桃山学院教育大学
これからの時代に求められる力を育成する「人間教育」。学校生活を通して、子ども達は自分の人生を生き抜く力を身につける必要があります。そして、その力を磨くためには、人間的な成長(人格の完成)を実現することが不可欠だと考えています。
- 自己実現
- 一人ひとりの可能性を全面的に開花、実現させる。外からの指導や支援により、本人に自分自身の可能性に気づかせる。
- 「我々の世界」と 「我の世界」を生きる力
- 自分に固有の人生を生き抜く力をつけて内面的な「我の世界」を生きる。それを土台に、「我々の世界」(世の中)の生き方を考えていく。
- 習得・活用・探究
- さまざまな知識や技能を習得(学力保障)した上で、思考力、判断力、課題意識など、知識や技能が働くための高次で複合的な力を身につけ(成長保障)、自己の探究へと向かう。
人格形成のための教育 - 筑波大学
(Adobe PDF)促がす教育になってしまう。しかし残念な. がら、現在の教育にはこのような傾向が強. くある。本当の意味で人間を育てていない。 であるから、「個性をのばす」のではなく、. 「 人格形成」に役立つ教育が重要である。 「知識・情報」ではなく「モラル」が重要. 現代の ...
リカレント教育とは、生涯にわたって教育と就労を交互に行うことを勧める教育システムです。個人が変化し続ける社会に適応するためには、生涯学び続けることが必要であると考えます。近年働き方が多様化する日本でも注目を集めています。
ここでは、リカレント教育の概念と人事面における課題、そしてリカレント教育の具体的事例をご紹介します。
リカレント教育とは
リカレント教育とは、義務教育や基礎教育を終えて労働に従事するようになってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムを指します。スウェーデンの経済学者であるレーンが初めに提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられ、国際的に知られるようになった 生涯教育構想 です。
リカレント(recurrent)は、反復、循環、回帰を意味する言葉であり、日本では回帰教育や循環教育と訳されることもあります。
急速に変化する社会に適応していくためには、教育は人生の初期だけで終わりではなく、生涯にわたり続けていくことが重要であり、必要に応じて個人が就労と交互に行うことが望ましいと提言しています。
働き方改革や人づくり革命の中でも重要施策のひとつとされており、現在日本でも注目を集めているワードです。
リカレント教育のメリット
リカレント教育のメリットとしては、以下が挙げられます。
教育を受ける目的や対象が明確なため、学習意欲の高さが習得効果の向上にも繋がる
学び直しによってより深められた専門的な知識や知見を仕事に活かすことができる
スキルアップやキャリアアップに繋がるほか、新たなキャリアに挑戦するきっかけになる
共に学ぶ仲間や教育者との人脈が刺激となって自己成長を促す
社会人経験を経てからのリカレント教育は、学習効果による自己成長が仕事に直結するメリットがあります。具体的には、スキルアップによる生産性向上や専門分野へのキャリアアップ、新たな人脈による刺激や意欲が仕事でのモチベーションやイノベーションに活かされることなどが期待できます。
欧米のリカレント教育
近年世界的に注目を集めているリカレント教育ですが、実際の取り組み状況は各国によって異なります。特に欧米と日本では、社会的慣行の影響もあり、状況の差異は大きくなっています。
欧米は、本来のリカレント教育の概念に近い取り組みが進んでいます。もともと欧米の労働市場は流動性が高く、キャリアアップのために社会人になってから教育機関で学習するシステムを取り入れやすい状況にありました。欧米のリカレント教育は、仕事をし始めてからも、学習機会が必要となった場合は、比較的長期間にわたって正規の学生として就学することを推奨しています。個人の職業技術や知識を向上するために、フルタイムの就学とフルタイムの就労を交互に繰り返すことができます。
リカレント教育の取り組みの具体例としては、スウェーデン、フランス、イタリア、ベルギーなどの有給教育制度、アメリカのコミュニティカレッジなどが挙げられます。
日本のリカレント教育
