仁徳天皇陵古墳 1

2019年07月10日 17時29分47秒 | 社会・文化・政治・経済

全長約486mの日本最大の前方後円墳。周遊路が整備されており、一周するには1時間かかる。

世界遺産に仁徳天皇陵

工期15年8か月
作業員数延べ680万7000人
ピーク時1日当たり2000人
総工費796億円

大手ゼネコンの大林組が古代工法で試算


世界遺産に「仁徳陵」など古墳群正式決定

2019年07月10日 17時24分14秒 | 社会・文化・政治・経済

 国内23件目

百舌鳥・古市古墳群

上田真由美 2019年7月6日

 アゼルバイジャンで開かれているユネスコ国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は6日、宮内庁が「仁徳天皇陵」として管理する「大山(だいせん)古墳」など「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)を世界文化遺産に登録することを決めた。国内の文化遺産は19件目で、自然遺産とあわせて23件となる。大阪府の遺産が登録されるのは初めて。

 登録されたのは、国内最大の前方後円墳の「大山古墳」(伝仁徳天皇陵・墳丘長486メートル)や2番目の規模の「誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳」(伝応神天皇陵・同425メートル)など、4世紀後半~5世紀後半に築造された49基。堺市の百舌鳥エリアと羽曳野(はびきの)・藤井寺両市の古市エリアのそれぞれ4キロ四方に密集する。形や大きさも多様な古墳は、中央集権的な古代国家へと移行していく過程で、個人の権力の大きさや身分差が目に見える形で示されるようになっていった歴史を物語る物証として顕著な特徴があると認められた。

 世界遺産委員会では、各国から、古墳が市街地でも保護され、いたすけ古墳(堺市)のように住民運動によって開発圧力から守られたものもあることなどを評価する声が相次いだ。

 49基中29基が歴代天皇や皇后、皇族の墓として宮内庁が管理する陵墓(りょうぼ)などだ。非公開で本格的な発掘調査が認められておらず、考古学者歴史学者からは「被葬者が学術的に確定していない」として「仁徳天皇陵古墳」などの名称での登録に反対する声が出ていた。

 当時は大阪湾から見える平野上に大山古墳などの巨大な前方後円墳が並ぶ構図で、激動の東アジア情勢をふまえ、力を示したとも考えられている。(上田真由美)



生きがいについて 神谷美恵子

2019年07月10日 16時43分22秒 | 社会・文化・政治・経済

神谷 美恵子  (著), 柳田 邦男 (解説)

 

商品の説明

「生きるのに努力をを要する時間、生きるのが苦しい時間のほうがかえって生存充実感を強める」

 

内容紹介

「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは
何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにして
また新しい生きがいを見いだすのだろうか」

神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。
本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、
まさに生きた思想の結晶である。
1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。

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『神谷美恵子コレクション』全5冊
1 生きがいについて
2 人間をみつめて
3 こころの旅
4 遍歴
5 本、そして人
* * *
-関連書-
『神谷美恵子の世界』

詩集『うつわの歌【新版】』


■ 神谷美恵子コレクションについて ■ 永遠の書『生きがいについて』をはじめ、刊行後数十年を経てなお古びることのない一連の
著作を、新に編集したコレクション5冊。
あわせて、その人と生涯を写真と文字でハンディにまとめた『神谷美恵子の世界』もお届けします。
英文学から、医学へ、さらには精神医学から病跡学へ、ときに迷いながらも、自らの信じる道を
貫いた神谷美恵子(1914-1979)の人生。
ハンセン病の患者さんとの出会いや交流、長島愛生園での実践と思索の日々。
一人の女性として、また妻として母として、日常の雑事を生き抜いた生活者としての側面。
神谷美恵子は、そのすべてを「書くこと」で表現しようとした。
その生き方は、著作をとおして、また雑誌やテレビを通じて、多くの人の感動を呼んできました。
このコレクションは、その主要な著作を新たに編集、各巻末に著者の未公開の文章と
解説を加え、著者ゆかりの人々へのインタビューやエッセイなどを付録にして、
読者に近づきやすい神谷美恵子を提供しようとするものです。
いまこそ、神谷美恵子――神谷美恵子の思索、その生きる姿勢は、現代だからこそ、
新鮮なかがやきを放っています。
病めるものに寄せる思いと実践のなかから紡ぎ出された言葉の数々を贈ります。 

出版社からのコメント

内容(「BOOK」データベースより)

