“京アニ放火殺人”青葉真司容疑者(41)は「職もは「職も家も転々と

2019年07月19日 21時25分26秒 | 社会・文化・政治・経済

「コンビニ強盗の前科持ち」

 京都市伏見区の名門アニメ制作会社「京都アニメーション」の第1スタジオを襲った放火による大火災。鉄筋コンクリート造りの3階建てスタジオはほぼ全焼。当時スタジオにいた従業員74人のうち33人の死亡が確認され、17人が重症を負い入院した。

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 放火したとみられる青葉真司容疑者(41)は、近隣住民からの通報を受けて現場に急行した京都府警によって確保された。確保の瞬間を目撃した女性によると「男は赤いTシャツにジーパン姿で、火傷で足の皮がめくれていた。警察の『なぜ(放火)したのか! どこから入った!』という詰問に対して、怒ったように声を荒げて『ガソリンを撒いて火をつけた』『パクられた!』と叫んでいました」。

 事件前、現場の近隣で青葉容疑者に似た人物がたびたび目撃されていた。近所に住む女子中学生が語る。

「赤いTシャツを着た男を公園で何度か見かけました。事件前日の17日13~14時頃と、当日18日の朝8時頃です。一昨日はデニムの短パン、昨日は長ズボンを履いて、公園のベンチに脚を曲げて寝ていました。平日で人が少なく、目立っていた。普段公園で休憩しているのはおじいちゃんが多いし、このあたりであんな人は見たことがないので気持ち悪かった」

 捜査関係者によると「青葉容疑者は、所持していた免許証からさいたま市在住の無職41歳だと判明。これまで埼玉県や茨城県で、職も家も転々としてきた」という。

「埼玉県内の中学校を卒業後、同県内の高校の夜間部に通いながら、県の非常勤職員として勤務していました。その後は人材派遣会社に登録をしたり、茨城県内の郵便局に勤務したりしていた記録が残っている」(同前)

 郵便局での勤務を始めたのは2009年。その3年後、青葉容疑者はある事件を起こす。

コンビニ強盗で逮捕され不可解な供述

「2012年6月20日未明、当時34歳だった青葉容疑者は茨城県内のコンビニエンスストアに包丁を持って押し入り、男性店員から現金を奪って逃げた。その後同日11時頃に警察署に自首したため、強盗と銃刀法違反で逮捕されました。自首した理由について『オウム事件の高橋容疑者のように逃げられないと思った』などと不可解な供述をしています。当時は茨城県内の雇用促進住宅の3DKに住んでいました」(同前)

 青葉容疑者は服役後、さいたま市の保護観察施設に入寮。刑務所を出所した際に帰る場所がない人が最大半年間入れる施設で、宿泊代や食費の実費負担はない。

「2016年7月頃には退寮し、その後はさいたま市のアパートに居を移しました。2018年頃から住民との間でたびたび騒音トラブルを起こしていて、複数回通報もあった。今月14日には20代の隣人男性の部屋のドアを執拗に叩くなどしている。その後も部屋のドアを叩かれたため男性が苦情を言いに青葉容疑者の部屋を訪れたところ、胸ぐらをつかまれた。男性は近くの交番に通報しています」(同前)

