鉄道運休や遅れ、増加傾向

2019年02月27日 20時07分16秒 | 社会・文化・政治・経済

30年で3倍超、影響深刻に-国交省
2019.02.26 時事通信

列車の運休や、30分以上の遅延など輸送障害の件数が増加傾向にある。25日には、東京都内のJR東日本中央線で停電が発生し、177本が運休。通勤・通学のほか、国公立大入試2次試験にも影響した。

国土交通省のまとめでは、輸送障害の件数は30年間で3倍以上に増えており、深刻な状況になっている。

 国交省によると、2017年度にあった輸送障害は前年度比603件増の5934件と、1988年度(1883件)の3倍以上。

内訳では、人や動物の線路内立ち入り、沿線火災など外的要因によるケースが2455件で全体の41.4%を占めた。次いで、台風や降雪、地震など自然災害によるものが2022件に上り、係員や車両、施設など鉄道会社の管理に関わる原因が1457件となっている。

 88年度と比べて、線路内立ち入りなどによる輸送障害は6倍以上、災害に伴うトラブルも3倍以上と大幅に増えた。

 一方、鉄道会社の管理に関わる障害の増加は1.5倍。全体に占める割合も4分の1程度にとどまっているが、影響の大きなトラブルも目立つ。

 JR東管内の宇都宮線東鷲宮駅構内で17年10月、電線関係の設備が破損し、ショート。

運休や遅れで約28万人に影響した。同年11月には、東京急行電鉄田園都市線でケーブルが接続部の施工不良で損傷し、運休による影響は約12万6000人に上った。

 18年度もJR北海道千歳線の新札幌駅構内で11月、信号機が倒れて線路をふさぐトラブルにより、90本以上の列車が運休。12月には京成電鉄の運輸指令室で送受信機器を交換した際に起きた不具合で、都営浅草線や京浜急行線が運転を見合わせ、計約40万人が影響を受けるなどした。

【了】


惰性と思考

2019年02月27日 19時52分03秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 
 商品の説明
傷ついたリンゴは、修復しようとして糖分を多く出すので、かえって甘さを増す。

内容紹介

230万部突破!『思考の整理学』著者による清新なエッセイ!

95歳、脚下照顧という生き方

緑陰徘徊/それぞれの道によって賢い/一日を二日に/銭湯の情操教育
傘を案じる/日本人は目で食う/帽子の啓蒙訪問/玩物喪志/転び方を知る……

頭は明晰に、心は穏かに
当たり前の日常が変わる68の「視点」

【目次】
Ⅰ 晴天と変調
Ⅱ 節約と偶然
Ⅲ 目と舌
Ⅳ スーツと硯
Ⅴ 日の出とマラソン

【本書より 一部抜粋】
かぜと個性
たまにはかぜで寝てみるのもいいものだ。自分の生き方をふりかえられる。

かぜは生活の句読点のようなものでもある。テンもマルもない文章は気味が悪い。

かぜひきはそんな理屈を考えて、自分を慰める。 それにかぜは個性的である。

同じかぜでありながら、人によって千差万別。 またなおりかけの気分が実によろしい。弱気を強気にし、悲観的な人間にも希望というものがあると考えさせる。

【著者プロフィール】
外山滋比古(とやま・しげひこ)
1923年、愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。

東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、現在に至る。

文学博士。英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続ける。
著書には、およそ30年にわたりベストセラーとして読み継がれている『思考の整理学』(筑摩書房)をはじめ、『知的創造のヒント』(同社)、『日本語の論理』(中央公論新社)など多数。

『乱読のセレンディピティ』『最高の雑談術』『新聞大学』『老いの整理学』(いずれも小社)は、多くの知の探究者に支持されている。

内容(「BOOK」データベースより)

95歳、脚下照顧という生き方。頭は明晰に、心は穏かに。当たり前の日常が変わる68の「視点」。『思考の整理学』著者による清新なエッセイ!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

外山/滋比古
1923年、愛知県生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、現在に至る。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


 

 
 

 

 
 
 

 

イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるも

2019年02月27日 17時40分46秒 | 社会・文化・政治・経済

イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるも

展覧会概要

イサム・ノグチと長谷川三郎の絆にフォーカスした展覧会が横浜美術館で開催。ふたりがともに歩んだ1950年代が明らかに

国際的に知られる彫刻家、イサム・ノグチと、画家であり理論家としても活躍した長谷川三郎の交友に注目した展覧会「イサム・ノグチと長谷川三郎-変わるものと変わらざるもの」が、横浜美術館で開催される。

両者がともに歩んだ1950年代を、ノグチ作品約50点、長谷川作品約70点を通して明らかにすることを試みる。会期は2019年1月12日~3月24日。

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ニュース

横浜美術館で「イサム・ノグチと長谷川三郎」展 ── 交友に焦点を当てて紹介
(掲載日時:2019年01月11日)
横浜美術館「イサム・ノグチと長谷川三郎 ― 変わるものと変わらざるもの」

陶、30.8×27.3×2.9cm
イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)蔵

1950年代、日本美再発見 

日米の血を受け継ぎ、洋の東西を越えた世界的視野から芸術を再び人々の生活の中に根付かせようとした彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)と、画家として戦前日本の抽象美術をリードする一方、理論家として西洋近代美術の潮流と古い日本の芸術文化に通じ、両者の共通項を抽象芸術に見出した長谷川三郎(1906-1957)。
1950年5月、19年ぶりに日本の土を踏んだノグチと、かねてより彼の作品に注目し、文通をも企図して対話を待ちわびていた長谷川は運命的に出会い、芸術家としての互いの関心事とビジョンが驚くほどよく似ていることを知り強く共鳴します。

