能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

広島・中央公園 緑が眩しい公園 サッカー専用スタジアム計画案が持ち上がっています もう箱物はいらない

2018年03月24日 | まち歩き
広島市の中心部にある中央公園
ちょっとネーミングがイマイチですが・・・笑。
 

広島城に隣接する中央公園、江戸時代には武家屋敷が立ち並んでいたそうです。
そして、明治時代に入り、陸軍第5師団が駐留。
昭和20年8月6日の米軍による原爆投下により、広島市は壊滅的な被害を受けました。
丹下健三さんが設計した平和公園は有名ですが、当初の案では、中央公園あたりも含まれていたようです。


そして、今。
ここに、宇品等と並びサッカー専用のグラウンドを建設しようという動きが出てきています。
J1のサンフレッチェ広島のホームグラウンドにしようとしているようです。
カープが新球場を造って復活したことも影響しているのでしょう。
でも、ズムスタ(マツダzoomzoomスダジアム広島)は、JRの貨物ヤードという活用しづらい場所に建てられたもの。
ど真ん中の中央公園とは、土地の性格がちょっと違います。
サッカー場は、アジア大会の時に造ったビッグアーチ(サンフレのホーム)もあるし、観音には県営グラウンドもあります。


広島はスポーツ王国・・・野球やサッカーが人気のスポーツ。
サッカーでは、サンフレの前身の東洋工業、高校サッカーでは皆実高校や観音高校、古くは広島一中や修道中学が強豪でした。

でも、
広島には、もう箱物はいらないと個人的には思っています。
今あるハードを最大限に活用したい。
後世に借金を残すよりも、緑、自然を繋いでいく方が良いと思っています。
ぜひ残していただきたい広島・中央公園です。


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プロ野球監督の年俸ベスト12 トップは阪神・金本監督・・・カープの緒方監督は???相場は1億円?

2018年03月23日 | カープ大好き!
全国的に桜の開花宣言が出され始めました。
来週は、いよいよ待ちに待ったプロ野球開幕。

今年、3連覇と悲願の日本一を目指すカープ・・・。
読売、阪神など戦力を大幅に補強しており、2位に10ゲームを離すといった楽な戦いは難しいと思います。

でも、若手中心の投手陣、タナキクマル、セイヤ、マツヤマといった主力打撃陣・・・まだまだいけると信じています。

ベースボールマガジン社の「プロ野球名鑑2018」から各球団の監督の年俸を調べてみました。

まずは、パリーグ。

第1位 ソフトバンク 工藤監督 1億円+α
第1位 楽天 梨田監督 1億円+α
第3位 千葉ロッテ 井口監督 8000万円

第4位 西武 辻監督 7000万円+α
第4位 日本ハム 栗山監督 7000万円+α
第5位 オリックス 福良監督 5000万円+α

ソフトバンク、楽天といったIT系は、1億円超えです。

そして、セリーグ

第1位 阪神 金本監督 1億2000万円+α
第2位 読売 高橋監督 1億円+α
第2位 中日 森監督 1億円+α

第4位 カープ 緒方監督 8000万円+α
第5位 ヤクルト 小川監督 8000万円
第6位 DeNA ラミレス監督 7000万円+α


去年に続き、金本監督が年俸トップ。
緒方監督は、昨年並みの8000万円と出来高払い・・・。
節約カープの松田オーナーも、なかなか鋭い年俸設定をされますね(笑)。

年俸8000万円でも、所得税や住民税等で半分くらいは納税になるんでしょうねえ。

広島の街を元気にするためにも、今年も、ガンバレ、カープ!

