーズがない場合には 一般社団法人・一般財団法人 という

ことさえあるし 

各種の協同組合組織(中小企業協同組合法によるものと

農協・生協など特別法によるものがあるが)

保険事業をするには相互会社(保険業法の定めによる・・会社とはなっているが

正確には中間法人的なもの)の形もあるし


最近よく聞く 信託という仕組み(信託法による)もあって 会社や

組合と同じような形として利用できそうになっていることも 一応話題になることもある


もちろん 会社法で合同会社(LLC)の他に株式会社・合名会社・合資会社も控えている

が・・ 》

とにかく 商い(事業)の形は サ マ ザ マ





というようなことで

いろいろ話をするうちにたどり着くところは

“ そのLLCLLPて どこがどうちがうんですか? ”



★ LLP要するに 組合 

  構成員全員が有限責任

  構成員間の契約自由

  組合だから私法上の法人格はない


☆ LLCは要するに 会社

  だから社員と呼ぶことになって社員全員の有限責任

  会社組織だから定款が登場して定款で自治
  
    会社だから法人格がある
  

“いざというとき有限責任って取り立ての範囲が区切ってあって

身ぐるみはがれることはないってことですよね ?

それじゃ 全員有限責任で ある程度自由自治があって ということだと 

ホトンド 同じじゃないんですか? どこが違っていて  と  の違いなの?”


最大のポイントは 税の関係あたり
 

日本では 私法上の法人格の有り無しと 法人課税がされるか

どうかが関連して判断される

どうしても所得税の累進課税と 法人税の税率が一定の扱いの差が気になる

企業を立ち上げて初めの頃の損失が多そうなベンチャーだと

組合の仕組みなどを利用することで組合の損失を組合員の所得と相殺

できそうなことになりそう・・個人課税だとできそうだけど法人課税だと 

こうはいかないことになりそう

(でも 税務署も さまざまな方向から眺めているからネ)・・・

ということあたりで 結論めいたことを言わないといけなくなり

要するに LLCLLPの大きな違いの一つは

会社課税か 組合員個人課税か というところあたり

裏話?では 合同会社のみでもOKともいえそうなのに

なんでLLPまで登場したかというと LLCで個人課税をという

流れがあったのだけれど膨大な監視費用がかかりそうであって

つまるところ法人格のある合同会社(LLC)に構成員課税はまずいだろう
 
ということで 個人課税を可能にする形としてLLP誕生

となったらしい?・・

というようなお話まですることもあったりで・・・

ナントナク “よーし その形で 商売をします”

という声をきかせてもらって ひとまず会談終了 と 流れて行ったりする・・・








それにしても 人生どんな場面でも 選択肢が多いということは

いいような ある意味 都合が悪いような・・・

株式会社のことの話は省きましたが 役員体制などどんなふうにするかを考えると 

株式会社だけでも ビックリするほどの形があるのですからね・・・

選ぶのも 楽しいやら? 苦しいやら



企業なんてあり得ない と 今は 思っている方でも

いつ どんな ハズミで あるいは事情で ? 商売でも始めよう 

夢想しないとも限りません(やむを得ず事業開始に進むかも)から・・

人生100年時代に突入ともなって

もしかすると今までよりも多くの場面で

誰にでも 一応 あり得る噺 とも言えそうなこと?です?から



ということで 本日は 仕事の仕組みの形 に関するおはなしでした

 

 

 

当地は 春が グングンと近づいてきてくれているのを感じますが

みなさまのところは いかがですか・・・

 

 

 

(いつものことですが 法律論に関しては概要を記しただけです
どうぞ ご容赦をお願い申し上げます)

                       
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