10代、20代の女性たちは貧困、家族からの虐待、性被害、いじめなど深刻な問題を抱えている

2023年02月04日 22時09分05秒 | 新聞を読もう

それでも誰にも頼らず、夜の街をさまよったり、SNS(交流サイト)上で、その日泊まる場所を探している。

関係をつくるのは難しく、支援につながること自体を選んでもらえない場合が多い。

特定非営利活動法人 BONDプロジェクト

(東京都)
特定非営利活動法人 BONDプロジェクト 橘 ジュン
橘 ジュン

創設者ルポライターの橘ジュン氏は、30年近く前から、終電が終わっても新宿や渋谷の街に留まっている少女たちを見て「なぜここにいるのか」気になり、声をかけ、彼女たちの思いに耳を傾けてきた。

話を聴くうちに、少女たちは家にも学校にも居場所が無く、トラブルに巻き込まれていても信頼できる相談相手もいないことがわかる。

それを記事にして世の中に発信していたが、目の前にいる少女たちに自分たちが出来ることは何か?と2009年にBONDプロジェクトが始まった。
渋谷を中心とした街頭パトロールやアンケートの実施。必要によってはシェルターでの一時保護。少女たちの「声」を伝えるフリーマガジンVOICESの発行。

メールや電話での相談の受付。そして弁護士や行政機関、医療機関などの専門家へ繋ぐ。活動の中心はSNSを使用した相談になりつつあり、LINE相談を週5回行っている。

いずれの活動でも本人に直接会って「大丈夫。一緒にどうするか考えよう」が活動の基本。これまでに3,000人以上の少女たちの相談にのってきた。

2006年の頃から「VOICESマガジン」というフリーペーパーを自費出版で発行していて、私はライターで、パートナーでカメラマンのケンと2人で街に出て、気になる子に声をかけて話を聴かせてもらっていました。

渋谷、新宿の街、バスの中や新幹線でも気になった子がいれば、VOICESを見せながら「こういった本を作っている者なんだけど…」と、声をかけてました。深刻な問題を抱えている女の子たちと出会い、だんだんと聴いて伝えるだけではどうにもならない子との出会いも増えて、相談を受けられる体制を作って活動していこうと、「10代20代の生きづらさを抱える女の子のための女性による支援」BONDプロジェクトを2009年に設立しました。

終電が終わってから街に出て、気になる子に声をかけていたので、「帰れないけど、今日はどうするの?」と聞くと、家出している子が多かった。

親から暴力を振るわれていて家に帰りたくないとか、母親の彼氏が家にいるから嫌だとか家出の理由はさまざま。

「夜の街は危険もいっぱいあるから気を付けてね、なにかあれば連絡してね」と、携帯番号を交換しながら、出会いを繰り返していました。

帰れる場所、自分らしくいられる場所、ホッとできる時間…。感覚的な意味合いでの「居場所」を求める少女たち。

行くあてもなくどうしていいかわからずに立ち止まり、一人佇んでいる子、家族や人間関係で悩んでいたり、住む場所がない、仕事がない、お金がない、頼れる大人がいないと口にする子もいました。

ある16歳の女の子の言葉を紹介します。

「家出するほど家が嫌なんだよ。家出したいと思わない環境が羨ましい。そんな家庭に生まれたかった」。

親から邪魔者扱いされたり、「生まなきゃよかった」と、言われたり、自分の分だけ食事が用意されていなかったり、暴力を振るわれたり…。

一見、外見や話し方からでは想像もつかないような壮絶な虐待家庭で育った女の子もいます。

しんどい、逃げたいと思って家出をすれば、世間では非行という行動に捉えられますが、生きるために家出をする子もいるのです。

「シングルマン」という映画のワンシーンに好きな台詞があります。

「ほんの数回だけ他者と真の関係を築けたことがある。それだけが僕の人生に意味を与えてくれた」。

女の子たちとこんなふうに意味のある時間は過ごせないかもしれないけれど、家族でも学校の先生や友だちでもない私たちが、少しでも安心できる存在になれたらいいなって思っています。

 

 

 


日本でも「7人に1人」、居場所と勉強する機会を失った子どもたち

2023年02月04日 21時48分35秒 | 社会・文化・政治・経済

カタリバは全国で子どもの教育支援活動を行う東京都の認証を受けた認定NPO法人です。

「勉強したいのに、できない・・・」
「家にも学校にも、どこにも居場所がない・・・」
「自分に自信なんて持てない・・・」

生まれ育った環境や境遇によって、誰にも相談できず、
苦しい思いをしている子どもたちが、この日本にもいることをご存知ですか?