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広島の風水庭園「渝華園(ゆかえん)」 玄武、青龍、朱雀、白虎が住むパワースポット 中華庭園です

2018年03月22日 | 美術館・アート
広島市の中央公園の横に中華庭園があります。
渝華園(ゆかえん)
1992年に中国の重慶市との友好記念事業として造られた中華庭園です。
重慶市には、広島園と言われる庭園が贈られました。

この渝華園・・・風水の技をいたるところに見ることが出来ます。

東に入口を向けた堂々とした玄関。


気のエネルギーが直接入り込まないようにした白壁。


蛇行した通路。

跳ね上がった屋根。



水をたたえた曲線をえがく池。


庭園の奥にある小高い山。


玄武、青龍、朱雀、白虎が、うまく配置されています。


この中華庭園、休日でも、ほとんど訪れる人がいません(笑)。
パワースポットなのに、ちょっともったいないです。

珈琲と文庫本を持って、まったりと過ごす・・・ちょっと贅沢な空間になると思います。

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いつもの散歩道にある一本のポプラ リバーサイドウォークのアクセントです 広島・本川沿い・ポップラ通り

2018年03月21日 | まち歩き
ポプラの木が好きです。
幼少の頃、家の前にポプラの並木があったからなのかもしれません。
原体験なんですかね。


いつもの川沿いの散歩道に、一本のポプラの木があります。
一度は倒木したポプラの木・・・ふたたび植樹された市民の木です。

この本川(太田川)沿いにある散歩道・・・ポップラ通り
正式には、「基町POP’La(ポップラ)通り」と言うそうです。


夏には、広島市民が集まり、映画の野外上映や劇団の公演などが行われます。


川辺に立つこの一本のポプラの木・・・すくすく成長していただきたいものです。


そして、今週末あたりからは、桜が咲き始めます・・・。

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交差点の道端にある小さな花庭園・・・心が和みます 市民による街づくり・・・良い気持ちにさせてくれます

2018年03月20日 | まち歩き
いつも通る交差点に、小さな花庭園。
心が和みます。
 

補助があるとしても行政がやるとは思えないので、町内会の人やボランティアの人が造られたのでしょう。
なかなか素敵な取り組みだと思います。

日本だと、道路法や条例などで道に造作物を置くことは規制されているので、おそらく規制緩和が半歩進んだということでしょうか?


ミスチルの名曲「東京」では、交差点の信号待ちで口笛を吹く人やベランダに咲く花に心が和むというフレーズがあります。
このミニ花庭園も、そんな良い気持ちにさせてくれます。


たいへんなのは、水やりや掃除・・・メンテナンス頑張ってくださいね。
応援します!

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みっちゃんでお好み焼き へらを使い、ハイボールで流し込む至福のひと時・・・広島人のソウルフードです

2018年03月19日 | グルメ
お好み焼き・・・広島人のソウルフードです。
 
戦後、一銭洋食として始まったお好み焼き。
今では広島市内に約900店のお好み焼き屋さんがあります。


今回は、中央通り沿いにある新天地の「みっちゃん」。
リニューアルして、ちょっとお洒落な店内になっています。


「鉄板ですか?お皿ですか?」
もちろん、鉄板です。
ソバ・タマをオーダー。


へらとハイボールが届けられました。
何と素敵なことに割り箸がありません。
ロコだと認定いただいたのかもしれません(笑)。


若い店員さんが、テキパキと仕事しています。
気持ちいいです!


今日の主役登場!

 

へら一本でカットしながら、熱々を食べます。


嗚呼、やっぱり、コレです・・・幸せ感いっぱい。
ごちそうさまでした!


また、食べたい「みっちゃん」の逸品でした。

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失敗の本質 日本軍の組織的研究 「適応は適応能力を締め出す」再び日本企業が乗り越えなければならない壁

2018年03月18日 | 本と雑誌
春の夜、ふと思いつき、一冊の古典を書棚から取り出しました。
先般、NHK-BSで放映された日本陸軍の無謀ともいえるインパール作戦の特集を見たことが、きっかけでした。
同書は、日本のマネジメント、組織論を語る上で必要不可欠な一冊です。