 青葉容疑者は火傷を負い意識不明の重体だという。

「週刊文春」編集部/週刊文春

 
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真実の言葉は、簡単

2019年07月19日 21時03分47秒 | 社会・文化・政治・経済

▽ 自ら心を開けば、相手も心を開いてくれる。

▽人は実際に会わなければ分からないことが多い。

▽戦争、革命、大災害等の激動のときには、自殺率が低下する。

▽自殺は、社会の統合度が低下し、人々の絆が弱くなる。

▽「無関心や無慈悲が、人々の苦しみをより深刻なものに」する。

▽真実の言葉は、簡単である。

▽<本気の達成感>を知るからこそ、何事にも全力を出せると思う。

▽やり抜く力とは、後悔したくない。それが原動力だ。

▽弱気は最大の敵。

▽使命のためには、どこまでも征く。

▽「攻め」に徹してこそ栄光がある。

▽何があっても<落胆>しないことだ。


京アニ火災、放火疑いの男の氏名を公表

2019年07月19日 20時10分44秒 | 社会・文化・政治・経済

 全身熱傷で重篤、回復待ち逮捕方針と捜査本部
7/19(金)
京都市伏見区のアニメ製作会社「京都アニメーション」の第1スタジオから出火し、従業員ら男女33人が死亡、35人が重軽傷を負った放火殺人事件で、京都府警捜査本部(伏見署)は19日午後5時、記者会見を開き、現場にガソリンをまいて放火した疑いのある男の氏名を、職業不詳、青葉真司容疑者(41)と発表した。住所は特定していないという。全身熱傷で意識はなく、重篤な状態という。

発生直後、猛煙上げる京都アニメ火災現場

 京都府警は放火殺人と断定し、府警察学校(京都市伏見区)に同日、100人体勢の捜査本部を設置している。
 捜査本部は、容疑者がガソリンを入手して現場に赴き、正面玄関から一階にライターで火を付け、徒歩で逃走したと説明。動機は捜査中で差し控えるとした。「身柄を確保したが、治療を優先した。事案の重大性に鑑み、氏名の公表に踏み切った」と説明。回復を待って逮捕する方針とした。
 また、「京都アニメーションへの脅迫事案は承知している。昨年10月、京都アニメーションのホームページに対し、殺害予告の書き込みがあった。そのほかにもあり、被害届が出ていることは承知しており、威力業務妨害の疑いで捜査しているが、本件との関係性は判然としない」と述べた。
 府警によると、死亡した33人のうち、28人の死因は一酸化炭素中毒とみられる。残る5人は焼損が激しいことから、司法解剖して死因を特定する。やけどを負うなどした重軽傷者35人のうち4人は重篤な症状という。
 府警が数分後、近くの路上で容疑者の身柄を確保した際、容疑者は手足や胸をやけどした状態だった。その際、「小説を盗んだから放火した。多目的ライターを使った」との趣旨の話をしていたという。京都アニメーションでの勤務歴はないという。
 現場では容疑者が所持していたとみられるガソリン入りの携行缶のほか、複数の刃物などが発見された。府警は、容疑者が強い殺意を持って第1スタジオを訪れ、ガソリンを使って放火した可能性が高いとみている。

京都新聞


敢闘会の活動で草加市へ

2019年07月19日 15時15分12秒 | 日記・断片

午前10人に佐々田さんとカスミで待ち合わせをして、草加市へ向かう。
資料はいつも佐々田さんがコピーしているが、当方も10部だけカスミでカラーコピーした。
20部でもよかったが、佐々田さんも用意しているので余らないように配慮した。
草加市まで高速道路で向かった。
今日は千葉県の野田市へも行く。
黒い雲が空をおおっているので雷雨などが心配されたが、意外にも晴れて暑くなったきた。
駅周辺に訪問先が集まっていたので、効率的に回ることができた。
川のある街が好きであるが、改めて草加から吉川へ向かう道は、小川が流れ桜並木が1㌔ほど続いていた。
桜が咲く頃は、さぞきれうだろう、川沿いの道を一度見たいと思った。 
帰りは利根川運河沿いの道へ出た。
午後2時30分ころ帰宅。


引きこもりなど家庭相談、自治体で一括対応 厚労省

2019年07月19日 08時44分05秒 | 社会・文化・政治・経済

2019/7/16日本経済新聞

厚生労働省の有識者会議は16日、引きこもりや貧困、介護といった家庭の問題について、市区町村の縦割りの対応を見直し、断ることなく一括して相談に応じる体制の整備に向けた中間報告をまとめた。
年内にも具体的な内容を盛り込んだ最終報告書を作成。厚労省は来年の通常国会に社会福祉法改正案を提出したい考えだ。