日本においても、転職でのキャリアアップを目指す人が増加するなど働き方が多様化しており、キャリアアップに必要なスキルを身につける方法としてリカレント教育が注目されています。
しかし日本では、高度経済成長期を経て社会的に長期雇用の慣行があるため、社会人になってから教育機関にもう一度戻って学習するというというシステムは馴染みにくい状況となっています。仕事に必要な技術や知識は、キャリアを中断して外部で学ぶのではなく、就職した企業内で習得していくのが通例です。
そのため、日本ではリカレント教育の概念が諸外国よりも広義に解釈されており、企業で働きながら学んだり、仕事でなく生きがいのために学んだり、学校以外の場で学んだりする場合も含む言葉として使われています。
日本におけるリカレント教育の取り組みの具体例としては、大学の社会人入学制度、社会人特別選抜制度、科目等履修生制度、夜間部・昼夜開講制度、通信教育、公開講座、専門職大学院、サテライトキャンパスなどが挙げられます。
高等学校や専門学校、高等専門学校でも、公開講座という形でリカレント教育の取り組みを行なっている学校もあります。
目的観の明確な理解の上に築かれた教育こそ、やがて全人類がもつ矛盾懐疑を克服するものであり、人類の勝利を意味するもんものである。
この意味で、教育が持つ限りない可能性を信じ、青年の可能性に期待したい。
若い世代こそ希望である。
地球は本来、人間が「共に暮らす家」であり、差異を許してはならない。
期待されるのは「世界市民教育」である。
政治や経済を<人道的>な方向へ向け、持続可能な未来を開くための英知を磨く。
地球的な課題に関する教育こそ期待される。
目的観の明確な理解の上に築かれた教育こそ、やがて全人類がもつ矛盾懐疑を克服するものであり、人類の勝利を意味するもんものである。
この意味で、教育が持つ限りない可能性を信じ、青年の可能性に期待したい。
若い世代こそ希望である。
地球は本来、人間が「共に暮らす家」であり、差異を許してはならない。
期待されるのは「世界市民教育」である。
政治や経済を<人道的>な方向へ向け、持続可能な未来を開くための英知を磨く。
地球的な課題に関する教育こそ期待される。
人はいかにして生活に喜びや意味を見出し、人間の尊厳を維持しながら生活を送ることができるだろうか。
明日を迎えることが精一杯というような生活が主たる関心事であるとしたら、人はいかにして未来に懸け、他者との絆を築くことができるのだろうか。
紛争のため難民生活を余儀なくされた人々がいる。
だが、無関心と無慈悲が苦しみを強めている。
<人間と人間との心の結びつき>の観点から見つめ直してみるならば、驕りから生じる無関心や無慈悲は、人々の苦しみをより深刻なものとしてしまうという問題が、浮き上がってくるのではないか。
アルツハイマー型認知症の母と、母を支える脳科学者の娘。発症・診断から現在に至る約2年半の軌跡と考察の記録だ。
当初、著者はシックを受けたが、「母を<症例>として見るのではなく、徹底的に母という<個>に向き合うことによって、<認知症>という病の普遍性に触れよう‐と心を定めた。
記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?
記憶を失っていく母親の日常生活を2年半にわたり記録し、脳科学から考察。
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茂木健一郎氏絶賛!
科学と「人」の間で揺れる。
「人」であることを受けとめ、考え抜く。
類い稀な本です。 -
アルツハイマー病になっても最後まで失われることのない脳の力に迫る、画期的な書。茂木健一郎氏絶賛!
著者
恩蔵 絢子 (オンゾウアヤコ)
1979年神奈川県生まれ。
脳科学者。専門は自意識と感情。
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻博士課程修了。茂木健一郎との共著に『化粧する脳』、翻訳書に『顔の科学』などがある。
認知症が「その人らしさ」に与える影響について考察する。
この小説は、これから「’20年代」を 生き抜いていく我々の希望になる。
この小説は、これから「’20年代」を 生き抜いていく我々の希望になる。
- 著者 藤井 太洋
「オリンピックは簡単には、やり過ごせない大きなイベントで、<五輪の先にある未来に、私たちは何をしているのか>描きたいと単純に思ったんです」