失敗の本質 日本軍の組織的研究

戸部良一・寺本義也・鎌田伸一・杉之尾孝生・村井友秀・野中郁次郎著
ダイヤモンド社 2800円+税

同書の奥付は、昭和59年(1984年)の刊行。

アジア・太平洋戦争の戦局を左右した6つの局地戦を取り上げ、どのような意図、目的で戦略、戦術を立て、実行したか・・・そして、どのように失敗の途を辿ったかを分析していきます。
防衛大学校の教授を中心とした、まさに実戦ケースをロジカルに詳説、分析していきます。
若き日の野中郁次郎先生も執筆に参加されています。

目次
序章 日本軍の失敗から何を学ぶか
1章 失敗の事例研究
1.ノモンハン事件 失敗の序章
2.ミッドウェー作戦 海戦のターニングポイント
3.ガダルカナル作戦 陸戦のターニングポイント
4.インパール作戦 賭の失敗
5.レイテ海戦 自己認識の失敗
6.沖縄戦 終局段階での失敗
2章 失敗の本質 戦略・組織における日本軍の失敗の分析
3章 失敗の教訓 日本軍の失敗の本質と今日的課題

事例研究では、軍事の専門家、経営・マネジメントの専門家、戦略やマーケティングの専門家が、各事例ごとに事実に基づいたアナリシスを加えていきます。

昨年、忖度という言葉が流行しましたが、日本の組織には、空気を読む、上に従う、なんとなく意思決定、無責任体制、現場を知らない裸の王様、思いつきのリーダーシップ・・・など基本は当時と変わらないように思います。
同書の239ページでは、日本軍と米軍の組織特性比較を、戦略と組織に分けて分析しています。

戦略
1.目的・・・日本軍「不明確」・・・米軍「明確」
2.戦略志向・・・日本軍「短期決戦」・・・米軍「長期決戦」
3.戦略策定・・・日本軍「帰納的(インクリメンタル)」・・・米軍「演繹的(グランドデザイン)」
4.戦略オプション・・・日本軍「狭い(統合戦略の欠如)」・・・米軍「広い」
5.技術体系・・・日本軍「1点豪華主義」・・・米軍「標準化」

組織
6.構造・・・日本軍「集団主義(人的プロセスネットワーク)」・・・米軍「構造主義(システム)」
7.統合・・・日本軍「属人的結合(人間関係)」・・・米軍「システムによる統合(タスクフォース)」
8.学習・・・日本軍「シングルループ」・・・米軍「ダブルループ」
9.評価・・・日本軍「動機・プロセス」・・・米軍「結果」

この日米両軍の比較は、現代の日米の経営システムの違いにも、そのまま結びつくようにも思います。
IFASやコングロマリットなどとも繋がると思うのですが、
グローバルスタンダード(ほぼアメリカンスタンダード)に、なかなか乗れない日本企業の課題というところにも結びついてきます。

さらには、人基準の人事制度が中心となる日本の人事制度、仕事基準の人事制度が中心となる米国の人事制度といったところにも展開されていくと思います。

世界の動きとしては、保護主義、保守主義、ポピュリズムがメインストリームになりつつあるので、日本らしさを追求していくことも、アリだとは思います。
が、また数十年経つと、ふたたびグローバリズムの動きの中に巻き込まれていくように思います。
 
同書で、気になったフレーズを引用させていただきます。

教育そのものを重視したという点では、日本軍は決して外国軍隊と比べて決して劣っていなかった。233ページ

学習する主体としての自己自体を作り変えていくという自己革新的ないし自己超越的な行動を含んだ「ダブル・ループ学習」が不可欠である。234ページ

日本軍は結果よりもプロセスを評価した。個々の戦闘においても、戦闘結果よりはリーダーの意図とか、やる気が評価された。236ページ

個人責任の不明確さは、評価をあいまいにし、評価のあいまいさは、組織学習を阻害し、論理よりも声の大きな者の突出を許容した。このような志向が、作戦結果の客観的評価・蓄積を許容し、官僚制組織における下克上を許容していったのである。237ページ