引きこもりの子が50代、親が80代で困窮する「8050問題」では、社会参加や生活困窮が課題となるなど、家庭内で複数の問題を抱える事例が多い。

だが自治体の窓口は介護、障害、生活困窮など課題ごとに分かれていることが多く、たらい回しにされて孤立するケースも出ている。

中間報告は「属性や課題に基づいた既存の制度の縦割りを再整理する新たな制度枠組みの創設を検討すべきだ」と強調。
どんな相談も丸ごと断らずに受け付ける窓口を市区町村に整備し、関係機関が連携して解決を図るよう求めている。
相談を寄せた人や家族の抱える問題は、生活状況や年齢の変化に応じて変化する。

このため継続して取り組みを続ける「伴走型支援」の必要性も指摘した。

2017年に改正した社会福祉法は、複合的な課題を解決できる包括的な支援体制づくりを自治体の努力義務として規定。

20年をめどに包括支援体制を全国整備する方策を求めている。

〔共同〕


安全な水の確保と衛生

2019年07月19日 08時25分13秒 | 社会・文化・政治・経済

子どもたちが生きていく上で、水と衛生は大きな問題です。

ユニセフは、より多くの子どもたちに清潔な水を届けられるよう井戸などの給水設備を作ったり、衛生的な生活が送れるようトイレを設置したり、学校教育や保健所を通じて住民に衛生習慣を広めるといった活動を行っています。

 子どもたちに、安全な水を

©日本ユニセフ協会/2010/satomi matsui

農村部の田んぼの中にある覆いのない井戸。
砂やほこりが入り、安全とはいえません(マダガスカル)

水と衛生募金にご協力ください

ユニセフが支援活動を行う国々の中でも、アフリカ南東部の島国、マダガスカル共和国は、子どもたちを取り巻く水と衛生状況が特にきびしい国です。

お寄せいただいた募金はマダガスカルで実施する水と衛生の活動に広く使われます。

支援の優先順位が高い重点地域に住む子どもたちや地域住民が学校や保健施設、コミュニティにおいて、安全に管理された飲み水や衛生設備にアクセスし、衛生的な習慣を身に着け、健康的な生活を送ることができる取り組みを支えます。

*安全に管理された飲み水: 必要な時に使用できる、汚染されていない飲み水マダガスカルの農村部で安全な水を使えるのは、わずか3人にひとり

©UNICEF/UN0221099/Ralaivita

鍋を洗う家事を手伝うマダガスカル北西部の子ども

国全体で2人にひとりしか安全な水を使えないマダガスカル。

49%の子どもが慢性的な栄養不良の状態にあり、その間接的な理由のひとつが、不衛生な水と衛生環境が起因する下痢や寄生虫病です。衛生的な習慣の普及や、改善された給水設備やトイレは、サイクロンや洪水被害から住民の暮らしを守り、子どもたちの病気を減らし、また、学校に通う機会を増やすといった成果を生み、確実に子どもたちの生活を変えています。

もっと多くの子どもたちに清潔で安全な水を届けたい——マダガスカル水と衛生募金にご協力ください。

 これまでの支援で

2018年に終了いたしました「TAP PROJECT JAPAN」を通じた募金とともに、みなさまから2019年5月までに寄せられた「水と衛生募金」によって、マダガスカル南部アッチモ・ アツィナナナの農村地域において支援活動がすすんでいます。

これまでの活動で48校の小学校とコミュニティに対し、45カ所の井戸や貯水槽、そして143基のトイレが設置されました。さらに、ソーラーパワーや重力を利用してコミュニティに給水する簡易水道設備が5基完成しました。

これらの活動により、約2万6千人の子どもたちとその周辺の地域住民が、清潔で安全な水を利用できるようになりました。さらに、学校に飲料水用の浄水フィルターの配布、衛生教育の普及などが実施されています。