爾来ふたりは固い友情で結ばれ、長谷川はノグチにとって建築、庭園、書、絵画、考古遺物、茶道、禅、俳句など、有形無形の日本の古い文化遺産への無二の案内役となり、ノグチが日本の美の本質を理解する上で重要な役割を果たしました。
一方、ノグチは対話を通して長谷川の制作意欲を奮い立たせ、長谷川が墨や拓本、木版を用いてそれまでにない創作の地平を切り開くきっかけを与えました。

長谷川三郎《自然》1953年
紙本墨、拓刷、二曲屏風一隻
各135.0×66.5cm
京都国立近代美術館蔵
*展示期間:2019年1月12日(土)~2月13日(水)

本展は、このふたりの芸術家の交友に焦点を当て、彼らが何を見、何を考え、何を目指したのかを、ふたりが共に歩んだ1950年代を中心に、ノグチ作品約50点、長谷川作品約70点を通して明らかにしようとするものです。
*会期中、一部作品の展示替えがあります。

基本情報

会期 2019年1月12日(土)~3月24日(日)
開館時間 10時~18時 
*2019年3月2日(土)は20時30分まで
*入館は閉館の30分前まで
休館日 木曜日(2019年3月21日[木・祝]は開館)、3月22日(金)
主催 横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
後援 アメリカ合衆国大使館
助成 テラ・アメリカ美術基金
特別協力 全日本空輸株式会社
協力 FMヨコハマ、首都高速道路株式会社、株式会社ニコン、株式会社ニコンイメージングジャパン、みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン

観覧料

一般 1,500円(前売 1,300円 / 団体 1,400円) 
大学・高校生 900円(前売 700円 / 団体 800円)
中学生 600円(前売 400円 / 団体 500円)
小学生以下 無料
65歳以上 1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)
先行ペア券 2,000円 
*1セット2枚で2,000円 
*販売期間:2018年9月1日(土)から11月11日(日)まで

*()内は前売および有料20名以上の団体料金(団体券は美術館券売所でのみ販売、要事前予約) 
*前売券は2018年11月12日(月)から2019年1月11日(金)まで販売 
*2019年2月24日(日)は観覧無料
*毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料 
*観覧当日に限り本展の観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可 

■チケット取扱い 
横浜美術館(前売りはミュージアムショップ) 
セブンチケット(セブン-イレブン店内マルチコピー機 もしくはウェブサイト) 
イープラス(ファミリーマート店内Famiポート もしくはウェブサイト) 
*便利な電子チケット「スマチケ」もご利用いただけます。 

■特典つきグループチケット 
[対象]一般/大学・高校生/中学生の前売・当日券の定価3名以上 
[特典]横浜美術館特製ポストカード(非売品)を人数分プレゼント 
[チケット取扱い]セブンチケット(セブン-イレブン店内マルチコピー機 もしくはウェブサイト) 
*総合案内にて「引換券」と特典を引き換えてください。

■バレンタイン・ペア券
期間限定でバレンタイン・ペア券を販売します。 
お二人であればお友達でも親子でも、どなたとでもご利用いただけます。
[価格]2枚で2,500円(税込)
[販売期間]2019年2月8日(金)~2月20日(水)
[チケット取扱い]美術館券売所でのみ販売

関連イベント

オープニング・リレートーク「変わるものと変わらざるもの―1950年代のノグチと長谷川」
(イサム・ノグチと長谷川三郎展)

日程 2019年1月13日(日)
時間 13時30分~16時(13時開場)*休憩含む
講師 マシュー・カーシュ(ノグチ美術館キュレーター)
マーク・ディーン・ジョンソン(サンフランシスコ州立大学教授)
中村尚明(横浜美術館主任学芸員)
*日英逐次通訳有
会場 横浜美術館レクチャーホール
定員 220名(事前申込、先着順)
参加費 無料
申込方法 2018年12月15日(土)より申込受付開始
申込フォームはこちら

※お申込1名様につき1つのメールアドレスが必要です。  
 同じメールアドレスで複数名のお申込はできませんのでご注意ください。
申込締切 2019年1月12日(土)17時または定員に達し次第

記念講演会
「長谷川三郎 人と芸術」「甲南学園 長谷川三郎記念ギャラリーについて」
(イサム・ノグチと長谷川三郎展)

 

日程 2019年2月16日(土)
時間 14時~15時30分(13時30分開場)
講師 河﨑晃一(甲南女子大学教授)
森田啓子(甲南学園 長谷川三郎記念ギャラリー)
会場 横浜美術館円形フォーラム
定員 120名(申込不要、先着順)
参加費 無料

スライドレクチャー「イサム・ノグチの1950年代を中心に」(イサム・ノグチと長谷川三郎展)

 

日程 2019年3月3日(日)
時間 14時~15時30分(13時30分開場)。
講師 中村尚明(横浜美術館主任学芸員)
会場 横浜美術館円形フォーラム
定員 120名(申込不要、先着順)
参加費 無料

学芸員によるギャラリートーク(イサム・ノグチと長谷川三郎展)

 

日程 2019年2月1日(金)、2月15日(金)、3月2日(土)、3月15日(金)
時間 2019年2月1日(金)、2月15日(金)、3月15日(金):14時~14時30分
2019年3月2日(土):18時30分~19時
会場 企画展展示室
参加費 無料(事前申込不要、当日有効の本展観覧券が必要)

展覧会・ココがみどころ!(イサム・ノグチと長谷川三郎展)

横浜美術館のボランティアが展覧会の魅力をコンパクトに紹介します。

 

日程 2019年2月以降の毎週火曜日と土曜日
時間 いずれも11時~11時15分、13時30分~13時45分、14時30分~14時45分
会場 横浜美術館グランドギャラリー
参加費 無料(申込不要)