5人きょうだいの長女として生まれたさくらさん(仮名)も、その一人。

小学生の頃に両親が離婚し、幼い弟2人と妹2人合わせて、子どもたちは全員お父さんに引き取られました。
しかしその後、お父さんは重い病気にかかり、それが原因で仕事を失ってしまいました。家計はひどく苦しくなり、お腹いっぱいにご飯を食べることも、ままならなくなってしまいました。

アパートの部屋は家族6人で住むには狭く、おもちゃや洗濯物が散らかり、足の踏み場もありません。勉強机はなく、家で唯一のテーブルである食卓が勉強場所です。

夏になるとクーラーのない自宅は蒸し暑く、
幼いきょうだいたちもいるため、勉強どころではありません。
家計が苦しいので、周りの友達のように塾に行くことも、 もちろんできませんでした。

だんだん自信もなくなり「自分は何もできない人間だ」と思うようになりました。

「将来に希望を持つ」「夢を描く」・・・
本来10代が当たり前に持てるはずの感覚も、当時のさくらさんには程遠いものでした。

さくらさんだけでは、ありません。

日本全体でも、子どもたちの7人に1人が「貧困」。
ひとり親家庭では、2人に1人に及びます。
※厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」より

そして、日本の子どもたちが抱える困難は「貧困」だけではありません。

日本の中学生の17人に1人、高校生の24人に1人が
「ヤングケアラー」と呼ばれる子どもたち。
家族の世話や介護を担い、子どもらしい生活を送れていません。
※文部科学省『ヤングケアラーの実態に関する調査研究(令和3年3月)』より

2020年度に「不登校」とみなされた小中学生は、
前年度より8.2%増の19万6,127人で過去最多。
さらに、年間30日以上学校に行けていない長期欠席者も含めると、
28万7,747人にも上ります。
※文部科学省『令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果』より

日本の子ども・若者の18人に1人が、
家や学校などの「どこにも居場所がない」と孤独感を抱いています。
※内閣府『令和4年版 子供・若者白書』より

無料の放課後教室で、居場所作づくりや学習支援

生まれ育った環境や境遇によって、
子どもたちが誰にも相談できずにひとりで困難を抱え、
学力や進路、自尊心に影響してしまうということが、日本でも起きています。

どんな環境、どんな境遇に生まれ育った子どもでも、
希望を持って自分らしい未来を思い描けるように。

「勉強する機会を失った子どもたちをサポートしたい!」
「居場所を失った子どもたちが、安心して過ごせる場所をつくりたい!」
そんな想いのもと、私たちが始めたのが無料の放課後教室です。

勉強する習慣を
身につける

分からないところをスタッフにいつでも質問できる自習室の運営を通じて、学ぶ楽しさや、学ぶ習慣の定着をサポートしています。

本音を話せる
居場所作り

悩みをいつでもスタッフに相談できる、心の拠りどころとしての居場所を提供し、生徒一人ひとりの状況に応じた伴走支援を行います。

音楽やもの作りなどの
体験学習も

ものづくり・スポーツ・音楽・家庭菜園など、子どもたちに多様な体験機会を届けるための企画を実施します。

夕食を提供する活動も

一緒に食事を作り、一緒に食卓を囲むことで、子どもたちが心身ともに満たされる居場所を届けています。

さくらさんも、中学1年生から放課後学校に通い始めました。

毎日の夕食が楽しみで、着いたらまずは献立てチェック!みんなとテーブルを囲んでご飯をお腹いっぱい食べると、幸せな気持ちになって勉強も頑張れる!

そうするうちにさくらさんは英検3級に合格、学校の英語のテストで100点が取れるようになりました。

 将来は、得意な英語を生かして海外で活躍したい
 
今ではこんな夢を描き、高校進学に向けて勉強を頑張っています。

日本中の子どもたちが、生まれ育った環境や境遇によって、
可能性を閉ざされてしまうことが決してないように。
夢をあきらめないですむように、あなたも寄付で応援ください!