遠い未来よりも、近未来を物語にする方が難しいといわれる。
今ある現実の延長の上に、リアリティーあふれる世界を構築しなければならない。
「自分の<役割>を強く自覚できる時は大きいですよね。<内心>は揺れ動くものですが、周囲から期待される役割や、自分の果たしたい役割を意識すると、<正しい行動>が取れるです」
「<内心>の成長は、役割を果たすことで伴ってくるものだと感じています」
小説家になった転機は、東日本大震災。
「福島の原発事故で、一部の報道が科学技術の結果から導き出される事実以上に不安を煽りました。それは違うんじゃないかと思ったんです。自分一人で声を上げる方法を模索して、思い付いたのが小説家でした」
「とにかく<やってきる>ことです。小説家を目指すのであれば、まず書いてみる」
商品の説明
内容紹介
古代ギリシアの時代から、哲学、倫理学、文学等で繰り返し論じられてきた「幸せ」の問題。
現在は、社会学や経済学といった社会科学の分析対象となっている。
本書では、今の日本で「幸せ」を感じているのはどのような人びとなのか、何が人びとの「幸福感」を左右するのかを、社会科学のツールを用いて明らかにする。
【幸せは行動力】三大幸福論
ヒルティの『幸福論』
ラッセルの『幸福論』
アランの『幸福論』
それぞれの幸福論
味わった苦しみの陰影が、3人の語る幸福論をより鮮やかに映し出し、人々の心を離さないのだろう。
生きている限り、誰でも悩みや困難にぶつかる。
ならば、避けるのではなく、どう向き合うか‐その知恵と勇気が人生を豊に、味わい深いものにする。
悩み、困難、苦悩を突きぬ抜けて幸福に至るのであろう。
本気で教師が関わらないと子は伸びない。
スーパーグローバルハイスクールは、本当に素晴らしい経験になっています。
熱意あふれる教員のもとで、どんなことにも積極的に挑戦する生徒たちが育っています。
「他人の不幸の上に自分の幸福を築くことはしない」という思想。
究極的には<全ての人が幸せにならないと、己の幸福もない>のです。
何度も何度も反すうすることで<自己内対話>が促され、自身の生き方が深まっていく。
この作業を通して、徐々に、師の思いを理解していけるのではないでしょうか。
桃山学院教育大学 梶田叡一学長
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梶田叡一(1941年(昭和16年)4月3日 - )は、日本の教育心理学者。兵庫教育大学名誉教授。
1964年京都大学文学部哲学科心理学専攻卒業。
1971年「自己意識の社会心理学的研究 特に対人認知および対人関係の規定因としての自己意識について」で文学博士。
1966年国立教育研究所勤務、主任研究官、1977年日本女子大学文学部助教授、1981年大阪大学人間科学部助教授、教授、1994年京都大学高等教育教授システム開発センター教授、98年同センター長。
同10月京都ノートルダム女子大学学長、2002年4月学校法人聖ウルスラ学院理事長兼務(現職)、2004年4月学校法人松徳学院理事長兼務(現職)、2006年兵庫教育大学学長、2010年-2012年環太平洋大学学長。
2014年4月-2017年3月奈良学園大学学長。
2018年4月、桃山学院教育大学学長就任。
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スーパーグローバルハイスクール(略称:SGH)とは、国際的に活躍できる人材育成を重点的に行う高等学校を文部科学省が指定する制度。
語学力だけでなく、社会の課題に対する関心や教養、コミュニケーション能力、問題解決能力などを身に付けたグローバル・リーダーの育成を目指している。
スーパーグローバルハイスクールの指定は2014年(平成26年)度から実施され、指定期間は5年間[2][5]、1校あたり上限1,600万円の支援が受けられる。
「失敗しませんように」と願うのではなく「「私は絶対に成功する」と思考をコントロールする。
日ごろから肯定的に思考する人は、想定外の事態に直面しても切り替えが早く、自分の力で打開できることが、心理学的にも証明されている。
成城大学教授 妹尾江里子さん
「もっと自信がほしい」、「不安や怖れを克服したい」、「メンタルを強くしてブレイク・スルーしたい」など、自分を気持ちの面で強くしたい、鍛えたいと思うことはありませんか?
