区分所有法 は 民法の特別法
後者の大要をそれなりに身につけさえすれば
マンション管理運営コンサルタント
オーケー
と言い得るほど
プロとして報酬をいただけるようになるためのマンション関係知識習得
甘いものではありません
間違いを 間違いと気付かずに 平気の平左で過ごしていた
などという 冒険 ? をしてしまっていた 経験があり
そのことを知ったときの自己嫌悪感 を 忘れることはできないでいます
さいわい 実務で その誤りを犯さずに済んでいたことを 心から感謝したのでした
国家試験合格者でなくても
「マンション管理士」という名称を用いさえしなければ
というような注意点は諸々ありますが
コンサルタントを業とすることは できます
マンション管理適正化法その他 強行法違反は避けなければ
ならないこと 職分を守って は 当然として
マンション管理コンサルタントという市場で競合する同士
なぜか ことさらに 国家試験合格者ナンボノモンジャイ
と声高に巷に御布令を発する輩がおられるようです が・・・
よほどの根拠があったのだろうか・・・と
残念に思うことがあります(非難されても仕方がないような所行を現実にしてしまっている者への
批判・非難ならば
やむを得ないこともあるでしょうが・・・)
潔く 各々のスキームの質量のことを基にした 実のある正当なコンサルタントの成果の優劣を言うなら
まだしも
確かな根拠なく 侮辱的に敵意の言をあまり露骨に表するのは いかがなものかと 思ってしまう
のです
自身も 他資格業者さん 国家試験資格有無にかかわらずのコンサルタントさん
同じ資格を持つ同業者さん などへの
配慮無き 根拠無き批判・非難は 充分注意しなければならないことだと 意識しております
依頼者の 自己判断による 選択 自由 というような壁があり
他者への評価に関すること 干渉は 当然 控えざるを得ない
営業妨害 なんぞの誤解を生んでは 問題をこじらせるだけ
だと思うので・・・
が・・・
妙に 寂しい 場合がある
あきらかに間違った説明など あってはならない
プロとしては 当然のことなのだが
某所で 知ったことですが
徒な批判・非難ではないので 記すこととします
一般的な法知識からしても さほど 誤ることのない範囲であろうと思われる
のですが・・・
「 住人の責任は マンション管理組合自体の責任と つまるところ
運命共同体
なので
後者の消滅とともに 前者の責任も消滅 」
なんぞと そのような場面での個々の住人(正確には 区分所有者)の責任に関して
曖昧な説明をしているような いわゆる プロ が いる・・・らしい
要するに
・管理組合
・管理組合構成員としての個々の区分所有者
・管理者
・管理組合法人 と 組合員
における 責任のあり方 あたりのことです
状況の細部を省かせていただきますが
具体的に例を挙げると
≪管理不全マンションが まともな大修繕など一度も経験しない状態で
建物管理に意を尽くさず
外壁の落下で
通行人に重症を負わせてしまった≫
法的な条項として
まず 民法717条(工作物の瑕疵による責任)が登場 不法行為の場面
区分所有法 19条も登場
法的な構成に完璧な一義的な理解で統一されていない部分があろうと無かろうと
外壁という共用部分の設置・保存の瑕疵による責任なので
管理組合(区分所有者全員)の責任が発生し
例え 管理組合消滅状態 になったとしても
住人であった者が負っていた債務が いわば連動して消滅
ということでは モチロン ありません
(もっとも 管理組合自身の責任 や 清算終了時までは存続と
いうような 他の論点 これらも 詳細に言うといろいろありますが・・)
これらの理の基本は 法人化していようがいまいが 同様
離散したとしても 旧管理組合構成員が 各人の責任の範囲で
未済部分があれば 背負い続けることになります
たとえ ラストシーンあたりで 行政といわれるものが
仕方がなく 建物取壊しの役を代わりにすることとなった
としても その費用の負担も背負うこと 当然のこととなります
コンサルタントに マンション法令のことはあまり重要ではなく
要は いかに 管理費用を安くするか いかに高く売れる部屋にするか とかいうような
実利に密着する知識でなければ プロの知識としての価値はナイも同然
と言うような 我こそ本物のプロという自称コンサルタントさんもいるようですが
法令も大事であることを否定することはできません
いわゆる 管理不全・限界マンションと表現されるマンション
に おおよそ共通して読み取れる 住人から感じるキーワード的な感覚
それは
【人というもの 多数集合の中にいると
己の責任さえ その集合というものに いつか埋もれさせてしまっている向きがあり
各個に明確に存する持続して為すべきことさえをも
なぜか 意識しづらくさせてしまう 曖昧にしてしまう 傾向がある 】
数の多さというものが 1という数字を駆逐する とでもいう如く
自己自身1として 多数を構成して関与・参加しているのだ
ということを おぼろにさせていってしまう・・・
マンションというものには
<共>という言葉が
頻出しますが
<個>というそれ も
運命共同体とでもいう立場で
まず どんなときも
くっついています
最後の最後まで
そのあたりの説明を 基本的なところで 誤ることは
自称コンサルタントであろうがなかろうが
公認 ? コンサルタントであろうがなかろうが
おおいにマズイことになります
資格試験合格者ゆえ法令面はすくなくとも万全などとも
言えないこと それは そのとおりでありますが・・・
自身も おおいに気をつけなくてはならないこと 当然のことですが
仕事の競合者に関してのあるべき姿に絡めてのことと
マンションに住む者の責任のことでそのような誤解が あってはいけない
ということを記させていただきました
マンションでの住生活のあり方の追究のため
マンション住人の真の利益の追求のため
正々堂々と 競合者との切磋琢磨レースに 挑んでいきたいと 考えております
真のマンションコンサルタントに一歩でも近づけることを祈りながら
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