「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか」

神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。

本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶である。

1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。

著者について

神谷美恵子(かみや・みえこ)
1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学課程で学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園精神科勤務(1965-1967年精神科医長)。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。
著書『生きがいについて』(1966、みすず書房)『人間をみつめて』(1971、朝日新聞社)『こころの旅』(1974、日本評論社)『遍歴』(1980、みすず書房)『本、そして人』(2005、以上は「神谷美恵子コレクション(全五巻)」〈2004-2005、みすず書房〉所収)「神谷美恵子著作集(全10巻、補巻1、別巻2)」(1980-1984)、『うつわの歌』(1989、新版2014)、『ケアへのまなざし』(《始まりの本》、2013、以上みすず書房)、訳書 マルクス・アウレリウス『自省録』(1949、創元社、1956、岩波文庫)、ジルボーグ『医学的心理学史』(1958)、ミシェル・フーコー『臨床医学の誕生』(1969)『精神疾患と心理学』(1970)、ヴァージニア・ウルフ『ある作家の日記』(1976、以上みすず書房)他多数。



気になる子どものネット利用

2019年07月10日 14時43分59秒 | 社会・文化・政治・経済

低年齢の子どもとインターネット

「子どもたちのインターネット利用について考える研究会(子どもネット研)」は、学識経験者・学校関係者・保護者とで構成される専門家会議です。本サイトでは、主に地域の現場で活躍する学校関係者・地方自治体担当者・NPOの皆様にご活用いただくべく、その研究成果や活動内容をご報告・ご提供してまいります。
子どもたちが情報リテラシが十分でないままインターネットを利用し、さまざまなトラブルの被害者・加害者となる事例が報告されるようになっています。
子どもたちのインターネット利用について考える研究会では、広く次世代を担う子どもたちにインターネットを使う際のリスク(防犯)教育を 促進するとともに、これを取り巻く諸施策について考察し、具体的な形で取り組みを提唱いたします。
第九期分(2017年7月~2018年3月)活動報告書

2017 年 3 月
子どもたちのインターネット利用について考える研究会
本報告書は、「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」(座長:
お茶の水女子大学 教授 坂元章、略称:子どもネット研)の第八期(2016 年
7 月〜2017 年 3 月)期間中の活動について概略をまとめ、その研究成果を広く
社会に還元するために作成したものです。

子どもたちのインターネット利用について考える研究会 第八期 報告書(Adobe PDF) - htmlで見る
www.child-safenet.jp/wordpress/wp.../report08.pdf
もたらす良い影響を信じるとともに、子どもたちのインターネット利用に関して発生する. 諸問題の対処は、まず保護者にその ... 度改訂)のように、その時々の社会的な課題に応じて、個々の保護者の判断の助けとなるよ. うな、状況の整理と情報提供に努めてき ..

 

 

www.edu.city.kyoto.jp/school/webmoral/kyouzai/.../report.pdf

も大きな武器となるものではありますが,一方で,その危険性を認識し,どう克服して. いくかが ... また,子どもたちのインターネット利用について調べた「日本PTA全国協議会ア .... つけるだけでなく,その活用の基盤となる子どもたちの心を豊かにすること,やさし.


 


ルポ児童相談所―一時保護所から考える

2019年07月10日 14時38分06秒 | 社会・文化・政治・経済

ジソウ、ジソウとニュースで連呼されている児童相談所の今が少しは見えてきた。 被害者であるはずの児童が尊重されない、ケアされていないことに胸が痛む。 ただ、それは児童相談所の職員に問題があるわけではなく システムに問題があるのだと思う。 著者も良い一時保護所と悪い一時保護所があると言っている。 この良い例を全国に広げるためのシステムが必要だ。 子供は国の宝。 早急にこの問題を解決しなければならない。

一時保護所には施設格差があり、子供達はある日突然、連れてこられた途端、番号が振られた下着を与えられ、自由や権利も全て奪われ、刑務所の如く管理・監視されることも少なくないという現状に衝撃を受けた。と同時に、児相の現状…職員1人当たりの担当は100件以上。虐待だけでなく非行や発達障害、貧困、親の相談対応や家庭支援など問題は様々あるのに、全て児相に一極集中。作者自ら一時保護所へ泊込み体験。子供、親、職員など多方面からの聞き込みと多数のデータを用い、客観的な視点から検証、問題提起をしてる良作!

