原子力安全委員長と、経済省や官邸が、「言った。言わない。」の内紛。
孫さんも言ってた。東電、政府共に、福島原発事故現場に居を構え、
実際に日々そこで生活しながら対策指示するべき。
そうしたら、直に身に降りかかる放射能!それで初めて本当の意味で「最善を尽くしている」
と、言える。
こんな子供の喧嘩レベルの言いあい、責任のなすり合いなんて起こり得ない。
「事故は会議室で起きているんじゃない!! 現場で起きているんだ!!」
口先だけで動いても所詮 欺瞞!(わが身に置き換えても、偉そうに言えないけど・・・)
国の原子力安全委員会は 「暗然委員会」だ!とは言い当てている。
・・・・「これが最悪、と言えるうちはまだ最悪ではない。」
というシェークスピア劇の名句を、原発禍はなぞる。・・・・
後から後から深刻な事態が明るみに出る。
福島第一原発から300キロも離れた神奈川県の茶どころまで被害は及んだ。
茨城、栃木、千葉、福島の各県でも茶葉から基準値を超す放射性物質が検出された。
・・・・私達は原発と国の未来図を、
専門家の手から自分達の手に
一度取り戻す必要がある。
高過ぎる代償で得た一つの教訓として。・・・・
しかし、放射能汚染は日本にとどまらず、世界じゅうに、ひいては地球そのものの危機
が、そう遠い将来ではないことが分かっているのに、人間って?
いつも思う。地球は人間だけのものではない。
わがもの顔の人間は・・・いつか・・・
(天声人語から引用部あり)
ピエール・ドゥ・ロンサール