輪子は昨年の取手開設記念レースで山崎賢人選手のレースを観てからファンとなる。
ゴール前の勝利者インタビュー。
「何だ!あの頭は」と驚くファンの声で、輪子は可笑しさがこみあげてきた。
競輪選手としては類を見ないようなアフロヘアーがトレードマーク。
輪子は仕事が忙しく、久留米競輪開設記念決勝戦中野カップを観戦することができなかった。
ネットで検索、レースの結果を知って残念だと思った。
木暮 安由選手のブロックでケントは失速していた。
好調だっただけに、惜しまれる結果に。
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並び 9-2 8-3-7-4 6(単騎)1(単騎)5(単騎)
レース評
4車結束の関東勢が強力布陣。
杉森は自在型だが、格上3車に任されて先頭となれば、“発進”以外に選択肢はないはず。平原が別線の捲りに合わせ番手捲りを放ち木暮とのG前勝負に持ち込む。
九州のエースとして強い責任感を抱く中川は、山崎次第で逆転十分。
予 想 | 好 気 合 | 総 評 | 枠 番 | 車 番 | 選手名 府県/年齢/期別 | 級 班 | 脚 質 | ギヤ 倍数 | 直近4ヶ月の成績 | |||||||||||||
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競走得点 | S | B | 逃 | 捲 | 差 | マ | 1 着 | 2 着 | 3 着 | 着 外 | 勝 率 | 2連 対率 | 3連 対率 | |||||||||
注 | 8 | 1 | 1 | 三谷 竜生 奈 良/31/101 |
SS | 逃 | 3.92 | 112.00 | 2 | 3 | 0 | 3 | 2 | 1 | 5 | 1 | 1 | 19 | 19.2 | 23.0 | 26.9 | |
× | 8 | 2 | 2 | 中川 誠一郎 熊 本/40/85 |
S1 | 両 | 3.92 | 114.71 | 1 | 2 | 1 | 4 | 2 | 1 | 6 | 2 | 1 | 12 | 28.5 | 38.0 | 42.8 | |
◎ | 4 | 3 | 3 | 平原 康多 埼 玉/37/87 |
SS | 両 | 3.92 | 118.24 | 3 | 4 | 0 | 10 | 5 | 0 | 9 | 6 | 5 | 10 | 30.0 | 50.0 | 66.6 | |
13 | 4 | 4 | 神山 拓弥 栃 木/32/91 |
S1 | 追 | 3.92 | 110.54 | 4 | 0 | 0 | 0 | 12 | 0 | 6 | 6 | 6 | 18 | 16.6 | 33.3 | 50.0 | ||
△ | 6 | 5 | 松浦 悠士 広 島/28/98 |
S1 | 両 | 3.92 | 116.17 | 2 | 7 | 0 | 11 | 12 | 2 | 19 | 6 | 2 | 12 | 48.7 | 64.1 | 69.2 | ||
15 | 5 | 6 | 櫻井 正孝 宮 城/31/100 |
S1 | 逃 | 3.92 | 106.73 | 3 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | 3 | 2 | 7 | 7 | 15.7 | 26.3 | 63.1 | ||
○ | 10 | 7 | 木暮 安由 群 馬/34/92 |
S1 | 両 | 3.92 | 112.59 | 0 | 3 | 0 | 6 | 9 | 0 | 9 | 6 | 5 | 12 | 28.1 | 46.8 | 62.5 | ||
14 | 6 | 8 | 杉森 輝大 茨 城/36/103 |
S1 | 逃 | 3.92 | 107.85 | 0 | 3 | 1 | 2 | 6 | 0 | 5 | 4 | 4 | 14 | 18.5 | 33.3 | 48.1 | ||
▲ | ★ | 7 | 9 | 山崎 賢人 長 崎/26/111 |
S1 | 逃 | 3.93 | 112.48 | 0 | 15 | 4 | 6 | 0 | 0 | 4 | 6 | 2 | 15 | 14.8 | 37.0 | 44.4 | |
【誘導員】高木 和仁 S2 |
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名 着差 上り 決ま
り手S
/
B勝敗因 ◎ 1 3 平原 康多 11.1 捲 B ○ 2 7 木暮 安由 1/2車身 10.9 ク △ 3 5 松浦 悠士 1車輪 10.8 4 6 櫻井 正孝 3/4車身 10.9 × 5 2 中川 誠一郎 1車身1/2 11.1 6 4 神山 拓弥 2車身 11.2 ▲ 7 9 山崎 賢人 1車身1/2 11.2 注 8 1 三谷 竜生 1車身1/2 11.3 9 8 杉森 輝大 9車身 12.6 2車単 3-7 630円(1人気) 3連単 3-7-5 2520円(2人気) レース後記
ライン4車の先頭を買って出た杉森輝大が赤板を目掛けて一気に踏み込む。山崎賢人はスンナリと車を下げ、櫻井正孝は関東勢を追い掛ける三谷竜生と松浦悠士は後方8、9番手で打鐘を迎えたが、三谷が中川誠一郎を掬って巻き返しを狙った山崎にスイッチ。
関東ラインの3番手を回った木暮安由が山崎をブロックすると、態勢を立て直して自らまくり出る中川に合わせて平原康多が番手発進。鋭く詰め寄る木暮を振り切って今年初優勝を飾った。
「山崎君のスピードは前の杉森君と合っていたので大丈夫かなって思いました。その後は絶対に中川さんが来ると思ったのでそれに合わせて踏むしかないと思って。後ろに木暮も(神山)拓弥もいるのでチャンスがあるようにって。
最後まで踏み切れたし、木暮にも踏み勝てたし良かったです。でも自分の優勝というよりも、ラインで良い競走ができたのが嬉しい。久々じゃないですか、こうやって魅せられたのは。本当にラインのおかげです」
好ブロックを見せた木暮だが平原を交わせず2着まで。
「自分の後ろもいたし、3番手の仕事はできたと思う。でもバック踏んだ時に平原さんが前に踏んでちょっと口が空いてしまいましたね。あれがなければもう少し面白かったと思う」
3着には最後方で戦況を窺っていた松浦が入線。
「賢人はもっと早く仕掛けると思ったんですけどね。読みが違いました。その後は中川さんがまくってくれれば面白かったですけどね…。ああなった時点で、前をしゃくるかどうするべきだったかは難しい判断でしたね」
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