「小中は義務教育なので、欠席扱いとなっても卒業はできますが、問題は高校…一時保護期間が2ヶ月におよび、学校で出席扱いがされないと、その子どもは留年せざるを得なくなります…中退する子どもが多くなります」77「一時保護所の入所率が100%を越えている一時保護所が全体の7%となっているのです(2014)」80「日本では里親の比率が低い…①社会認知②強い親権…親の同意なしに里親委託できない③児相の多忙…施設にとりあえず預けてしまう…12%、韓国で43%、アメリカ71%」

読んでいる中で、施設は施設で困難な面に直面する日々だが、児相・保護所の立場からしたら私達は私達で大変な一面があることを改めて感じた。毎日慌ただしいのだと思う。一番感じたのが児相が様々な業務を請け負いすぎている状況にあること。その結果、手が回らずに後回しに・・っていうことになってしまうのではないか。保護所が、例え一時的な場所であったとしても、ソフト面の環境は子どもが保護所に入ってきたときに1番必要な要素なのではないかと思う。安心が満たされない限り、子どもにとって最善とは言えない。
一般にはほとんど知られていない一時保護所について書かれています。元当事者や職員へのインタビュー、それぞれの施設への取材も丁寧に行われておりフェアな内容です。児童相談所など末端の行政機関批判は簡単ですが、そもそも貧困対策や子育て支援などマクロな政策、予算が不十分であることが背景にあると私は思います。児童福祉に興味がある方におすすめできる本です。

正解のない問に日々直面しなければならない仕事なんだなあと。親からも社会からも批判を浴び、それでも子どもを第一に考えられる職員の人はすごい。でも一方で、子どもが逃げ出したくなるような保護施設があるのも現実だ、あくまで本書を読んだ限りだけど。何がベストかなんてわからないけど、ある程度恣意を減らしつつ、子どもと向き合っていくのがいいのかね、あと地域の連携。

図書館:仕事関連書籍。結局良いサービスにはそれなりの支出が必要なのだ。それは、行政だろうが民間だろうがいっしょ。民間は、営利目的で行いサービスを享受したい人間が対価を払う。しかし、行政はそうはいかないのが現実。結局、組織を作る人間の意識がすべてだと思う。そして、それは働く人間の善意ではない。きちんと必要な事を理解した上で、必要な支出を決めて実施する人間の意識だと思う。

ある種の悪者論としてメディア等から批判されがちな児童福祉行政について、客観的な分析を試みた一冊。一時保護所入所経験者や児童相談所職員からの聞き取りを通して、児童相談所や一時保護所、児童虐待等の現状分析がなされている。なかなか知ることができない児童福祉の現場について、ある程度のイメージを持つことができた。一時保護所間の格差や現場職員の疲弊等の問題を挙げ、末尾では、児童福祉行政に世界標準レベルの支出を割くことやより良い児童福祉のあり方を提言している。

三重児相職員の言葉は印象的。
一時保護所の実態と課題を捉えたルポです。一時保護所は、虐待や非行など様々な理由により児童相談所により保護された子どもが、その後の行き先が決まるまで入所する一時的な施設です。そのまま社会的養護に置かれる場合もあれば家庭に戻される場合もあります。子どもにとっては本来、安心と安全、人権が保障される場でなければなりませんが、管理的である所もあります。本著はそうした問題点を見ることができると思います。また、著者なりの解決策が提示されており、今後の保護のあり方を議論するうえで一つの材料になると思いました。

昨今ニュースに取り上げられることの増えた子どもの貧困・虐待。最後のセーフティーネットである公的機関・児童相談所を取り巻く現状と、今後の改善策案まで、非常に冷静にわかりやすくまとめられている。著者が2つの一時保護所に住み込んだ経験、多くの関係者、子、親、職員から聞いた話、統計データ、書籍引用による構成。改善策案は、行政でできること、地域でできることに分けて述べられている。こども食堂だけでは解決できない根深い問題に対し、このような本は貴重。書いてくださったことに感謝。問題に関心ある方はぜひ一読を。良書です。

 


ルポ 児童相談所: 一時保護所から考える子ども支援

2019年07月10日 13時58分40秒 | 社会・文化・政治・経済

慎 泰俊 (著)

商品の説明

内容紹介

告発では、解決しない
社会起業家である著者が自ら住み込み、
取材し、課題解決の方向性を提言する


児童相談所併設の一時保護所は、虐待を受けた子どもや
家庭内で問題を起こした子どもらが一時的に保護される施設。
経験者の声は「あそこは地獄」「安心できた」と二つに分かれる。
社会企業家である著者自ら一〇ヵ所の一時保護所を訪問、二つに住み込み、
子供たち、親、職員ら一〇〇人以上のインタビューを実施。
一時保護所の現状と課題点を浮かび上がらせ、
どのように改善したらよいのか、一方的でない解決の方向性を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