改善された水源を利用する人の比率も、「水と衛生募金」が始まった当初、農村部で29%(2008年)でしたが、2015年には34%へと改善傾向にあります。国全体でも、ゆるやかではありますが、2009年の41%から2015年の52%に増加しています。


勇気と希望―ローザ・パークスのことば

2019年07月19日 06時26分25秒 | 社会・文化・政治・経済
 

商品の説明

「自分の生涯を通して学んだことは、問題があるかどうかではなく、それをどのように乗り越えたかが大切なことです」ローザ・パーク

内容(「BOOK」データベースより)

「大変な時ほど、私たちは必ず勝利する」

アメリカの公民権運動の母・人種差別抗議運動の先駆者が、自らの人生の指針と信念をつづった珠玉の言葉。

内容(「MARC」データベースより)

1955年、アラバマ州モンゴメリーでバスに乗車中、白人乗客に席を譲ることを拒否し、黒人の人権を訴えた、アメリカ公民権運動の母であり、人権差別抗議運動の先駆者でもある、ローザ・パークスの珠玉の言葉を紹介。

ローザ・“リー”・ルイーズ・マコーリー・パークスRosa "Lee" Louise McCauley Parks1913年2月4日 - 2005年10月24日)は、アメリカ合衆国公民権運動活動家

1955年アラバマ州モンゴメリーで公営バス運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、人種分離法違反の容疑で逮捕されて著名となる。これを契機にモンゴメリー・バス・ボイコット事件が勃発。アフリカ系アメリカ人黒人)による公民権運動の導火線となったことで、ローザは米国史における文化的象徴と見なされ、米国連邦議会から「公民権運動の母」と呼ばれた。

人権擁護運動の共有財産(共有遺産)として、その行動は国際的に高く評価されている。

Rosaparks.jpg

1955年撮影
 

逮捕

 
逮捕時に乗っていたバス。ヘンリー・フォード・ミュージアムに展示されている。
 
逮捕時に乗っていたバスに乗るオバマ大統領(2012年4月18日)。ローザが座っていた席は同列の反対側だった。

当時、アラバマ州はじめアメリカ南部諸州にはジム・クロウ法Jim Crow laws)と呼ばれる人種分離法が施行され、あらゆる場所で黒人と白人は隔離されていた。公共交通機関のバスでも人種隔離が実施され、黒人席と白人席は制度上明確に分けられていた。1955年12月1日18時ごろ、当時42歳のローザは、百貨店での仕事を終えて帰宅するため市営バスに乗車した。白人専用の席はバスの前方にあり、その次の列から後方が黒人の席だったが、運転手は境界を後方に移動することができた。法にはなかったが、白人の座席が足りないときは境界を移動して、黒人を立たせるのが習慣だった。ローザは黒人席の最前列に座っていたが、次第に乗車して来る白人が増え、立って乗車せざるを得ない白人も出てきた。このため、運転手ジェームズ・ブレイク英語版は境界を一列ずらし、座っていた黒人4名に立つよう命じる。3名は席を空けたが、ローザは立たなかった。ブレイクがローザのところにやって来て「なぜ立たないのか」と詰問し席を譲るよう求めたが、ローザは「立つ必要は感じません」と答えて起立を拒否した。

1987年に放送されたテレビ番組で、ローザは「着席したままだった私に気付いたブレイクがなぜ立たないかと訊ね、(私は)『立ちません』と答えました。するとブレイクは『よろしい。立たないんなら警察を呼んで逮捕させるぞ』と言ったので、私は『どうぞ、そうなさい』と答えたんです」と述懐している。

1992年に出版された『My Story(『ローザ・パークス自伝』:日本語訳著書参照)』においても、ローザは「疲れていたから立たなかったのでは」との指摘を「普段と比べて疲れていなかった」と否定し、「年寄りだったから立たなかった」「若者に対する差別だったのでは」との批判に対しても「まだ42歳で若かった」と反論。「屈服させられることに我慢できなかった」(*)から席を立たなかったのであり、単なるエゴではなく人間としての誇りを侵害されたため席を立たなかったのだと述懐している。



 

 
 


水漏れ、解錠、トイレ修理… 緊急時の駆け付けサービスの トラブルにご注意!