日本美とモダンの接点を求めて・・・
展覧会鑑賞と作品制作を通じてノグチと長谷川の神髄に迫る
(イサム・ノグチと長谷川三郎展)

*

長谷川三郎 《自然》1953年 
墨、紙・二曲屏風一隻 
各135.0×66.5 cm 
京都国立近代美術館蔵

■中村 尚明(展覧会担当 主任学芸員)
実技指導:市民のアトリエ エデュケーター 

彫刻家イサム・ノグチと親友で画家の長谷川三郎は、共に「古い東洋と新しい西洋」を結びつけようとしました。ふたりは日本の古い文化遺産を訪ね、日本美の本質を見極め、それを糧として全く新しい作品を次々と生み出しました。このワークショップ(2日間)では、初日にふたりの関西旅行の結果生み出された長谷川三郎の出品作を取り上げ、その成り立ちを学芸員の説明と展覧会鑑賞で辿ります。2日目に私たちに身近な材料と長谷川の拓本技法を用いてオリジナルな作品を作り、作家の創作を追体験することを目指します。
コース番号・日程 [57] 2019年2月17日(日)・24日 (日)【日曜、全2回】
時間 13時30分~16時30分
定員 15名
参加費 6,500円 ※材料費含む、観覧券付
申込方法 (1)申込みフォーム
(2)往復はがき 
申込締切 2019年1月28日(月)受付終了

「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展関連資料コーナー

*

(出品資料の一部、参考図)

彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)と画家・長谷川三郎(1906-1957)は同時代に生まれ、互いに刺激を与え合いながら、国際的に活動した芸術家です。ともに幼少期から海外の文化に親しみ、活躍の場を世界に向けつつも、精神的な支柱となっていたのは東洋の伝統文化でした。ふたりは日本をはじめとしたアジアの文化を深く理解し、咀嚼(そしゃく)することで、前衛的な作品を生み出しました。 美術情報センターでは、展覧会をより深く理解していただくために、関連資料コーナーを設置しています。ノグチと長谷川による著書や作品集、展覧会図録を通して、彼らがどのように考え、創ってきたのかをご覧いただけます。ぜひ、この機会に彼らの思考に触れてください。

会期 2019年1月26日(土)~4月17日(水)(予定)
開催時間 10時~18時(3月2日[土]は20時30分まで)
*閉架資料の受付は17時30分まで
休室日 木曜日(ただし3月21日は開室)、3月22日(金)
会場 横浜美術館 美術情報センター
入場料 無料

M7~8弱地震、確率高い

2019年02月27日 17時36分37秒 | 社会・文化・政治・経済

日本海溝沿い、長期評価更新-政府調査委「十分注意を」

2/26(火) 17:13配信 時事通信
 政府の地震調査委員会は26日、日本海溝沿い地震の長期評価を更新した。

 東日本大震災と同じマグニチュード(M)9程度の超巨大地震が今後30年以内に起きる確率は、前回評価から変わらず、ほぼ0%とされた。
しかし、M7~8弱の地震について同確率を3段階にランク付けすると、青森県沖から茨城県沖の大半の区域が最も高いIII(26%以上)に分類された。

 平田直委員長は大震災後の調査結果を踏まえ、「M8程度までの地震が起きる可能性は依然として高い。
強い揺れや津波がまた襲ってくることに十分注意してほしい」と話している。
確率の計算は過去に起きた同規模の地震の回数や発生間隔に基づく。
ランク付けは今回から導入され、III、II(3~26%未満)、I(3%未満)の順。
区域やマグニチュード別の計12パターンの地震のうち、2011年11月の前回評価から確率が上がった主な地震は2パターンある。

 宮城県沖の巨大地震(M7.9程度)は、前回は大震災直後のためほぼ0%(I)とされたが、超巨大地震後に周辺で巨大地震が誘発される可能性などを考慮し、20%程度(II)に引き上げられた。
福島県沖の一回り小さい地震(M7~7.5程度)は、計算対象の地震の数え方を1600年以降の1回から1923年以降の2回に改め、10%程度(II)から50%程度(III)とされた。


児童虐待防止  対処できる人材育てよ

2019年02月27日 17時29分05秒 | 社会・文化・政治・経済

社説

 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件では、児童相談所(児相)が虐待を疑いながら、一時保護を解除したことなどが、不適切な対応だったとされている。

 子どもの発したSOSを、関係機関が、きちんと受け止められなかった。これは、行政の不手際だといわざるを得ない。

 児童虐待の根絶に総力を挙げるとして、政府が関係閣僚会議を開いたのは、当然の成り行きだ。実効性のある対策を、速やかに打ち出すよう強く求めたい。

 児童虐待は、増加の一途をたどっている。

 警察庁が公表した2018年の犯罪情勢によると、虐待の疑いがあるとして警察が児相に通告した18歳未満の子どもは、初めて8万人を超えた。

 統計のある04年以降、増え続けており、過去5年間では3倍近くに膨れ上がった。

 暴言など心理的虐待、暴力による身体的虐待、ネグレクト(育児放棄)、性的虐待のいずれも前年を上回っている。

 事件が相次ぎ、通報が増えたこともあろうが、虐待は特異な事案ではなく、どこにでも存在する可能性が示された。

 これに対し、昨年摘発されたのは1300件余りにすぎない。

 残りの案件が、どのように扱われたのか、しっかり把握しておかねばなるまい。

 関係閣僚会議では、すべての虐待事案について、1カ月以内に安全確認することになった。

 児相が在宅指導している数万件が対象となる。全国の公立小中学校、教育委員会が虐待を疑うケースも点検する。事件に発展するリスクが高ければ、ためらわずに一時保護してもらう方針だ。