児童相談所併設の一時保護所は、虐待を受けた子どもや家庭内で問題を起こした子どもらが一時的に保護される施設。経験者の声は「あそこは地獄」、「安心できた」と二つに分かれる。社会起業家である著者自ら一〇カ所の一時保護所を訪問、二つに住み込み、子供たち、親、職員ら一〇〇人以上のインタビューを実施。一時保護所の現状と課題点を浮かび上がらせ、どのように改善したらよいのか、一方的でない解決の方向性を探る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

慎/泰俊
1981年東京生まれ。朝鮮大学校政治経済学部法律学科卒、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。モルガン・スタンレー・キャピタルとユニゾン・キャピタルを経て、五常・アンド・カンパニーを創業、途上国の貧困層に小規模の金融サービス(マイクロファイナンス)を提供する信用組合を各国で経営している。仕事の傍ら、2007年にNPO法人Living in Peaceを設立し、日本初の「マイクロファイナンス・ファンド」を企画するとともに、国内で社会的養護下の子どもの支援をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 



歴史を創るのは人間だ

2019年07月10日 13時44分49秒 | 社会・文化・政治・経済

▽人生の主役は自分自身である。

▽新しい時代は、新しい挑戦によって開かれる。

▽戦いがあるから、人は自己の建設と、境涯を開くことができる。

▽大きな目標に向かう途上には、必ず大きな壁が立ちはだかる。
たとえ失敗したとしても、嘆かず、恐れず、また挑めがよい。

▽「決意して動く」
まず、できることから始めてみる。
習慣というのは、すごい力を持っている。
筋トレと同じで、毎日、ちょっとずつ負荷を増やす。
今日何かができたなら、それが明日の自分の基準となる。
それは本当に少しの変化でよい。
たとえ挫折しても、
何もしないでいるより前に進んでいることは間違いない。


阪神・ガルシア“虎軍奮投打”

2019年07月10日 12時59分34秒 | 社会・文化・政治・経済

8回1失点&来日初マルチ安打も黒星「これがベースボールさ」

 「阪神0-1巨人」(9日、甲子園球場)

 八回1死三塁。代打・中島の遊ゴロで、ついに均衡が崩れた。だがマウンド上の阪神・ガルシアは、横っ跳びで懸命に打球を止めた木浪に向けてグラブを向け、笑顔で好プレーを称えた。

 ガルシアは何度も甲子園をどよめかせた。まずは初回、岡本がはじき返した強烈なライナーが、右足内側のくるぶし付近に直撃。苦悶(くもん)の表情で天を仰いだ。

 打者としても球場を沸かせた。三回1死一塁で試みたバントは、前進した三塁・ビヤヌエバの右を抜ける内野安打に。さらに六回は右前打で出塁し、自身来日初となるマルチ安打を放った。本職ではゴロを打たせる投球で、快調にスコアボードに0を並べた。

 球団は新助っ人・ソラーテ獲得を発表。外国人枠を争うことになる状況にも「自分の仕事をするだけ」とさらり。矢野監督は「文句なし」とこの日の投球を絶賛。1カ月以上勝ち星から遠ざかるが、今後に期待を抱かせる投球を見せつけた。

 8回4安打1失点の好投も4敗目。「これがベースボールさ。スーパーマンのように投打でヒーローになりたかったけどね」。無援で敗戦投手になったが、左腕はおちゃめな表情で笑った。

 
【関連記事】

「話せる場」作って自殺予防  立命館大

2019年07月10日 12時08分59秒 | 社会・文化・政治・経済

立命館大が教育プログラム開発
毎日新聞2019年7月9日

立命館大総合心理学部の川野健治教授を中心とした研究グループが、子供の自殺予防教育プログラム「GRIP(グリップ)」を開発した。従来の命の大切さを伝える授業と異なり、学校や学級など「集団での援助」を目指すプログラムとなっている。

 ●本人は打ち明けにくい

 厚生労働省の調査によると、国内の全体の自殺者数は2010年以降減少傾向だが、19歳以下の若者に限ると、16年を底に増加傾向に転じ、昨年1年間では599人だった。

 若者の自殺予防対策を講じる上で難しい点は、本人が周囲になかなか悩みを打ち明けられないことがある。つ…

「命を大切に」。

その言葉が届かない生徒に

届く自殺予防教育

「支え合う学級づくり」
から取り組む学校の自殺予防教育。

「命は大切。だから自殺してはいけない」。そんな「正論」が、本当に死に近いところにいる子どもを自殺予防の教育や取り組みから最も遠いところへ引き離してしまうことがある。