2019年07月19日 06時19分54秒 | 社会・文化・政治・経済

令和元年(2019年)6月13日

 

「トイレが詰まった」「蛇口から水漏れが!」「鍵をなくして家に入れない」…。突然発生する暮らしの中での困った出来事。インターネット検索やポストに入っていたチラシで見つけたレスキューサービスの業者に、慌てて連絡する方も多いのでは。しかし解決を急ぐあまり、業者や契約内容について十分に検討しないまま契約してしまった結果、高額な請求をされるなどのトラブルになるケースもあり注意が必要です。

1.「暮らしのレスキューサービス」とは?

水回りの修理や鍵開けなど、暮らしの中での困った出来事の対処を手助けするサービス

「トイレが詰まって流れない」「蛇口を閉めても水が止まらない」「鍵をなくして家に入れない」「家の軒先にハチの巣ができてしまった」など、日々の暮らしの中で、このような困った出来事が突然発生し、自分では対処できないとき、皆さんはどこに相談しますか。

そのようなときに、手助けとなるのが「暮らしのレスキューサービス」です。このサービスは、水漏れやトイレの修理、鍵の修理・交換、害虫・害獣などの駆除、冷暖房設備の修理など、専門的な知識や技術がないと対処できないような、日々の暮らしの中で起きる様々な困った出来事の解決をしてくれます。
こうしたサービスは、住宅関連会社やホームセキュリティ会社などが提供している場合もあるため、いざというときはそれらの業者に相談するという方も多いでしょう。しかし、困った出来事が発生してはじめてスマートフォンやパソコンで近所の業者を検索して、早急に対応してもらえる業者を探す方も少なくありません。ただし、業者選びには注意が必要です。
近年、全国の消費生活センター等に寄せられる「暮らしのレスキューサービス」に関する相談件数が年々増加しています。
相談内容をみてみると、「スマートフォンで検索をして一番上に表示された業者に依頼をした」「ポスティングのチラシで見た業者に依頼をした」という人がトラブルに遭っているケースがみられます。緊急時ですから、早く業者を探したいと思うのは当然ですが、焦って業者に連絡し、それでトラブルが起こってしまっては本末転倒です。ではどうすればトラブルを回避できるのでしょうか。消費生活センター等に実際に寄せられた主な相談をもとに、その対策を考えてみましょう。

2.どんなトラブルが発生しているの?

「トイレ」「水漏れ」「鍵」「害虫駆除」に関するトラブルの相談が多い

全国の消費生活センター等に寄せられた「暮らしのレスキューサービス」に関する相談件数をサービスごとにみてみると、特に多いのが「トイレ修理」、「水漏れ修理」、「鍵の修理・交換」、「害虫・害獣駆除」です。

暮らしのレスキューサービス「サービスごとの相談件数」

資料:国民生活センター(2013~2018年度受付、2019年5月31日までのPIO-NET 登録分)

PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)とは、国民生活センターと全国の消費生活センター等をオンラインネットワークで結び、消費生活に関する相談情報を蓄積しているデータベースのこと。

<具体的なトラブルの事例>

【事例1】水漏れ修理でのトラブル
「見積もり無料」の広告を見て蛇口の水漏れを確認してもらったら、見積もりにかかった費用を請求された

蛇口から水漏れが発生したので、「見積もり・出張無料」と書かれたポスティングチラシの業者に電話で見積もりを依頼した。来訪した業者は、「詳しい見積もりを出すために水道管の内部を見る」と蛇口を取り外し、「蛇口がさびて給水配管の中の状態もよくない。給水設備全体の交換が必要だ」と、50万円の見積書を提示してきた。「高額な工事なのですぐには返事できない」と言うと、今日中に返事をするよう言い残し、蛇口を取り外したまま水漏れ修理もせずに帰ってしまった。しばらくしてその業者から電話があったので、「工事はやらない」と伝えたら、「断わるなら蛇口取り外し料金約2万円を支払ってほしい」と言われた。見積もり無料と広告しておきながら、見積もりのために業者が勝手に蛇口を取り外した作業費を請求されるのは納得できない。

