今年最大の話題であるオープンAI社のChaiGPTのリリース。
仕事のやり方に変化を及ぼしました。
今までPCのディスプレイを見ながら自分のアタマで考えていたワークフローをサポートする生成AI。
タイポ、コスパを向上させてくれました。
ただ、個人的に思うのが、ChaiGPTは、一般論の世界。
プロンプトやチャットについて研究を深めれば、AIのポテンシャルを引き出し、もっとパフォーマンスを高めることが出来ると思うのですが、まだまだ人間優位かなとも思っています。
日経ビジネス誌2023.11.27号の特集「同僚は生成AI 破壊者か期待のエースか?」。
まさに旬のテーマです。
Contents
Part1 相次ぐ盗用に解雇 問われる人間の役割
Part2 シンギュラリティ・サバイバル 先進企業は既に転換 生成AIありきの経営
Part3 シリコンバレー最前線 3大トレンドが告げる生成AI大競争時代
Part4 新興勢が爆速成長 生成AIの旗手25選
この特集では、福井県の東尋坊で自殺を予防する活動をされている元警察官のコメントから始まります。
美大生の女性が、生成AIが創り出す作品を見て将来を絶望し、東尋坊を訪れたという事実が複数発生。
AIが起因して自殺願望が起こるというのは、当然ながら過去にはなかったとのこと。
そういえば、AIの創り出す作成は実にカラフルで幻想的・・・とても魅力的です。
今年、米国ハリウッドで起こった映画関係者のストライキも、生成AIの導入、活用が理由の一つになっています。
実際に、脚本家や俳優、イラストレーター、コピーライター、声優、記者などの仕事が生成AIに奪われているそうです。
企業も生成AIシフトが進んでいます。
大和証券、サイバーエージェント、第一生命、住友商事などの五大商社などの事例が紹介されています。
シリコンバレー最前線として、 3大トレンドが告げる生成AI大競争時代がレポートされています。
トレンド1 ChaiGPTは、もはや「ワン・オブ・ゼム」
トレンド2 クラウド3強、AIでも全面戦争・・・グーグル、マイクロソフト、アマゾン
トレンド3 相次ぐ訴訟リスクの「肩がわり」宣言・・・アドビ、MS、グーグル
今後も、米国を中心にしたAI開発が進んでいく中、日本のAI企業の活躍の場は残されていないようにも思えます。
デジタル人材も少なく、AIに投資する機会も極少・・・日の出ずる国ジパングの未来に暗い陰・・・。
デジタル植民地、AI進駐軍支配の国に成り下がってしまいます。
今、手を打たなければ、何とかしなければ、この国の未来はありません。
今週、やっと、さくらインターネットのニュースがありました。
スタートアップを含め、もっとたくさんのIT起業が出てくることが求められています。
がんばろう!ニッポン