国立精神・神経医療研究センターなどで国の自殺予防対策に携わってきた経験から川野健治はその難しさをこう語る。特に日本では10~20歳代の若年層の自殺対策が遅れているといわれる。「1998年に自殺者が3万人に急増して以来、自殺対策は国にとっても重大な課題になっています。この時注目された中高齢男性のほか、各年齢層の自殺はその後減少に転じましたが、10代の自殺は現在に至るまで減少の兆しが見えていません」と言う。

この間、2006年に自殺対策基本法が制定され、2009年に文部科学省から「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」という手引きが発行されたのをはじめ、翌年に「子どもの自殺が起きたときの緊急対応の手引き」、2014年に「子供に伝えたい自殺予防―学校における自殺予防教育導入の手引」が示されるなど、国は若年層を対象とした自殺対策を講じてきた。こうした取り組みと並走する形で川野らの研究グループが開発してきたのが、学校で実施する自殺予防教育プログラム“GRIP”である。

“GRIP”の最大の特徴は学級や学校といった「集団での援助」に焦点を当てるところにある。先に挙げた文部科学省の手引きでは、自殺やそれを防ぐ術(すべ)について学ぶ自殺予防教育が重視されている。しかし現実の教育現場では教員は「自殺」を話題にすることを避ける傾向にあるという。それがかえって子どもたちに自殺という選択肢を与えることにならないかと懸念するためだ。「さらに問題なのは、『自殺はよくない』『命を大切にしよう』という教育が、自殺のリスクの高い子どもに『事情も知らない人が押し付けてくるきれいごと』だと拒絶され、教育の目的が届かない危険をはらんでいることです」と川野は言う。

これに対して“GRIP”は「学級で生徒と教員が支援し合える環境をつくる」ことを目的とする。川野らは心理学的な理論・技法を応用し、本当に支援を必要とする子どもも阻害されることなく学級全体が学習を受け入れられるようプログラムを設計した。そこでは辛いことがあった時、生徒同士で相談し、支え合う環境をつくるだけでなく、困難な状況を相談できるような信頼できる大人との関係づくりを重視する。学級という集団の支援に視点を置くことで、「自殺についての教育」を前提としなくても結果的に効果的な自殺予防教育になるような、より実態に即したプログラムになっているのだ。

“GRIP”のもう一つの特徴は段階的アプローチが用いられている点である。プログラムは教員向けの研修から始まり、①自分の内的状況の客観視、②対処行動、③相談の仕方、④対処困難な状況での判断の4段階を踏んで学習を深める構造になっている。各段階では生徒、教員が共に取り組むゲームやグループワークを活用し、学級や学校が主体となって進められるよう工夫が施されている。

マインド・プロファイリング

ここでみつけてほしいのは、あなたの気持ちです。
自分の気持ちに気づくことで、
つらいことやいやなことがあったときにも、
自分でうまくコントロールできるようになることが目的です。

マインド・ポケット

ここでは、いやな気持ちを変化させる対処法を考えます。
気分が沈んだときに使える、
お気に入りの方法をみつけて、
あなたの心のポケットに入れておこう。

ここで考えるのは、気持ちの伝え方です。
うれしいことがあると、人に言いたくなります。
つらい体験を聞いてもらえると、ちょっと楽になります。
いろいろな気持ちの伝え方を知っておこう。

ここでは、責任をもって判断することを考えます。
自分で(あるいは、友だちと一緒に)努力することと、
もっとたくさんの人に打ち明けられることは、
困難を解決するための二つの力。その使い方を知ろう。

「まず生徒向けの自殺予防教育を実施するのに必須の準備として、教員へのゲートキーパー研修を行った後、第一段階として取り組むのが『マインド・プロファイリング』です。ここでの目的は『自分の気持ちを見つける』こと。さまざまな状況に置かれた時の『自分の気持ち』を考え、それを言葉にすることで、自らの感情を整理・分析する力を身につけます」と川野。続いて第二段階の「マインド・ポケット」では、いやな気持ちになった時に心の健康を回復するための「対処法(スキル)」を学ぶ。「ポケットのイラストに自分が気に入った対処法を書き入れ、それを思い出す際にはポケットを叩いて確かめる動作を行ってみます。こうしてポケットというメタファーとボディイメージの両方から辛い状況に対処する力を自分のものにします」。第三段階では「KINO(キノ)」という感情表現ゲームを通して自分の気持ちを他者に伝える際の「表情」について考え、感情の伝え方や感じ方は人それぞれであることを学習する。さらに第四段階では「シナリオコンテスト」を実施。動画教材を使って友達の悩みに気づいた時の聞き方を実践的に習得する。そして最後のクロージング・セッションで各学習を振り返り、自分のものにしたところでプログラムは終了する。