(70歳代、女性)

【事例2】鍵の開錠でのトラブル
鍵開けを依頼し、料金が高額だったため作業を断ったらキャンセル料を請求された

夜中の12時頃帰宅し、鍵を紛失したことに気付き、スマートフォンで「地元の鍵業者」と検索し、一番上に表示された業者に電話をした。業者に住所を教え、料金を確認した。「1万4,000円になる。追加料金がかかる場合もある」と言われ、自宅に来てもらうことになった。作業員から「特殊な鍵なので5万円かかる」と言われたが、事前に聞いた説明から1~2万円と想定していたので高額だと思い作業を断ったところ、「キャンセル料として4,000円を払ってほしい」と言われた。財布もなくしていたので支払えないと伝えると、書類を渡され「指定の日付までに銀行振り込みをしてほしい。払わなければ裁判を起こす」と言われた。その後、別の業者に依頼したら、2万円で解錠してくれた。最初に来た業者が言っていた作業料金は、他社と比べて差がありすぎると思う。本当にキャンセル料を支払う必要はあるのか。

(20歳代、男性)

【事例3】害虫・害獣駆除でのトラブル
コウモリ駆除の見積もりを依頼したが、契約を断れない状況にされ作業内容もずさんだった

コウモリ駆除をするため、ホームページに「見積もり無料」「5年保証」と記載する業者に電話をした。現状を伝えると、業者は「実際に行ってみないとわからない。見積もり後に作業を断っても大丈夫」と言ったので、契約するかどうかは見積もりを見てから決めようと思い、見積もりに来てもらうことにした。翌日、作業担当者が状況を確認し、「コウモリが発生している。これからすぐに仕事にかかれる」と言った。見積もりを求めたら「料金は約10万円になる」と言われた。確認作業の際、コウモリの糞を大量に床に落とされ、作業を断れない状況だったため契約した。業者が帰った後、作業後の状態を確認したら、またコウモリが侵入しそうな雑な作業がされ、汚れた部分の清掃もされていなかった。いい加減な作業をされたと思い、業者に苦情の電話をしたが対応されない。また契約から8日以内に業者にクーリング・オフを申し出たが応じてくれなかった。返金してほしい。

(40歳代、女性)

資料:別ウインドウで開きます国民生活センター「水漏れ修理、解錠など「暮らしのレスキューサービス」でのトラブルにご注意」[PDF]

上の事例にもあるように、暮らしのレスキューサービスのトラブルで多く見られるのが、次のようなケースです。
(1)インターネットやポスティングチラシの広告などをみて、その場で業者を選択している。
(2)修理などを急ぐあまり、複数の業者から見積もりをとるなどの比較検討をしていない。
(3)見積もりは無料のはずだと思っていたが、費用を請求されたり、見積もりのつもりで業者を呼んだのに、その場で高額な契約をするよう急がされたりする。
(4)作業が雑でずさんだったり、解約時にキャンセル料を請求されたり、クーリング・オフに応じてもらえないことがある。

3.トラブルを防ぐには?

広告の料金をうのみにしない、納得できない場合は契約しない

「暮らしのレスキューサービス」におけるトラブルを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。

まず、日常の暮らしの中で、急なハプニングが起こると焦って冷静な判断ができなくなることが多いため、日ごろから、信頼できる業者を探すなど情報収集をしておきましょう。

また、インターネットやチラシの広告における表示価格や電話で説明された料金をうのみにしないことです。「業界最安値」などと記載されていても安易に飛びつかないようにしましょう。
契約をする場合はサービス内容や料金について十分に検討することが重要です。サービス内容や料金は業者によって異なりますので、必ず複数社から見積もりを取り、業者の選定を慎重に行いましょう。
そして、サービス内容や料金に納得できない場合には、業者に「今修理しなければならない」などと契約を急がされても、一旦冷静になり、きっぱり契約を断りましょう。