 緊急措置として必要だろう。虐待を阻止するのはもちろん、その芽も摘んでほしい。

 東京都目黒区で船戸結愛ちゃん=当時(5)=が死亡した事件を受けて、政府は昨年7月、子どもや保護者を支援する「児童福祉司」を増員する計画を打ち出した。

 今回は、これを予定より前倒しして進めるという。虐待の急増に対応するのに、不可欠な組織強化である。

 とはいえ心愛さんの件では、その児童福祉司の判断に問題があった。増員だけでなく、適切な対処のできる人材の育成も急務だ。虐待防止に向け、さらに工夫を重ねてもらいたい。

 2019年02月09日 京都新聞

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虐待対策で増員
福祉司の育成急務 自治体「体制作りを」

 毎日新聞2018年7月20日

政府が20日に決定した児童虐待防止の緊急総合対策では、来年度から4年間で児童福祉司約2000人の増員を盛り込んだ。児童相談所を設置する自治体からは歓迎の声が上がるが、採用後の人材育成には時間がかかり、スムーズに増員できるかが課題となりそうだ。

 今回の対策は、児童福祉司を550人増やす「児相強化プラン」(16~19年度)に上乗せする。児童福祉司の配置基準は、現行計画では「人口4万人に1人以上」だが、今回の対策で「同3万人に1人以上」に引き上げる


拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々

2019年02月27日 17時16分48秒 | 社会・文化・政治・経済
 
 蓮池 透  (著)

商品の説明

内容紹介

2002年の日朝平壌会談のあと、安倍晋三は、本当に拉致被害者たちの北朝鮮一時帰国に反対したのか? 
その後、対北朝鮮強硬派として政治的な地位を高めた現首相、そして、その周辺に蠢いた数多くの人間たちの打算と裏切りを告発する、究極のインサイド・ストーリー!!

内容(「BOOK」データベースより)

完全に隠蔽されていた、日朝交渉の全裏面史!!

著者について

蓮池 透
蓮池 透(はすいけ・とおる)
1955年、新潟県に生まれる。東京理科大学工学部電気工学科卒業後、1977年、東京電力に入社。2002年、日本原燃に出向。同社燃料製造部副部長。核廃棄物再処理(MOX燃料)プロジェクトを担当。2006年、東京電力原子燃料サイクル部部長(サイクル技術担当)。2009年に東京電力を退社。

1978年に北朝鮮に拉致された蓮池薫の実兄。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の事務局長などを歴任する。
著書には、『奪還 引き裂かれた二十四年』『奪還第二章 終わらざる闘い』(以上、新潮社)、『拉致 左右の垣根を超えた闘いへ』 『私が愛した東京電力 福島第一原発の保守管理者として』(以上、かもがわ出版)などがある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

蓮池/透
1955年、新潟県に生まれる。東京理科大学理工学部電気工学科卒業後、1977年、東京電力に入社。

2002年、日本原燃に出向。同社燃料製造部副部長。核廃棄物再処理(MOX燃料)プロジェクトを担当。2006年、東京電力原子燃料サイクル部部長(サイクル技術担当)。2009年に東京電力を退社。1978年に北朝鮮に拉致された蓮池薫の実兄。

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の事務局長などを歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



 

 

 


日本が拉致問題を解決できない本当の理由

2019年02月27日 17時04分35秒 | 医科・歯科・介護
 
荒木和博  (著)

商品の説明

内容紹介

『産経新聞』のアベック失踪事件のスクープ記事、金賢姫元工作員の「李恩恵」証言、金正男の不法入国、小泉訪朝…。数々の好機を逃がし、いまだに被害者を救出できないのはなぜか。誰もが抱く〝国民的〟大疑問に答える。

内容(「BOOK」データベースより)

電撃的な小泉訪朝から7年がすぎた。

その後、5人の被害者とその家族が帰国し、新たに2人の人が政府によって拉致認定された以外、事態に進展はない。一方で、拉致の可能性のある「特定失踪者」はおよそ470人にのぼり、北朝鮮の建国いらい今日まで、拉致が通常の行為として行なわれているとの疑いが強まった。

なぜ日本はこれほど長いあいだ、北朝鮮の工作活動を許してきたのか。

「犯人」も「居場所」も分かっていながら、なぜ拉致問題をいっこうに解決できないのか。

救出運動の最前線に立つ著者が、不可解な膠着状態の真因に迫り、日本政府の驚くべき国家意思を浮き彫りにしていく。

拉致問題のとらえ方を一変させ、ポスト金正日に向けた救出策を示す画期的な報告。

著者について

1956年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。民社党全国青年部副部長、「救う会」事務局長を経て、03年に特定失踪者問題調査会代表に就任。拓殖大学海外事情研究所教授。編著書に『拉致救出運動の2000日』、著書に『内なる敵をのりこえて、戦う日本へ』『拉致―異常な国家の本質』ほか。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

荒木/和博
1956年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。民社党全国青年部副部長、「救う会」事務局長を経て、2003年、拉致の可能性の高い失踪者の調査機関「特定失踪者問題調査会」代表に。拓殖大学海外事情研究所教授。予備1等陸曹、「予備役ブルーリボンの会」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 



 

 

 


シモーヌ・ヴェイユの思想

2019年02月27日 16時37分39秒 | 社会・文化・政治・経済

美の必然性
ヴェイユは美を重視し、それは神や真理へ至るためのほとんど唯一の道であるとしている。

したがって彼女の美に対する洞察はその思想の核心に近づいたものといえる。
美を愛することは魂の自然な本性に備わっているから、だれでも美には惹きつけられる。

もちろん、何を美しいと思い、愛するかには個人差がある。
金を愛する守銭奴もいれば、権力を愛するものもいる。
ヴェイユは享楽への愛を否定する。贅沢は高慢であり、己を高めようとすることである。