川野らは“GRIP”をWEBサイト(https://www.shin-yo-sha.co.jp/grip.htm)で公開し、教材一式をダウンロードできるようにしている。具体的な実施方法は『学校における自殺予防教育プログラムGRIP』に詳細に記している。「自殺予防教育はプログラムを実施して完結ではありません」と川野。「今後“GRIP”の実践を増やしてエビデンスを蓄積し、効果検証を重ねながらより妥当性・信頼性の高いプログラムへとブラッシュアップしていく必要があります」と言う。10年先を見据え、川野らの自殺予防教育の取り組みは続いていく。

ヒト吸収性評価技術分科会

「学校における自殺予防教育プログラム
GRIP ─グリップ─ 5時間の授業で支えあえるクラスをめざす」

川野健治・勝又陽太郎 編
新曜社

https://www.shin-yo-sha.co.jp/grip.htm

 

最低賃金制度の現状と課題

2019年07月10日 10時40分35秒 | 社会・文化・政治・経済

最低賃金制度の現状と課題

藤村博之法政大学大学院・イノベーションマネジメント研究科・教授

2014年に決定された最低賃金額は、東京都が最も高く888円、鳥取県、高知県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県が最も低く677円、全国加重平均が780円だった。
仮に年間2,000時間働いたとすると、東京の場合の年収は177万6千円、鳥取県などの年収は135万4千円になる。
「国民生活基礎調査」で示されている貧困線(世帯員一人当たりの年収がそれ以下だと貧困状態になる)は122万円なので、母一人子一人の世帯だと明らかに貧困線を下回る。
最低賃金を少し上げた程度ではとても追いつかない水準だが、最低賃金への期待は高まっている。
最低賃金が注目されるもう一つの理由がある。
安倍内閣の経済政策、いわゆるアベノミックスとの関連である。
2015年6月に経済財政諮問会議に示された試算によると、最低賃金が10円引き上げられると雇用労働者全体の収入が300~400億円、20円引き上げられると700~900億円増える。
これは、個人消費を拡大し、経済の好循環を確実にする効果が期待できる。
ただ、こういった官邸からの介入には、使用者側が反発している。
中小企業にとって、人件費の上昇をそのまま価格に転嫁することは難しく、利益を圧迫することになりかねないからである。


矢野阪神、後半戦へ弾みのG倒や

2019年07月10日 10時28分58秒 | 野球

Gと最大8・5差も…最後は笑って締める

 「阪神0-1巨人」(9日、甲子園球場)

 1点が遠くて重い。阪神は今季9度目の完封負けで再び借金生活に転落。首位・巨人とのゲーム差は今季最大の8・5に開き、前半戦の勝ち越しターンが消滅した。連夜の1点差負け。つかめそうでつかめない宿敵の背中。前半戦最終戦は意地でも勝利をつかむんや-。

 気合が空回りしたのか。差を詰めるはずが、突き放された。ゼロ行進で今季9度目の完封負け。また一歩、巨人の背中が遠のいた。今季最大の8・5ゲーム差。クラブハウスへ戻る選手の表情は硬い。矢野監督も悔しさを押し殺し、淡々と敗戦を振り返った。

 「あと1本というところがね。みんな(打ちたいと)そう思って行ってくれてるし、打線は水ものとは言うけど。俺らが上に行くためには、どうやって点を取るかっていうところが課題になる。そういうところで負けたっていう試合だと思う」

 巨人・桜井とは先発としては初対戦。目を見張るような直球や変化球はないが、思い切り腕を振る投げっぷりに惑わされ、微妙な変化にも対応できなかった。

 三回1死一、二塁からは近本、糸原がともにチェンジアップに連続空振り三振。四回1死一塁ではマルテの三直で一走・大山が飛び出して併殺となり、好機拡大を逃した。清水ヘッドコーチは「気持ちは分かるけど、もう少し冷静さを持って頑張ってほしい」と焦ったようにも映る姿に首をひねった。

 六回2死満塁はマルテの捉えた打球が遊撃正面へ。大歓声が一瞬でため息に。矢野監督ももどかしい心境だった。「チャンスメークまでは行くんだけど」。巨人を上回る7安打ながら無得点。最後まで本塁が遠かった。