活動のきっかけは、東日本大震災。東北から全国へ

困難を抱える子ども達に、私たちが居場所づくりと学習支援を始めたのは2011年。
東日本大震災がきっかけでした。

そんな思いを抱かせないために、放課後の学校をスタートしました。

小学生から高校生まで

約300名が放課後に通学

通うのは、津波で家を流され狭い仮設住宅に住むなど、学ぶ場を失った子どもたち。
英語や数学など勉強を教えるとともに、震災で傷ついた心のケアを行ってきました。

「素敵な場所をありがとう」と伝えたい

大槌臨学舎 卒業生
高木桜子

 私は、2016年の春から東京の大学に進学することができました。この進路選択に誇りと希望を持っています。

 今は自分のことをフレンドリーで積極的で明るいと自負していますが、かつてはそうではありませんでした。高校生活およびコラボ・スクールでの日々が私に多くの学びを与え、成長させてくれました。

 それに、震災がなければ大切なものや思い出を失わなかったかもしれない。でも震災があったからこそ、たくさんの人と出会って、自分の視野を広げ、夢を持つことができました。

 ご支援いただいた方々には、私ががんばっている姿を見せることで恩返ししようと思っています。ご支援いただいた全ての方に、『コラボ・スクールという素敵な場所を、たくさんの出会いをありがとうございます』と感謝の気持ちでいっぱいです。

2016年の熊本地震を受け、
被害の最も大きかった益城町の子どもたちへの教育支援を行いました。
中学校の教室で放課後に中学1〜3年生の学習をサポートしてきました。

同じ年7月から、「貧困」「学力」「不登校」などの課題解決のための活動を、

足立区で開始しました。

どんな環境、どんな境遇に生まれ育った子どもでも、
希望を持って自分らしい未来を思い描けるように。

日本中の子どもたちが、生まれ育った環境や境遇によって、
可能性を閉ざされてしまうことが決してないように活動しています。

あなたのご寄付で子どもたちの成長を支えてください

一人でも多くの子どもたちに、学びの機会と居場所を届けたい。
そのための課題は、活動資金です。

これまでの活動のなかで私たちが確信したのが、

あらゆる子ども・若者は無限の可能性をもつということ。

震災によって母親を失いながらも、奨学金で大学に進学した女子生徒。「津波で流されたふるさとを、再興したい」と立ち上がった高校生たち。不登校から「やっぱり勉強をしたい」と高校に戻った生徒。

もし「こんな大人になりたい!」と憧れるきっかけや、
その希望を叶えるための努力を続けられる居場所と学習機会さえあれば。

困難を乗り越えて、この社会を生き抜いていける力を、子ども達は身につけていきます。

解約・退会は、いつでも可能です

あなたの寄付で、子ども達が自ら未来を切り開くチャンスを届けてください。

21年間、教育活動に取り組んできました

私たちが目指すのは、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」。
その実現のため「意欲と創造性をすべての10代へ」というミッションを掲げ、活動しています。

貧困や不登校、被災などの困難を抱える10代に

多様な困難を抱える子どもたちに、安心して過ごせる居場所を届け、スタッフとの対話による心のケアと、学習支援、食事支援で成長を支えます。

自己肯定感が低く
自信を持てずにいる10代に

自信を失い、自分らしい未来を思い描けずにいる子どもたちに、居場所と、文化・スポーツ・学びに関する多様な探求学習の機会を届け、意欲・創造性・主体性・探究心を自ら育むことを支えます。

団体概要

名 称 認定NPO法人カタリバ
本 部 東京都 杉並区 高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
設 立 2001年11月(2006年9月に法人格取得)
役 員 代表理事 : 今村久美
常務理事/事務局長 : 鶴賀康久
理事 : 酒井穣、中原淳、山内幸浩、岡本拓也
監事 : 久保田克彦、中山龍太郎
職 員 130名(2022年5月現在)

孤独のなかで困難に向き合い、
懸命に生きる子どもたちを支えたい

認定NPO法人カタリバ
代表理事 今村久美

 2011年当時、東北の被災地で教育活動をしていた私は、当時高校生の女の子と出会い、そして衝撃を受けました。

 仕事が続かず、転職を繰り返す父親。夫からの暴力と不安定な収入のせいで、精神を患った母親。高校を中退し、お金を無心する兄。幸運にも祖母の近くで暮らせた彼女は、大学に進み、将来へと前向きに歩き出すことができました。

 そして2020年代の現在、日本の子どもたちは様々な困難を抱え、孤独の中で懸命に向き合っています。

 経済的に厳しい環境で生きる子どもたち。クラスに馴染めず、学校に通えなくなってしまった子どもたち。ある日突然の災害で日常の環境を奪われる子どもたち。一見すると遜色ない生活をしているように見えていても、思春期ならではの葛藤で悩む子どもたち。