彼女の言う美や愛とはそのような対象への支配と逆の、自己否定である。
真に美しいものとはそれがそのままであってほしいものである。それに何かを付け加えたり減らしたいとは思わない完全性、それが「なぜ」そのようにあるのかという説明を要せず、それがそのままで目的としてあるもの。
「美は常に約束するけれど、決して何ものをも与えようとはしない。」という彼女の言葉はそのことを表している。美は何かの手段とならず、それ自身しか与えない。
人は美に面したとき、それを眺め、それ自身の内なる必然性を愛する。

そして必然性を愛するということは、対象への自己の支配力を否定することである。自己を拡張しようという欲求は対象を食べてみずからの内に取り込もうとするが、美は距離を置いて見つめる対象でしかない。それを変化させたり所有することは汚すことである。

美の前で人は飢えながらも隔たりをもってそれを見つめ、そのままで存在してほしいと願う。
不幸
ヴェイユは美のほかに不幸が真理に至る道になるという。説明不能でありながら魂に染み込んでくる実在的なものという点で美と不幸は共通する性質を持つ。ただし不幸は美のように、人にとって自然な道ではない。

自己を強大化し、他人を支配するための力を求めるのが魂にとっては自然なのである。

ヴェイユはそのような力の崇拝を嫌悪していた。弱者に対して野蛮に振る舞う人の本性を彼女は洞察している。

弱者は強者の前で意志の自由を失い、服従するだけの物質と化してしまう。人が力に屈服し、人格を失ってしまった状態。

それが不幸と呼ばれる。不幸はまったく理不尽に人に食い込んでくる。ヴェイユは工場のなかで魂のない奴隷へと下落したたくさんの人間を見、自らもそれを体験した。真の不幸は苦しんでいる当人すら自分の苦しみのありさまを理解できないほどに思考力を奪う。

そのように不幸な人は、人格としては存在すらしていないのである。
隣人愛は不幸な人の存在していない人格を存在させる。それは自らは飢えて相手を満たそうとする。

その人の人格を愛するというのではなく、ただ、その人自身であるということによってのみ愛するのだ。強いから、美しいから、善いから愛するのではなく、また、愛すべきものを自己に取り込もうとするのではなく、真の愛は不在として絶対の対象を求める。
存在していないものへの気遣い、それは注意力によって可能となる。

ヴェイユの注意は隔たりをもったはるか遠くの弱きもの、小さきものに注がれる。
注意力はヴェイユの思想の中で大きな位置を占めている。彼女は神への注意を祈りと呼び、真の宗教は極度の注意力を必要とするとしている。
注意とは思考を停止させ、無欲で純粋な待機状態になることである。
それは努力と忍耐を尽くさねば為しえないが、何かを得るための努力ではなく、むしろ徹底した待望なのである。人は努力したのに報いが得られないということに耐えられず、真実を歪めてでも報いを求めてしまう。
ヴェイユの注意とは報いではなく真実を求めるものであり、いかに悲惨なことでもそのままに見つめることだ。

この時の純粋さとは汚れを避けることではなく、汚れを見つめうる純粋さだ。

それは真理を報いとして求めるものでもない。
それは生命よりも真理を愛し、自分の不完全さを徹底して理解することを欲する。
いかに激しい苦痛のなかでも正しい方向へと向かう力、愛する力を失わないよう願うことはできる。
ヴェイユとて苦しみを好んでいたわけではなく、喜んで不幸を受け取れとは言わない。

そのようなことを言うのは、人々の不幸を見過ごしにすることだ。
喜びは喜びとして、不幸は純粋に不幸として受け取らなくてはならない。
しかし純粋な不幸を愛をもって受け入れるという奇跡をなしえたとき、不幸は神に触れる啓示になりうるというのである。
真空
自然なあり方として人は自己を増大させようとする。自らをすり減らすというのは自然なことではなく、超自然的なことである。

自己無化に貫かれるヴェイユの思索は根底で神と結びつく。

ヴェイユが残したノートを彼女の友人のティボンが編集した本『重力と恩寵』の冒頭にはこうある。
魂の自然な動きはすべて、物質における重力の法則と類似の法則に支配されている。恩寵だけが、そこから除外される。
この世はひたすら下落へと向かう重力に支配されており、それから免れようにも重力に支配された魂は誤りを犯す。

だから自分から高まろうとするのではなく、待望こそ必要とされるのである。

すべてをもぎ取られた真空としての待望である。
そして真空とは自然なことではない。

ヴェイユによれば下落から逃れて高みに昇るのは恩寵によってのみ可能であるが、重力の下降運動、恩寵の上昇運動とともに恩寵の二乗としての下降運動があり、これは重力と無関係に自ら下降する。
ヴェイユは自己否定としての神を語る。
キリストの受難もそのように捉えられている。神から最も離れており、神に立ち戻るのは絶対に不可能なほどの地点にある人のもとに、神が人としてやってきて十字架にかかったということは神の自己否定であるという。
ヴェイユによれば世界の創造も自己否定である。神は世界創造以前にはすべてであり、完全であった。
しかし神は創造によって自分以外のものが世界に存在することに同意し、自ら退いたのである。

神と神以外のものの総計は、神だけが存在する状態よりも小さい。創造とは拡大ではなく収縮である。
神の代わりに世界を支配するようになった原理は、人格の自律性、物質の必然性である。
神の自己否定によって存在を与えられた我々は神の模倣、つまり自己否定によって神に応えることができるという。
そして応答としての自己否定とは具体的には隣人愛と世界の美への愛なのである。
この愛とは、神がそのように創造した世界を受け入れることと言ってもよい。つまりそれ自身のために、自己の支配力を否定することである。
世界が善だから愛するというのではなく、悪をみつめ、悪を憎悪しつつも善と悪を造った神と、神が創ったこの世界を愛することを説く。
ヴェイユは偽りの慰めを退け、想像上の神を信じる者より神を否定する者の方が神に近いという。