 借金1となり、前半戦での勝ち越しターンは消滅した。それでもまだ60試合も残っている。観戦に訪れた藤原オーナーは両手を挙げて「明日があるさ」とだけコメントし、努めて明るく振る舞って球場を後にした。清水ヘッドコーチも「とにかく前向きに行きましょう」と選手を鼓舞するように力を込めた。

 もちろん、矢野監督もぶれない。「いつも同じになって申し訳ないけど、負けたものは取り返せないんで。明日、何とか勝って後半につなげられるようにするしかない」。10日・巨人戦は前半戦最終戦。優勝へ望みをつなぐためにも絶対に負けられない。


医薬品・医療機器に関連する医療安全対策に係る厚生労働省通知

2019年07月10日 10時28分03秒 | 社会・文化・政治・経済

□■ PMDAメディナビ ■□

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医薬品・医療機器に関連する医療安全対策に係る厚生労働省通知

                      掲載のお知らせ (2019/07/05 配信)

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令和元年7月5日付

医療事故情報収集等事業第57回報告書の公表について

https://www.pmda.go.jp/files/000230336.pdf

 

医療事故情報収集等事業2018年年報の公表について

https://www.pmda.go.jp/files/000230337.pdf

 

■本事業は、医療機関から報告された医療事故情報等を収集、分析し

 提供することにより、広く医療機関が医療安全対策に有用な情報を

 共有するとともに、国民に対して情報を提供することを通じて、

 医療安全対策の一層の推進を図ることを目的として実施されています。

 

■この度公表されました第57回報告書、2018年年報の内容につきましては、

 医療関係者、特に、医療機関の医療に係る安全管理のための委員会の関係者、

 医療安全管理者、医薬品及び医療機器の安全使用のための責任者等に対しても、

 周知の上、日常業務にご活用いただきますようお願いいたします。


△▼厚生労働省▼△ 新着情報配信サービス 07月 09日

2019年07月10日 10時23分45秒 | 社会・文化・政治・経済

〇 報道発表

・「平成30年版厚生労働白書」を公表します

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=F-gv-odjUJ3nioKFY

 

・「自立支援に関する意識調査」の結果を公表します

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=ZZpdiPURIu-V-PP3Y

 

・食品中の放射性物質の検査結果について(第1134報)(東京電力福島原子力発電所事故関連)

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=4xzbDnOXpGkTfnRxY

 

〇 審議会等

・第118回社会保障審議会医療保険部会 議事録

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=-wTDFmuPvHELZmtpY

 

・審議会・研究会等開催予定

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=9wjPGmeDsH0HamZlY

 

・第3回 厚生労働省国立研究開発法人審議会 資料

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=6xTTBnufrGEbdnl5Y

 

〇 採用情報

・医系技官採用情報(イベント情報):7月20日(土)開催 医療政策セミナーのテーマは、「医師の偏在対策」「地域の医療体制の構築・再編」です。(申込み締切り:7月16日(火))

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=zzD3Il-7iEU_UlxdY

 

・採用情報(営繕技官)

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=s0yLXiPH9DlDLi8hY

 

〇 その他

・入札公告の訂正(国民年金保険料のクレジットカード納付に係るカード番号管理等の業務委託 一式)

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=N8gP2qdDcL3HqqqlY

 

 

○お知らせ

【介護福祉士(※)の資格をお持ちの皆様 離職の際は福祉人材センターへ届出を!】

介護福祉士の資格をお持ちの方で、介護職を離れる際には、福祉人材センターへの届出をお願いします。

届出していただくことで、介護技術の再修得のための研修、再就職準備金の案内、再就業先の紹介や職場体験、

介護に関わる最新情報の提供など、様々な支援が受けられます。

 

※介護福祉士の他、介護職員実務者研修、介護職員初任者研修、旧介護職員基礎研修、

旧ホームヘルパー養成研修1級・2級の修了者も届出していただけます。

 

届出は、福祉のお仕事ホームページから(「介護の資格 届出制度」で検索してください)。

スマホ、パソコンから簡単に届出できます。

https://www.fukushi-work.jp/todokede/

 

【看護職員の皆さま、離職の際はナースセンターへ届け出を!】

保健師、助産師、看護師、准看護師の免許をお持ちの方が、

看護職を離れる際には、ナースセンターへの届出をお願いします。

届出をすると、本人の意向やライフサイクルに応じて、

さまざまな支援が受けられるメリットがあります。

・すぐに就職したい方

→医療機関の最新の求人情報を提供します

・子育て中で復職を考えている方

→復職に必要な医療、看護の知識や技術などを学ぶ「復職支援研修」の案内など

 

