土曜日の午後、ふとテレビをつけると、カープの試合の中継。
ちょっとビックリ!
「みんなでがんばろう カーププレイバック 2019年5月15日 奇跡の逆転&サヨナラ」の字幕が入っています。
広島テレビ(日本テレビ系列)の粋な取り組みです。
去年の5月15日、マツダスタジアムで開催されたヤクルト戦を1試合まるごと3時間にわたりオンエアしました。
ダイジェスト版ではなく、試合を1回表から10回裏まで、まるごとオンエア。
ディレクターズカットというやつですね。
BSでは読売の過去の試合を放送しているようですが、地上波でのまるごとオンエアは珍しいと思います。
コロナショックで広告費がなくなりテレビスポットも入らず番宣がやたら多い昨今のテレビ・・・でもカープ戦ならクライアントも付きます。
そして、何よりも、新型コロナウイルのために開幕が延び延びになり、コロナ疲れしているカープファンへの素敵なプレゼントになりました。
広テレさん、ありがとう!
広島の街が、ちょっと明るくなったのではないでしょうか。
この試合、カープが5点差をひっくり返し、延長10回裏、逆転&サヨナラ勝ちした試合。
カープの去年のベストゲームの一つです。
エース大瀬良が打たれ、7-2。
しかも嫌な点の取られ方。
今年のヤクルト、投手陣、打撃陣ともに、なんとなくカープのチームの雰囲気にそっくり。
8回表が終わって5点差・・・ヤクルトリード。
が、最終回9回裏、ドラマが待っていました。
打線がつながり一挙に4点。
同点に追いつきました。
これだけで大満足!
8回裏 鈴木選手ソロホームラン
「打ったのはストレート。自分のスイングでしっかり捉えることが出来ました。」
9回裏 鈴木選手タイムリーヒット
「打ったのはストレート。後ろに繋ぐ気持ちで何とか食らいついていきました。」
9回裏 磯村選手タイムリーヒット
「チャンスだったのでとにかく積極的に打ちにいきました。」
さらに、カープ劇場は続きます。
延長10回裏、誠也の打席。
なんと、この試合2本目のホームラン!
逆転サヨナラ2ランホームランです。
サイコーで~す!
まさに誠也デイでした。
誠也、この時点で三冠王・・・打率、打点、本塁打トップです(鈴木誠也は2019年首位打者を獲得)。
来週の土曜日の午後には、同じ広テレで去年実施した読売戦をオンエアするそうです。
がんばれ、カープ