全く神が欠けているということでこの世界は神そのものであり、この奥義に触れることで人ははじめて安らぐことができると、ヴェイユはノートに書き残している。
カトリック教会との関係
自らを「教会の門の前で人々を呼び集める鐘」[要出典]と評したりもしたが、洗礼は受けなかった。


重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄

2019年02月27日 16時04分59秒 | 社会・文化・政治・経済
 
シモーヌ ヴェイユ  (著), Simone Weil (原著), 田辺 保 (翻訳)


 商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか。

―ただ「愚寵」によって、である。「恩寵は満たすものである。

だが、恩寵をむかえ入れる真空のあるところにしかはって行けない」「そのまえに、すべてをもぎ取られることが必要である。何かしら絶望的なことが生じなければならない」。

真空状態にまで、すべてをはぎ取られて神を待つ。苛烈な自己無化への志意に貫かれた独自の思索と、自らに妥協をゆるさぬ実践行為で知られる著者が、1940年から42年、大戦下に流浪の地マルセイユで書きとめた断想集。

死後、ノート(カイエ)の形で残されていた思索群を、G・ティボンが編集して世に問い、大反響を巻き起こしたヴェイユの処女作品集。

シモーヌ・ヴェイユ(1921年)

生年月日:1909年2月3日
出身地:パリ
死没:1943年8月24日 (34歳)
シモーヌ・ヴェイユは、フランスの哲学者である。
父はユダヤ系の医師で、数学者のアンドレ・ヴェイユは兄である。

ヴェイユは第二次世界大戦中に英国アシュフォード(ケント)でほぼ無名のまま客死した(享年34)。

戦後、残されたノートの一部が知人の編集で箴言集として出版されるとベストセラーになった。

その後もあちこちに残されていた膨大な原稿・手紙・ノート類を知人たちが編集・出版するにつれてその深い思索への評価は高まり、何カ国語にも翻訳されるようになった。遺稿は政治思想、歴史論、神学思想、労働哲学、人生論、詩、未完の戯曲、日記、手紙など多岐に渡る。

自分自身に、極限といってよい人間愛をやまなかったシモーヌ・ヴェイユの生き方、今なお心を深く打つものがある。
「苦痛と危険は、わたしの精神構造からいって不可欠のものです。(中略)地球上に広がった不幸は、わたしにとりつき、わたしの能力を無に帰せしめてしまうほどわたしを打ちのめしています。わたし自身が危険と苦しみの分け前をたっぷり背負わせないかぎり、わたしはその能力を回復し、こととりつかれた状態から解放されることはありません」
身近な他人の苦しみを自分の苦しみとして体験した「不幸」が、人間の根源的な「不幸」を築くと洞察させた。

1943年8月24日の夜、シモーヌ・ヴェイユは静かに息を引きとった。
検死官による死亡診断書は「栄養失調と肺結核による心筋層の衰弱から生じた心臓衰弱患者は精神錯乱をきたして食事を拒否、自ら生命を絶った。」と記された。

後半部分が波紋を起こし、イギリスの新聞2紙が「食物を絶って死ぬ、フランス人一女教師の異常な犠牲行為」との見出しでこの無名な元教師の死を報じた。
死後
ヴェイユが死んで4年後の1947年、友人の農民哲学者ギュスターブ・ティボン(フランス語版)は生前シモーヌから託された十数冊の雑記帳(カイエ)を編纂し、『重力と恩寵』と題して出版した。
無名の著者によるこの本は宗教・哲学分野としては異例のベストセラーとなりシモーヌ・ヴェイユ「発見」の先駆けとなった。


 




 

 
 

 


愛の妖精

2019年02月27日 15時52分45秒 | 医科・歯科・介護

ジョルジュ サンド (著), George Sand (原著), 宮崎 嶺雄 (翻訳)

 

商品の説明

 

内容(「BOOK」データベースより)

フランス中部の農村地帯ベリー州を背景に、野性の少女ファデットが恋にみちびかれて真の女へと変貌をとげてゆく。

ふたごの兄弟との愛の葛藤を配した心憎いばかりにこまやかな恋愛描写は、清新な自然描写とあいまって、これをサンド(1804‐1876)の田園小説のうちで屈指の秀作としている。

愛の妖精』(あいのようせい、フランス語La Petite Fadette)は、フランスの作家ジョルジュ・サンドが書いた小説1849年初版。原題は「小さなファデット」の意。

フランスの田園地方を舞台に、双子の兄弟と野性的な少女ファデットの成長と恋愛が、繊細な筆致でみずみずしく描かれる。

 

コッス村の農家の家に、美しい双子(一卵性双生児)の男の子が生まれる。

父親は誰からか「双子はお互いの愛情が強すぎて、離ればなれになると生きていけない」と聞いていて、それがちょっと心配だった。

 

双子はすくすく成長し、次第に性格の違いができてきた。弟ランドリーは陽気で快活で、兄のシルヴィネは優しいがちょっと内気だった。しかし仲は良く、いつも一緒だった。

 

生活が苦しくなったこともあり、双子のどちらかを奉公に出そうということになり、ランドリーが志願する。

シルヴィネには奉公は耐えられないだろうと思ったからだ。事実、離ればなれになることでシルヴィネは見るも哀れなくらい落胆していた。

 

村の子供たちに魔法使いとおそれられている老婆・ファデばあさんには、二人の孫がいた。姉・ファデットは小柄で、痩せていて、色は黒くておしゃべりで、からかい好きで、子供たちに敬遠されていた。

