週末、元赤坂の迎賓館に行ってきました。
迎賓館赤坂離宮・・・国宝です。



内閣府が行っている迎賓館の一般公開。
ネットで予約し、見学することが出来ます。
京都御所も一般公開されるとのことで、こちらも行ってみたいものです。



JR四谷駅から徒歩5分。
けっこう、たくさんの人が来場。



迎賓館の建物は、東宮御所として1909年(明治42年)に建設されました。
坂の上の雲を目指す大日本帝国が、国の威信をかけて建築したネオ・バロック式のアーキテクチャです。



鹿鳴館や岩崎邸などを設計したジョサイア・コンドルの愛弟子にあたる宮廷建築家・片山東熊の設計により、元紀州藩の屋敷跡に建てられました。
関東大震災、東日本大震災でもビクともしなかった建物・・・すごい建築技術です。



迎賓館の正面玄関から・・・。

菊のご紋章が美しいです。


館内の各所には、ボランティアのガイドさんが配置されています。
音声ガイドも設置されています。


ガイドさんの話では、今の価格で5000億円はかかるだろうとのこと。
たとえ、お金が出せても、建築資材や調度類などは集まらないだろうとのことでした。



館内は撮影禁止。
迎賓館で購入した絵葉書です。
本物は、もっと豪華で煌びやかです。

彩鸞の間(さいらんのま)、花鳥の間(かちょうのま)、朝日の間(あさひのま)などに入ることが出来ます。
各部屋には、G7やサミットの様子などの写真が展示されています。
懐かしい総理大臣の姿や各国の要人、VIPが・・・。




バックヤードには、噴水。
こちらも国宝だそうです。
どこか気品のある噴水に魅了されました・・・。



ありがたいことに、移動式のカフェ。
のどがカラカラ・・・アイスコーヒーをいただきました。
迎賓館で飲む珈琲・・・ちょっとゴージャスです。

突然、おばさま軍団が隣に・・・。
いろいろ話しかけられました・・・。
「総理大臣にならないと、ここには来れないのにねえ」
「トランプ大統領も、来るのかなあ」
「今度は、ここに宿泊したいわね」
???



見学するためには、事前にネット予約が必要です。
また、入口では、空港なみのチェックがあり、金属類やペットボトル等は検査されます。
入場料は、大人1000円。
(この数倍とっていいような気もしますが・・・)

ちょっとVIPの気分、ゴージャスな気持ちになれる赤坂の迎賓館でした。