松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

酒田舞妓と庄内雛街道

2012-03-08 20:47:08 | 旅行
山形県酒田市、相馬楼。
江戸時代より料亭「相馬屋」として開業していた。
明治27年の庄内大震災の大火で焼失した直後、残った土蔵を取り囲んで建てられたものが
現在残る木造の主屋。
2階の大広間は、舞妓さんの踊りとお食事を楽しむ宴舞場とされ
楼内の土蔵には、雛人形や書画や古美術などが展示されていた。
国の登録文化財建造物に指定。







山王くらぶ



港都 酒田を代表する料亭、国の登録有形文化財。
料亭文化、酒田の歴史などを広く紹介する施設となっている。
各部屋では酒田の歴史や文化に触れ、北前船が運んだ冨、その主役となった酒田商人。



その商人が育んだ料亭、文化、寺社、文人墨客などを紹介している。
今回は、(季節行事を中心とした企画展示)地域の伝統文化である「傘福」が展示されていた。





※日本三大つるし飾り
  伊豆・稲取~雛のつるし飾り
  福岡・柳川~さげもん
  山形・酒田~傘福



本間家旧本邸




明和5年(1768)に庄内藩主・酒井家のために幕府の巡見使宿舎として建造し、献上した建物。
旗本2千石の格式を有する長屋門構えの武家屋敷で、その奥が商家造りとなっている。
武家屋敷と商家造りが一体となっているのは、極めて珍しく県文化財に指定されている。

自由時間に制限ありタクシーで乗り付け、専任の解説案内の方にも急ぎ足の説明をお願いした。
撮影禁止が残念なとても素晴らしい建物と雛飾りだった。



酒田山居倉庫
明治26年(1893)酒田米穀取引所の付属倉庫として建造され、築百年以上経った今も
現役の農業倉庫として活躍している。
土蔵造りの12棟の屋根は二重構造で、倉の内部は湿気防止構造になっているほか
背後を囲むケヤキの大木は日よけ、風よけの役目を果たし
自然を利用した低温管理が行われている。








変わったしめ縄・・・



翌日
山形県を後に、新潟へ向かう。
国道7号線、あつみ温泉を通過


道の駅 「しやりん」で休憩。新潟まであと3.5㎞の地点。
町の花 シャリンバイから名づけられ、日本海に沈む夕日が美しいという。
変わった形の黒い屋根は船の形を現したものらしい。




新潟県村上市、11㎞の美しい海岸線「笹川流れ」を進む。

あいにくの天候でまあまあの景色かな!?
同じく日本海である島根の海岸を思い出す。

コメント
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