もちろん双子も苦手だった。あだなは「こおろぎ」。弟は「ばった」と呼ばれていた。

 

シルヴィネは、ランドリーが奉公先の娘や新しくできた友達と遊んでいると思うと、どうしようもない疎外感におそわれた。そんなある日、シルヴィネが行方不明になった。ランドリーは兄が命を絶とうとしているのではないかと、慌てて探しに行くが見つからない。絶望に目の前が真っ暗になりかけた時、ファデットが現れ、シルヴィネの居場所を教えてくれた。シルヴィネは無事見つかった。

 

ランドリーはそれまでファデットとろくに話したことがなかったが、事件以降、話す機会も増え、ファデットが物知りで、踊りが上手で、また根は優しくて気だてのよい娘だということに気付く。ランドリーはファデットに惹かれていく。ファデットもまたランドリーと付き合ううちに、身だしなみに気を遣ったり優しい気持ちを素直に表したりするようになる。それまでファデットは自分は醜いと思い、周りもそう思っていたのだが、見違えるように変わっていく。

 

二人の仲が深まってきたことを知ってシルヴィネはいてもたってもいられなくなる。父親も世間体を気にして反対する。ランドリーは理解してもらおうと懸命だが、シルヴィネが泣き出し、見かねたファデットは自分が村を出て行くと言い出す。

 

 



自分自身を楽しむこと

2019年02月27日 15時49分22秒 | 医科・歯科・介護

「人生の師」をもつことは、<生き方の規範>をもつことであり、師弟ともに、人類の幸福と平和の理想を生き姿ほど、すばらしい世界はない。

自分が正しいと信じるままに、強く生き抜くことが大切。
「幸福の道」を真っすぐ歩んでいく。
「幸福」とは「満足」と言えようか。
自分自身を楽しむこと。
自分自身に満足すること。
「ああ、私は、この生き方でよかったのだ」と自分自身に、心から言いきれる喜びにこそ、確かな幸福があるといえるだろう。


渡辺明5期ぶり王将に復位

2019年02月27日 15時31分51秒 | 社会・文化・政治・経済

渡辺明棋王が久保利明王将を破りストレートでタイトル奪取 王将戦七番勝負第4局

更新:2019年02月25日
久保利明王将に渡辺明棋王が挑戦する第68期王将戦七番勝負の第4局が、2月24・25日(日・月)に沖縄県那覇市「琉球新報本社ビル」で行われ、渡辺棋王が久保王将を96手で破り、ストレートの4連勝で王将戦を制しました。


将棋ウェーブログ

渡辺明二冠、最年長タイトル保持者になる

渡辺二冠はこの2018年度、JT杯優勝、A級復帰、朝日杯準優勝に続いて、王将奪取。

防衛する立場の第44期棋王戦五番勝負も、挑戦者の広瀬章人竜王を相手に、すでに2連勝でカド番に追い込んでいます。

とはいえ、今をときめく広瀬竜王ですから、ここから怒涛の大逆転を食らう可能性も無きにしもあらず。

ですが、仮にそうなったとしても、王将に復位したことで、20歳で竜王を獲得して以来のタイトル保持記録が途切れる可能性がなくなりました。

また、久保王将が無冠の九段となったことで、タイトル保持者から40代以上の棋士がいなくなり、渡辺二冠(34歳)がタイトル保持者の最年長棋士となっています。


児童書 むこう岸

2019年02月27日 15時04分45秒 | 医科・歯科・介護
 
 安田 夏菜 (著)

子どもに伝えたいメッセージは、
「状況は変わるから、おじいさんやおばあさんになるまで生きていてほしい」

朝日を浴びて「これから一日が始める」と思えるような作品を書いていきたいです。

商品の説明

内容紹介

【対象:小学校高学年以上】
児童文学作家、ひこ・田中氏がイッキ読み! 「『貧乏なのはそいつの責任』なんて蹴っ飛ばし、権利を守るため、地道に情報を集める二人。うん。痛快だ。」

小さなころから、勉強だけは得意だった山之内和真は、必死の受験勉強の末、有名進学校である「蒼洋中学」に合格するが、トップレベルの生徒たちとの埋めようもない能力の差を見せつけられ、中三になって公立中学への転校を余儀なくされた。
ちっちゃいころからタフな女の子だった佐野樹希は、小五のとき、パパを事故で亡くした。残された母のお腹には新しい命が宿っていた。いまは母と妹と三人、生活保護を受けて暮らしている。
ふとしたきっかけで顔を出すようになった『カフェ・居場所』で互いの生活環境を知る二人。

和真は「生活レベルが低い人たちが苦手だ」と樹希に苦手意識を持ち、樹希は「恵まれた家で育ってきたくせに」と、和真が見せる甘さを許せない。
中学生の前に立ちはだかる「貧困」というリアルに、彼ら自身が解決のために動けることはないのだろうか。
講談社児童文学新人賞出身作家が、中三の少年と少女とともに、手探りで探し当てた一筋の光。

それは、生易しくはないけれど、たしかな手応えをもっていた――。

内容(「BOOK」データベースより)

貧しさは、あきらめる理由になんてならない。有名進学校の授業についていけず、公立中学に転校した少年。

父を事故で亡くし、母と妹と三人、生活保護を受けて暮らす少女。

少年は「生活レベルが低い人」と少女に苦手意識を持ち、少女は「恵まれた家で育ってきたくせに」と少年の甘えを許せない。

そんな反目する二人が直面する、「貧しさゆえに機会を奪われる」ことの不条理。

中三の少女と少年は、いかにして「貧困」に立ち向かうのか。

著者について

安田 夏菜
兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選した『あしたも、さんかく 毎日が落語日和』でデビュー。