万が一、契約や解約に際し、業者とトラブルになった場合や、不安に思った場合には、最寄りの消費生活センターなどに相談しましょう。
いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできるクーリング・オフが適用できる場合もあります。

<相談はこちらから>

相談窓口などを案内する「消費者ホットライン」は、全国共通の電話番号で「188」です。「188(いやや)」と覚えてください。
【相談受付時間】(相談窓口によって受付時間が異なります)
平日:9:00~17:00など相談窓口によって受付時間が異なります
お近くの消費生活センターや市区町村の消費生活相談窓口につながります。
市区町村の相談窓口が開所していない場合は、都道府県の消費生活センター等につながるか、市区町村の相談窓口の電話番号と受付時間を自動音声でお知らせします。

土日、祝日:10:00~16:00など相談窓口によって受付時間が異なります
都道府県の消費生活センター等または国民生活センターにつながります。
※年末年始(12月29日~1月3日)を除き、原則毎日利用できます。

詳しくはこちら

「どうしよう?困ったときは、消費者ホットライン188番にご相談を!」

<取材協力:消費者庁 文責:政府広報オンライン>


矢野阪神、来季は助っ人野手2人使え!

2019年07月19日 06時03分31秒 | 野球

5連敗で自力V消滅…抜本的改革必要
2019.7.17 サンケイスポーツ

(セ・リーグ、中日3x-2阪神、13回戦、中日9勝4敗、16日、ナゴヤD)またまた貧打に泣いた…。阪神は中日戦(ナゴヤドーム)に2-3でサヨナラ負けを喫し5連敗。86試合目で自力優勝の可能性が消滅した。四回以降は安打が出ず、開幕からの貧打はいまだ解消されず。課題克服に向けて、外国人枠を野手で2人使うなど、今後はチーム編成の抜本的な改革が求められていく。

 望みをかけて小野が投じた最後の1球は、無情にも大きく外れた。押し出し四球でサヨナラ負け。踏ん張った投手陣にとってはあまりにも残酷な敗戦だが、今季の猛虎では繰り返されてきた悲劇。そして18分後には巨人が勝ち、自力Vが消滅した。

 「同じような感じ(負け方)やね。チャンスはあるんだけどね。負けてる試合は競って負けているから。本当にあと1本とか」

 矢野監督も深くため息をつくしかなった。点を取るべきところで取れない。「もちろん(九回の)リュウ(梅野)の送るところ(犠打失敗)送れないとか。小さいことをうちとしてはミスをしたり、とれるところで取れてないっていうのは、こういう展開になっちゃうので」。自力Vが残るか否かがかかったこの大一番でも、そうだった。

 五回、1死から連続死球などで2死二、三塁。打席には4番・大山で、申し分のない松坂KOチャンスだった。しかし、フルカウントからの6球目、内角の140キロの直球に力負け。フラフラと上がった飛球は、虎党のため息とともに中堅・大島のグラブに収まった。

 四回以降は無安打。五回に“タダ”でもらったチャンスも生かせなかったら勝てるわけがない。

 開幕前から貧打が解消されないままだ。前日もこの日も、中日打線との差は一目瞭然。助っ人だ。アルモンテ&ビシエドの2試合連続マルチに対し、虎はマルテが前日に左ひざ負傷のアクシデントで不在。純国産打線は4安打と不発だった。

 もともと貴重な外国人4枠を投手3人が占めるチーム編成で、守りを中心とした野球で矢野虎は始動した。3人の助っ投は奮闘しているが、課題が投打のどちらにあるのかは明らか。ここに来て浮上してきたDeNAも、ソト(26本塁打)とロペス(19本塁打)の助っ人野手コンビが活躍。来季は外国人枠を野手2人で使うことが貧打解消につながるはずだ。