 さまざまな困難を抱えて生きる10代と向き合う中で、ひとつ自信を持って言えることは、すべての子どもたちが変化できる可能性を持っているということ。

 その可能性を引き出すのは、学校だけでも、家庭だけでも、親や先生だけでもない。私たち大人が、互いにみんなで協力しあって、未来を担う子どもたちの成長を支えたい。

 これからもNPOカタリバは、日本中の10代が、どんな環境に生まれ育っても、どんな困難を抱えていても、意欲と創造性にあふれた未来を描けるよう、活動していきます。

受賞歴

日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009、内閣府・男女共同参画「チャレンジ賞」、グッドデザイン賞、パナソニック教育財団 2011年度 “こころを育む活動” 関東ブロック大賞、「いいね!JAPANソーシャルアワード」最優秀ソーシャルプロジェクト

行政との協働

代表・今村が内閣府「子ども・若者育成支援推進点検・評価会議」へ委員として参加 / 女川町でのキャリア教育活動が、文部科学省による「復興教育支援事業」に採択 / 「参議院第三特別調査室 共生社会・地域活性化に関する調査会」に、代表・今村が事例発表など

ご支援企業

サッポロホールディングス株式会社様 、 ベネッセコーポレーション株式会社様、
ゴールドマン・サックス様、バーバリー基金様、グンゼ株式会社様、
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社様など

20,000人のご支援者の想いを、子ども達に届けてきました

これまでに、約20,000人の個人・企業のみなさまからご支援をいただきました。

ご支援者の声

今の子ども達が、生きていきやすい未来のために

1〜2カ月に1度

メールマガジンなどで
活動を報告

年に1度

活動報告会へのご招待

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催になる場合がございます。

ご支援への一歩を踏み出してください

「どんな環境に生まれて育っても、未来をつくりだす力を育める社会」を実現するために。
私たちはサポーター会員の皆さまを、毎月のご寄付を通して、
子どもたちの未来をつくっていく仲間と考えています。
ご寄付は、認定NPO法人カタリバの教育活動全般に、使用させていただきます。

 


いじめ、ヤングケアラー、性犯罪etc…子どもを取り巻く社会問題に「こども家庭庁」はどんな役割を果たすのか

2023年02月04日 21時48分35秒 | 社会・文化・政治・経済

コロナ禍によって虐待や貧困、いじめ、性犯罪など、子どもを取り巻く社会問題は深刻さを増しています。またヤングケアラーや、養護施設・里親の元で育った若者たちの自立など、最近注目され始めた問題もあります。
このような中で、2022年2月にこども家庭庁の設置法案が可決されました。こども家庭庁は、子どもたちを取り巻く社会の中で、どのような役割を担うのでしょうか。この記事では、こども家庭庁新設の経緯やその役割、課題について解説します。

こども家庭庁とは

「こども家庭庁」発足の背景

子どもに関する行政の窓口が複数の省庁にわかれていることが、「こども家庭庁」新設の背景にあります。

例えば幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省の管轄ですが、幼稚園と保育園の両方の機能を備えたこども園は内閣府の管轄です。また少年犯罪の対策や、子どもへの性犯罪の防止策などは警察庁が取り扱ってきました。

このような縦割り行政を解消し、子どもに関する政策を行う組織を一元化すること。それによって、全ての親子に支援の手を届けることが、こども家庭庁の目指すところです。

「こども家庭庁」法案成立までの経緯

「こども家庭庁」設置法案は、2022年2月25日に閣議決定されました。これを受け、2023年4月1日に内閣府の外局として発足することになります。

実は、こども家庭庁の構想は、実は民主党政権時代から始まっていました。しかし「新しい省庁をつくるには時間がかかる」などとして度々見送られ、ようやく設置に向けて具体的に検討され始めたのが、菅義偉内閣下の2021年。

さらに自由民主党総裁選でこども庁設置に意欲を示していた岸田文雄氏が総裁に当選したことで、その動きが加速し、2022年にようやく法案が成立しました。

成立するまでに、実に10年近くかかっているのです。

 
名称が「こども家庭庁」になったわけ

設置が改めて具体的に検討され始めた菅内閣のころ、名称は「こども庁」となっていました。それが“家庭”の文字を加えて「こども家庭庁」に変更されたのは、次のような理由があります。