第5回上方落語台本募集で入賞した創作落語が、天満天神繁昌亭にて口演される。
ほかの著書に、『ケロニャンヌ』『レイさんといた夏』『おしごとのおはなし お笑い芸人 なんでやねーん!』(以上、講談社)、『あの日とおなじ空』(文研出版)がある。日本児童文学者協会会員。「季節風」「こてまり」同人。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

安田/夏菜
兵庫県西宮市生まれ。大阪教育大学卒業。

『あしたも、さんかく』で第54回講談社児童文学新人賞に佳作入選(出版にあたり『あしたも、さんかく毎日が落語日和』と改題)。第5回上方落語台本募集で入賞した創作落語が天満天神繁昌亭にて口演される。

日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

いじめ対応「教師懲戒」賛否

2019年02月27日 14時57分56秒 | 社会・文化・政治・経済

いじめを放置した教師が罰せられる法案に誰が反対しているのか?
教師に求められるのは、教育に対する情熱・使命感と子供に対する愛情です。

いじめに対し見て見ぬふりをするなど職務放棄といわざるを得ません。今回の無料メルマガ『いじめから子どもを守ろう!ネットワーク』では、「いじめ防止対策推進法」の改正動向を紹介、なぜいじめを放置する教師を懲戒対象とすべきなのかについて力説しています。
今こそ「いじめ防止法に教師への処罰規定を」

昨年の12月、サポーターの方から地元の下野新聞の論説をご紹介いただきました。

「いじめ防止法改正 信頼関係構築に努力必要」というタイトルで、超党派の国会議員による勉強会が、いじめ防止対策推進法の改正に向けた素案をまとめたというものでした。その素案には、

教員がいじめの疑いを把握しながら放置するのを禁じ、これに反した対応をした場合は懲戒処分の対象にする
と示されているというものです。さらに本論説では、

学校・教委の側に被害者側に寄り添う姿勢が全くうかがえず、対立があらわになる例はほかにも多々ある。防止法の趣旨を根付かせていくには、改正以前に教育現場の意識改革が必要だろう。
と締めくくられております。私たちが皆様と共に、長年に渡って訴えてきた「いじめを隠蔽、放置、加担、あるいは主導する教師は懲戒することを盛り込むことが必要だ」という主張が実現する日が間近に迫ってきていることが感じられます。

子供たちを守るためには、国として絶対に宣言しなくてはならないことです。

全国100万人を超える教師の中で、いじめを隠蔽したりするような教師はほんの一握りです。

しかし、その一握りの心無い教師を担任に持つ子供たちにとっては、それはつらい現実です。

その一握りの教師をかばうために、教育界には「教師を罰するのは反対だ」との声が根強くありました。

この壁を破らなければなりません。
法制化すると短絡的に「いじめがなくなる」というわけではありませんが、いじめは放置してもかまわないと考えている教師たちに、「いじめには、きちんと対応しなければいけない」という意識変革を促すための第一歩です。
昨年末にお会いしたヤンキー先生こと義家弘介前文科副大臣からも「来年はやりますからね」という力強いお言葉をいただきました。

文部科学省自体の「いじめ」に対しての取り組みが積極的な方向に転換し、「いじめ防止対策推進法」に「教師の懲戒」を盛り込むことが議論されている今こそ、保護者の声を、文科省、議員の皆様に届けてまいりたいと存じます。

どうか、お知り合いの中に文科省、議員の皆様がいらっしゃる方や、あるいは、法改正に影響力をお持ちの方とご縁があります方でご賛同いただけるようでしたら、お声がけをお願いしたいと存じます。
冬休みが終わり、学年末に向けての毎日がはじまります。先生方の異動もこの学期中に検討されますし、4月からのクラス編成も検討される季節です。

ですから、いじめやその他の問題も、保護者としては早期に決着する必要があります。

なにか気になることがありましたらご遠慮無くご相談いただければ幸いです。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク


虚偽広告などの医薬品売り上げ4.5%を製薬企業から没収

2019年02月27日 14時51分28秒 | 医科・歯科・介護

厚労省方針

毎日新聞 2019/02/27

 厚生労働省は、虚偽・誇大広告など不当な方法で医薬品の販売を拡大した製薬企業に課徴金を支払わせる新たな制度について、没収する額を売り上げの4.5%とする方針を決めた。

従来の罰金よりも支払う額が跳ね上がる可能性があり、再発防止の効果が期待できる。通常国会に提出する医薬品医療機器法(薬機法)の改正案に盛り込む。2021年夏までの施行を目指す。

 医師が処方する医療用医薬品の中には1兆円以上も売り上げるヒット商品がある一方、違反した場合には刑事罰として200万~1億円の罰金があるだけで、抑止効果が乏しいとされていた。

厚労省は13年に発覚した製薬大手ノバルティスファーマの降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)のデータ改ざん事件を機に、違法行為で得た利得を徴収する課徴金制度創設を検討。

昨年11月の有識者会議で制度創設を提案し、了承されていた。

 当初、一般の商品の不当表示を規制する改正景品表示法と同様に売り上げの3%を検討していた。

これに対し、検討段階で「3%では少ない」「製薬企業は一般企業よりも収益率が高い」などの意見が出たため、製薬企業の営業利益率の中央値に相当する4.5%まで引き上げた。課徴金制度が導入されれば、数百億円単位に上る課徴金を支払うケースが出る可能性もある。

 課徴金の納付命令を出せるのは厚労省と都道府県で、業務命令などの行政処分で十分な抑止効果が得られていると判断した場合は命令を出さない規定も設ける。さらに一定の売り上げに達しない場合は、違反があっても納付命令の対象外とすることも検討している。【阿部亮介】