マンション管理士試験 と 管理業務主任者試験 とは
さほどの違いは無い という記事を眼にすることもあるのですが
ホントウニソウダロウカ ?
と その都度 思ってしまいます
総合的に眺めてみていただければ 一目瞭然ともいえるほど 差異があると思われます
両試験とも 50 問 試験時間は 2 時間
このことが妥当 なのか ? と思えるほど 問題内容には差異があると考えられます
出題の 文字量 の差
変な表現でスミマセン
長文問題が 即 難解問 ということではありませんが それにしても その面でも
両試験には そうとうな差があるように思えます
管理業務主任者試験には合格済みで 5点免除 の有利さがあるのだが そうとうに長い間
もう一つのほうの目的を達成できないでいる方が多い
問題の範囲や各々の個数などの情報としては
マンション管理適正化法から 5 問 というのは両試験そのとおりで
それを除外して記してみると
「区分所有法によると」「民法・区分所有法・判例によると」「区分所有法・標準管理規約によると」
・・・など
というものらもあり得
シンプルに 区分所有法 ○○問 とスッキリとは分類できないものが多いので
相談の際には おおよそ 次のように案内させていただいています
: マンション管理士試験
区分所有法:標準管理規約:民法その他 ≒ 6 : 4 : 3 という感じで→法令約 25 問
と
会計・標準管理委託契約の約4問と建築・設備系総合範囲→ 約 20 問
: 管理業務主任者試験
区分所有法:標準管理規約:民法その他 ≒ 3 : 5 : 5 という感じで→法令約 25 問
と
標準管理委託契約・会計の約7問と建築・設備系総合範囲→ 約 20 問
端的に言うと
管理業務主任者試験は
それぞれの定義・基本的事項の解釈にホボ近づける理解力を保持できているならば解答対応可
という内容の出題が多い
が
マンション管理士試験は
それぞれの定義・基本的事項の解釈は整理されているレベルで 事務処理力を駆使し得 同時に
2,3の論点の絡みにもさほど動揺しない応用力をも試す という内容の出題も多い
というあたりの感を 自身は覚えます
公開されているので 今年度の問題をリンクさせていただきます
たとえば 区分所有法関係 の一部だけでも
見比べてみてください
https://www.mankan.org/pdf/R2_shiken.pdf
http://www.kanrikyo.or.jp/kanri/shiken_r02/pdf/mondai_021.pdf
過去問は充分に解ける というレベルに落ち着いていても合格に近づけるものか否か
ジックリと検討してみることも タイセツ と思われます
マンション管理士合格には なにが必要とされるのか ?
例えば 本年度は69条あたりが問われたりしましたが 68条の法意はどのようなことなのか
〔規約の設定の特例〕 キチンと整理されていますか ?
どこがどのように特例 なのか ? 理解への挑戦をしてありますか ?
何度か記していることですが ≪団地≫ の章への挑戦を そもそも 捨てているという姿勢
では 合格は無理 と ハッキリと言わざるを得ません
その一点獲得のために その一点周辺にどれほどの受験生が密集格闘していることか・・・
試験とは そんなようなものだ と 経験上 ツクヅク 思わされもするのです
〔イヤなことを言ってしまっていて 自身も チョットばかり イヤな感をモロに覚えて
しまっていますが・・・〕
当地は とても寒い日が続いています
巷の気配 どこも なんとも重苦しいのですが・・・
どうぞ お元気で