 打線に助っ人ひとりだけの場合、そのひとりが不振になればたちまち打線が機能しなくなる。2014年はゴメスが打点王、マートンが首位打者を獲得。両雄が並び立ったことで、チームはリーグ2位もCSを勝ち抜き日本シリーズに進出できた。そんな頼れる助っ人が2人いれば、今季開幕から4番を務める大山の成長もうながされるだろう。この日、ナゴヤドームで観戦した揚塩社長は自力V消滅について「ノーコメントです」と話したが、チーム編成を見直す時期に来ている。

 「(巨人の独走)それを考える余裕はないわ。自分らのチームをどうするかだけやし。上のことをどうやって言ってるあれじゃないから」

 巨人と11・5ゲーム差も矢野監督は首を振って前を向いた。5連敗で借金4に増えて3位転落。86試合目で迎えた一つの山場を乗り越えることはできなかった。メジャー通算75発のソラーテを緊急獲得し、戦いはこれからだが、抜本的な改革が必要だ。


ひきこもる人々と社会

2019年07月19日 05時48分23秒 | 社会・文化・政治・経済

KHJの略称は、平成26年度から、Kazoku Hikikomori Japan(家族・ひきこもり・Japan)に改訂されました。
「日本で唯一の全国組織の家族会(当事者団体)」という意味です。
KHJでは、ひきこもりを抱えた家族・本人が社会的に孤立しないよう、全国の家族会と連携し、行政に働きかけながら、誰もが希望を持てる社会の実現を目指しています。

役員

理事長

伊藤 正俊 NPO法人から・ころセンター代表
中垣内 正和 精神科医、長岡フェニックスの会顧問、ながおか心のクリニック院長

副理事長

境 泉洋 宮崎大学教育学部 准教授、臨床心理士

理事

中村 進 NPO 法人KHJ埼玉けやきの会家族会
藤岡 清人 KHJ広島もみじの会代表
山本 洋見 NPO法人てくてく
田口 ゆりえ NPO 法人KHJ埼玉けやきの会家族会
池上 正樹 ジャーナリスト、ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-設立メンバー、KHJ広報担当理事

理事長からご挨拶

「家族会の社会的役割について」

KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事長
NPO法人から・ころセンター代表
伊藤正俊

KHJ家族会には家族が元気になり自助力を高めていくためのあり方と、ひきこもりの現象を社会に発信する啓蒙の両面があると思います。私たちが生活している今の社会は、自殺者が減少したとしても毎年2万人からの人々が自ら命を絶っていく社会。

それから学校社会は不登校やいじめがまた増えてきている現状の中で、私達、家族や当事者は、社会生活に生きづらさを抱えています。

家族会は、地域社会と連携しながら、生きづらさをはらんだそのような社会をどう変えていったらいいのか、当事者団体だからこそわかるこの社会の矛盾や生きていく事の苦しさについて、声をあげていく社会的使命も負っているかと思います。

又、生活困窮者自立支援法が施行され、身近な地域における市町村単位での家族会発足も求められてくるかと思います。誰もが排除されない社会「ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)」、または「お互いを認め合い、支えあい、補い合う社会」を目指していくために、草の根的に家族が集い発信できるための場が増えていくことが期待されます。

「全国の家族の皆さまへ」

KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事長(共同代表)
ながおか心のクリニック院長
中垣内正和(精神科医)

当会は1999年、埼玉岩槻にて故奥山雅久氏によって創設され、ひきこもりに取り組む唯一の全国的な組織として活動を重ねてまいりました。相談先すらなかった時期を経て、いまやひきこもりは、社会全体で取り組むべき課題として認識されています。

創意工夫を続ける当会は、ひきこもり当事者やその家族にはなくてはならない活動団体として幅広く認められています。 全国の悩めるご家族の皆さま、どうぞ問題を家の中におかないで、当会にご参集ください。次世代のために、ご自身のために、新しい社会のために出会いましょう。