そこで効果的なのがメンタルトレーニングです一流のスポーツ選手は例外なくメンタルトレーニングを行っています。
その結果、自信をつけ、不安や怖れに負けない心理状態を手に入れています。それが望んでいる成果、高い目標、大きな結果につながり、ブレイク・スルーを生み出します。
しかしメンタルトレーニングといっても、具体的に何を行えばいいか、どんな方法が効果的なのかが分かりません。そこでこの記事では、圧倒的な結果を出すための効果的なメンタルトレーニングの方法をご紹介します。
心理学や脳科学に基づいた方法を中心にご紹介していますので、あなたが今、どんな状態で、どのような結果を望んでいても効果を発揮します。
この方法を実践すると、不安や怖れ、ストレス、プレッシャーに負けることなく、望んでいる結果を手にする自信や確信が高まります。それは1段階、2段階上のステージあがるために必要な思考、感情、行動を生み出します。
それにより、セルフイメージも高まるため、あなたのメンタルは常に高まり、ベストな状態を維持できます。厳選した内容をご紹介しますので、ぜひご活用ください。
メンタルが弱いのを改善する方法 (プラス思考トレーニング)
メンタルが弱いのを改善する方法と言っても、自己啓発書などによく見られる精神論のようなものではありません。
メンタルが弱いのは、自己肯定感が低くて、自分に自信が持てないことが原因ですから、メンタルが弱いのを改善するためには、自己肯定感を高めることが必要不可欠です。
自己肯定感を高めるのはとても大変ですが、独自のトレーニングをおこなうことで、比較的簡単に自己肯定感を高めて、自分に自信をつけることが出来ます。
体験者の声
S.Mさん(30代 女性) トレーニングはとびとびになりましたが、それでもトレーニングを始める前と後では自分の考え方や精神状態に大きな変化がありました。 トレーニングを始める前は、 ・精神的な波が激しく、落ち込むと「生きている価値がない」「自分はダメな人間だ」「死にたい」といった考えでいっぱいになる ・他人の評価がすごく気になるが、そっちに気を取られて肝心の仕事にミスが絶えない ・仕事が終わっても、ずっと仕事のことを考えてしまいONとOFFの切替えができず疲れる といった症状に悩まされていましたが、トレーニングを初めて3か月くらいでどれも症状が軽くなり、終えた今は自分をダメだと責めたりすることはなくなりましたし、「今を大切に」を意識して仕事にも集中するので、終わった後はすっきり!気持ちを切替えることができるようになりました。 どうすれば自分を好きになれるのか、自信が持てるのか、充実した人生を送れるのかetc.迷走していたこれまでが嘘のようです。 色々な本を読みましたが「自信を持つには自分を好きになることです」といった事しか書かれていない。 自分を好きになれなくて苦しんでいるのに…。 でもこのプラス思考トレーニングには私の聞きたかった答えがありました。 「○○○」の力はすごい。 簡単な言葉だけど、自分の中にある潜在意識への働きかけには大きな効果があると感じました。 これからも「○○○」と言い続けます。 本当にありがとうございました。 |
最終更新:平成31年1月法務省
無職の刑務所出所者等の再犯率は,有職の者と比べ約4倍と高く(平成21年から平成25年),刑務所出所者等の再犯防止のためには,就労支援や雇用の確保がとても重要です。
刑務所出所者に対する就労支援
ハローワーク等と連携した支援対策の実施
継続的かつきめ細やかな支援の実施
また,東日本大震災の被害が甚大であった被災地域3県(岩手,宮城,福島)においては,就職活動支援等に(3)職場定着支援,(4)定住支援を加えた4つの支援を実施しています。
協力雇用主に対する支援制度
協力雇用主に対する刑務所出所者等就労奨励金
(参考)
協力雇用主に対する刑務所出所者等就労奨励金について【PDF】(別ウインドウで開きます。)
公共工事等の競争入札における優遇制度
協力雇用主を募集しています。
協力雇用主になるためには,保護観察所に登録いただく必要があります。
なお,協力雇用主から暴力団を排除するため,登録に当たっては,役員等名簿,登記事項証明書等の提供をお願いしておりますので御協力をお願いします。
御不明な点は,最寄りの保護観察所にお問い合わせください。
実の親と家庭で生活することができない子どもたちについて
~社会的養護が必要なこどもたちについて~
親の離婚、病気、親からの虐待など様々な事情により実の親と家庭で生活することが
できない子どもは、日本では約46000人、東京都では約4000人いるといわれています。
家庭で生活することができない子どもは、施設で生活をするか里親家庭で生活をすることになります。
このように施設や里親によって子どもを社会的に育てることを「社会的養護」と言います。
文字通り、社会で子どもたちを支えていくことが必要になります。
里親とは
里親とは、様々な事情により家庭で暮らせない子どもたちを、自分の家庭に迎え入れて養育する人のことを言います。ほとんどの子どもたちにとっては、愛着や人格形成の上でも家庭的な環境の下で生活できることが必要です。
欧米諸国では「社会的養護が必要な子どもたちの50%以上が里親の下で生活しているのに対し、日本は約90%の子どもたちが施設での生活を余議なくされています。この点において日本は国連より改善勧告を受けています。
また2011年、日本においても家庭養護の推進、里親委託の原則を打ち出し家庭的な養護をめざす新しい動きも示されてきました。
しかしながら里親家庭を支える支援システムは十分とはいえず、社会的養護が必要とされる子どもたちの受け皿も必要とされています。