能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

新しい公共空間のつくりかた キーワードは実践、行動、リアリズム 馬場正尊+OpenAの提言

2016年05月16日 | 本と雑誌

世の中には、ソーシャルな課題を解決するために、行動を起こす若き実践者がたくさんいます。

そんな人たちを見ていると、資本主義社会の次にあるものを垣間見ることができます。

ニコタマの蔦屋家電で購入した一冊。

新しい公共空間のつくりかた

馬場正尊+OpenA著  学芸出版社刊  1800円+税

 

著者は、建築家、東北芸術工科大学准教授。

6名の実践者を取り上げ、その新しい取り組みを紹介していきます。

その人たちの特徴・・・

 

甘い夢を見ないリアリストによる行動

自分が欲するものから率直に始める

現状の枠組みの上に小さな変革を起こす

 

キーワードは、実践、行動、リアリズム・・・。

机上のアイデアだけでは、何も変わらないことです。

 

目次

新しいパプリックをデザインするために 馬場正尊

Chapter1 行政に頼らず、まちを経営する 木下斉(早稲田商店会)

Chapter2 子どももまちも豊かにする保育園 松本理寿輝(まちの保育園)

Chapter3 新しい関係性をつくるプロジェクトデザイン 古田秘馬(丸の内朝大学・六本木農園)

Chapter4 気持ちを投資する21世紀の資本主義 小松真美(ミュージックセキュリティーズ)

Chapter5 自由を形に変えるクリエイティブファーム 田中陽明(Co-lab

Chapter6 行政は最大のサービス産業である 樋渡武雄市長

 

著者は、これからの時代のパブリックデザインには7つのキーワードがある述べます。

 

コンセプト・・・求心力

マネジメント・・・経営

オペレーション・・・運営

コンセンサス・・・合意形成

プランニング・・・企画設計

マネタイズ・・・収益化

プロモーション・・・情報発信

 

MBAのプログラム、カリキュラムとは少し違う点に、「パブリック」の持つ特性が出ています。

 

ソーシャルな視点満載の同書からは、インスパイアされます。

特に、若い人たちに読んでいただきたい一冊です。


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東京・砧公園は夏モード・・・深い緑、美しい花々にココロ癒されました 森林浴の出来る公園です

2016年05月16日 | まち歩き

東京にも、こんなに緑があったんだ!

初夏の快晴・・・


セカオワの「RPG」を口ずさみながら、お散歩です。

空は青~く澄み渡り、海を目指して歩~く・・・


週末の世田谷美術館を出たのち、砧(きぬた)公園を散策・・・。

世田谷区にある都立砧公園・・・本当に森林浴が出来ます。

その中に、お花畑・・・・。

まぶしいくらいに、美しい花々です!

 

この砧公園・・・東京都が管理しています。


「東京砂漠」と言われていますが、

この砧公園、駒沢オリンピック公園、明治神宮、皇居など、思う以上の緑が、

このメトロポリスTOKYOを輝きのあるものにしています。


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