官僚制とは、あらゆる異端・偶然の要素を徹底的に排除した組織構造である。273ページ

評価においても一種の情緒主義が色濃く反映され、信賞必罰のうち、むしろ賞のみに汲々とし必罰を怠る傾向をもたらしたのである。238ページ

学習(ラーニング)に対して、学習棄却(アンラーニング)という。このようなプロセスが組織学習なのである。245ページ
ひとつの組織が、環境に継続的に適応していくためには、組織は環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革することが出来なければならない。こうした能力を持つ組織を「自己革新組織」という。246ページ

適応は適応能力を締め出す 246ページ


「分化」と「統合」という相反する関係にある状態を同時に極大化している組織が、環境適応にすぐれているということである。253ページ

リーダーシップの積み上げによって、戦略・戦術のパラダイムは、組織の成員に共有された行動規範すなわち組織文化にまで高められる。組織の文化は、とり立てて目を引くでもない、ささいな、日常の人々の相互作用の積み重ねによって形成されることが多いのである。259ページ

異質かつ多様な作戦を同時に展開するには、組織の構成要素の主体的かつ自律的な適応を許すことが必須であるために、程度の差はあれ柔構造の原則をビルトインしていなければならない。269ページ

進化する組織は、学習する組織でなければならないのである。組織は環境との相互作用を通じて、生存に必要な知識を選択淘汰し、それらを蓄積する。274ページ

日本企業の戦略は、論理的・演繹的な米国企業の戦略策定に対して、帰納的戦略を得意とするオペレーション志向である。その長所は、継続的な変化への適応能力をもつことである。変化に対して、帰納的かつインクリメンタルに適応する戦略は、環境変化が突発的な大変動ではなく継続的に発生している状況では強みを発揮する。281ページ

成長期には、組織的欠陥はすべてカバーされるが、衰退期にはそれが一挙に噴出してくる。278ページ

以上

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駅の構内に不思議な空間が広がります・・・新白島駅 通勤や通学を楽しくしてくれるデザイン駅舎です

2018年03月17日 | まち歩き
駅の構内に不思議な空間が広がります。
教会のような、オブジェのような空間です。
 

広島市にあるアストラムラインの新白島駅(しんはくしまえき)。
山陽本線とアストラムラインの乗換駅になります。


外観もこんな感じ・・・。
 

通勤や通学を楽しくしてくれる新白島駅です。
デザインのチカラを感じます。

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広島陸軍地方幼年学校 選び抜かれたエリート中学生たちは、軍事を学び、戦場に旅立っていきました・・・

2018年03月16日 | まち歩き
広島城のお堀の外に、不思議な門があります。
すごい歴史を感じさせる石の門です。


よくよく見てみると「広島陸軍幼年学校」。

調べてみると、明治29年に陸軍地方幼年学校条例が制定。
これに基づき、東京に陸軍中央幼年学校が置かれ、その下級学校として広島に広島陸軍地方幼年学校が設置されたとのことです。

生徒数は約50名で、13歳から16歳で入校し3年間の教育。
今でいうと、中学生の年齢で、この学校に通っていたんですね。


制服の襟に金星のマークがつけられたことから「星の生徒」と呼ばれたそうです。

卒業生は中央幼年学校に進み、さらに2年間の教育。
中央幼年学校卒業後は士官候補生となり、各部隊で下士兵卒の勤務を六箇月間ほど務め、陸軍士官学校に進んだそうです。

陸軍のエリートを養成するための学校・・・。
選び抜かれた中学生たちは、軍事を学び、戦場に旅立っていきました・・・。
3345名の卒業生を輩出。

坂の上の雲を目指す日本と少年たち・・・それを思うと心が痛みます。


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春が来ました Spring has come! 暖かくなりました・・・花見の季節も、もうすぐですね

2018年03月15日 | まち歩き
日中の気温が、20度を超えるようになりました。
 
 
Spring has come!
コートもいりません。

鳥も、何だかはしゃいでいるようです。
長い冬を生き抜き、本当によくがんばりました!
 

花見の季節も、もうすぐですね。

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