届出は、「とどけるん」から。スマホ、パソコンで簡単にできます!

https://todokerun.nurse-center.net/todokerun/

詳しくはホームページをご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000095486.html

 

○広報誌「厚生労働」のご紹介はこちらから

ウェブでも記事の一部を公開しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/201906.html


クライマー青木達哉さんのテレビ日本名山

2019年07月10日 09時43分51秒 | 社会・文化・政治・経済

知人が「うちの息子がテレビに出るので観てほしい」と言うので、録画した。

青木達哉さんはアメリカ出身の日本人登山家・アルパインクライマーとして有名な方です。
青木達哉さんはアメリカ合衆国テキサス州のヒューストンにて誕生し、青年期は茨城県守谷市で過ごし、高校は茨城県にある、つくば秀英高等学校に進みました。
登山を始めたのは、2002年東海大学に入学し、山岳部に入ってから登山を始めたそうです。

大学1年のゴールデンウィークに穂高の岳沢へ行きました。

僕にとっての初めての合宿で、前穂高岳に登りました。体力に自信はあったんですが、キツかったですね。

汗だくになって登りました。山頂に着いたら、年配の方々も登ってきていて、ちょっとショックを受けました。

みんな、結構山に登れるんだって思いましたね(笑)。僕ももっと登りたいとも、思いました。
晴れた穏やかな日で、山頂からの景色がとてもよかったです。

360度の眺めが広がり、春の雪山が眩しかったです。

その後、日本でもヨーロッパアルプスやヒマラヤでも、たくさんの景色を眺めてきましたが、この時の眺めは忘れられません。あのとき山頂に立って景色を眺めながら、心のなかからじわじわと、「もっと山に登りたい」という思いが沸き上がってきたことを、よく覚えています。
 そこからもうずっと、「山」ですね。

 2004年に新疆ウイグル自治区パミール Dolkn Muztag(中国の崑崙山脈の最高峰・6333m)に初登頂をし、2006年の21歳になった時に、参加した東海大学K2 登山隊にてパキスタンカラコルム山脈K2(8611m)南南東稜を、なんと世界最年少で登頂に成功しました。

その後は、登山方法を極地法とは異なるアルパインスタイルに変えたそうです。
その後も次々と登頂実績をつんできていますので、一覧でご紹介します。

 ・2007年 ヨーロッパアルプス・モンブラン登頂(4815m)

・2008年 アメリカ・ヨセミテのビッグウォール登攀

・2010年 アラスカ・マッキンリー(6194m)、ハンター北壁(4427m)登攀

・2012年 ヒマラヤ山脈・キャシャール峰・南ピラー (6770m)に初登攀

・2013年には、キャシャールの初登頂が評価され共に登頂した馬目弘仁さん、花谷泰広さんと一緒に第21回ピオレドール賞、及びアジアピオレドール賞を受賞しました。

 これだけ実績をつまれている方ですが、青木さんは登山だけしているわけではなく、地元つくば市に所在するスポーレクライミングジムに勤めており、現在の肩書はジムの店長さんです。

名前:青木 達哉
生年月日:1984年9月24日
年齢:33歳
出身地:アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン市
血液型:A型
出身校:東海大学
職業:山岳ガイド


「歩みをとめるな」ホイットマンの言葉

2019年07月10日 07時08分23秒 | 社会・文化・政治・経済

▽留学生の存在のみならず、訪日外国旅行者人との人的交流の大きな潜在力が注目される。

▽現代は、気候変動や環境問題等の地球的課題に直面する試練の時代であるからこそ、グローバルな視座と広々とした海洋精神、開かれた人間精神の涵養が重要。

▽歴史を振り返るとき、時代を画する言論が初めから世に受け入れられたことは、まれだ。
むしろ嘲笑や反発を呼ぶのが常である。
ホイットマンの詩集「草の葉」も、従来の詩の概念を大きく打ち破る革新性ゆえか、激しい非難を浴びた。
そんな逆風の中、彼のもとに思想家エマソンから手紙が届いた。
「私はあなたの自由で、勇気ある思想に喜びを禁じ得ません」
ホイットマンは第二版の詩集「草の葉」の裏表紙にエマソンの手紙の言葉を金文字で表記した。

▽「歩みをとめるな」ホイットマンの言葉。