今日は出張で大阪。
新幹線に飛び乗り新大阪、そして堂島へ。
大好きな「インデアンカレー」に向かいつつ、ドウチカ(堂島地下街)を歩いていると、インデアンカレーの対面にカレーうどんの店が新規オープン。
多くのファンを持つ名門店「インデアンカレー」の前に同じカテゴリーの店を開くとはなかなかの度胸です。
価格もワンコインと安く、思わず足が向くものの、やはり恒例のスパゲティカレーに決定。
この店は、カレーの老舗でドロッとしたルーが特徴。
ちょっぴり辛目のコクありカレーです。
わたしの大好物は、ここのスパゲティカレー。
少し炒めた小学校給食風のパスタにルーがかかっており、その上に5~6個のグリーンピース。
これにキャベツの酢の物が付いて750円(大盛は「スパ大」と発注します)。
スプーンとフォークで食します。
店内はカウンターのみ。
このB級グルメ感がたまりません。
大阪の街は「食い倒れ」。
この店を訪れるロコ(地元民)も、コダワリがあります。
「ルーダブル(ルーが2倍)」、「ピクルスダブル(キャベツ2倍)」、「黄身抜き(生玉子カレーで黄身を抜いたもの)」「ゴハン少なめ」などなどの注文。
それも二人に一人ぐらいの人が付加注文をされます。
そして、この店の対面にオープンした低価格を売りとしたカレーうどん店。
インデアンカレーに対抗するためには、様々な壁を乗り越えなければなりません。
中小企業診断士としてこの店を診断するとすれば、やはりメインは客の回転率の向上。
吉野家ではありませんが、基本は早い、うまい、安い。そして、話題性の創出にあると思います。
大阪は、食に対して本当に厳しく、同じような店でも大行列ができる店と、正午過ぎでも閑古鳥が鳴いている店と二極化します。
よそ者の私としては、よく分からないところもありますが、コダワリを持つ大阪B級グルメの目は決して誤魔化せないのです。
多少急いでいてもガラガラの店には入らず、行列に並んだりします。
そんな人たちが大阪の食を発展させているのだと思った寒風吹きすさぶ1日でした。