  • 子どもに対する支援だけでなく、子どもを育てる「家庭」にも支援が必要なため
  • 子育てに対する「家庭」の役割を重視するため

子どもが健やかに育つためには、家庭の状況が安定している必要があります。

しかし家庭において虐待を受けている子どもたち、あるいは受けていた人たちにとっては、“家庭”という言葉は重く、受け入れ難いものであるという指摘もされています。

こども家庭庁の役割

ではこども家庭庁は、これからの日本社会において、どのように機能していくのでしょう。

こども家庭庁は、大きく分けて次の3つの部門にわけられます。

  • 企画立案・総合調整部門
  • 成育部門
  • 支援部門

具体的に各部門がどのような役割を担っていくのかを見ていきましょう。

企画立案・総合調整部門

「企画立案・総合調整部門」は、子ども政策の司令塔として、これまで各省庁が別々に行ってきた子どもに関する政策を集約・総合調整する役割を担う部門です。

基本方針によると、子どもや若者に実際に意見を聞いたうえで、こども政策に関連する大綱を作成・推進していくとされています。

またデジタル庁などと連携し、教育・保健・福祉などの情報を子どもごとに集約。データベース化するための整備を行います。

成育部門

「成育部門」は、子どもの健康かつ安心・安全な成長に関した事務を担当する部門です。

具体的には、文部科学省と協働し、幼稚園・保育園・こども園で共通となる教育や保育内容の基準を策定するとしています。

また子どもの安全を保証するため、子どもと関わる人の犯罪歴をチェックする「日本版DBS」や、子どもの死亡に関する経緯を検証し、再発防止策を講じる「CDR(チャイルド・デス・レビュー)」の導入を検討するようです。

その他にも成育部門では、妊娠・出産の支援や不登校の子どもの支援を含めたサードプレイス(NPO団体、児童館、こども食堂など)についても扱うとされています。

支援部門

「支援部門」は、さまざまな困難を抱えた子どもや若者が、その状況から抜け出すことを支援していく部門です。

具体的には、いじめや不登校、虐待や貧困、ひとり親世帯、障がい児などに対するケアを担当します。

また、近年の社会問題となっているヤングケアラーや、施設・里親の元で育った18歳以上の若者への支援についても行なっていくとしています。

こども家庭庁では、このような年齢や制度の壁を見直し、一元化するために、子ども・若者支援地域協議会(現内閣府所管)と要保護児童対策地域協議会(現厚生労働省所管)を連携していく予定です。

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こども家庭庁の課題や問題点

2023年の4月には新設予定のこども家庭庁ですが、さまざまな課題も残されています。

親に従属する存在のまま

ひとつ目は、「本当に子どもたちに対して必要な支援をしていけるのかどうか」ということです。

前述の通り、もともとの構想では「こども庁」という名称だったものを、自民党の保守派や公明党の意見から「こども家庭庁」に変更しました。「子どもの健やかな成育には家庭の働きが重要であるため」というのがその理由のひとつです。

しかしこれには、「子どもは家庭内で育てられるべき」といった考えや、「子どもは親に従属する存在のまま」という考え方を認めて助長するのではないかという懸念もあります。

例えば家庭内で虐待を受けた子どもが、児童相談所で一度は保護されても、親が迎えに来たら、「子どもは結局、家庭にいるのがいいから」と家へ戻されてしまうというケースが後を断ちません。

子どもは親の従属する存在ではなく、別の人格と人権を持った個人であるという前提がなければ、現在抱えているこども関連の問題解決は難しいと言えるでしょう。

ひとつの庁で所管できるのか

ふたつ目は、「今までいくつかの省庁で所管していた業務を、子ども家庭庁だけで担えるのか」という問題です。

現に幼児教育やいじめ対策に関しては、文部科学省がその所管を譲らず、縦割り行政の完全な解消には至っていません。

こども家庭庁は、こども政策の司令塔として各省庁に対して勧告権を持ちますが、実際にはこれまで担当していた省庁と連携を取りながら政策をすすめていくことになるでしょう。

財源が確保できるのか

最後に、「財源確保」の問題があります。

こども家庭庁の財源をどうするのかということについて、2022年3月時点では、まだはっきりとした結論は出ていません。

日本が子育て関連の政策にかけている支出は、GDP(国内総生産)の約1.9%です。これは、イギリスやスウェーデンの3%に比べるとかなり低い数値と言えます。

消費税から捻出する、社会保障費に上乗せするなどの意見はあるものの、決定には至っておらず、課題として残されたままとなっています。

こども家庭庁は、別々の省庁で取り扱ってきた子ども関連の政策施行を一元化するための組織です。

こども家庭庁が新設されることで、子どもが誕生してから成人するまで途切れることなくサポートできる体制が作れたり、今まで制度の対象外になり支援が行き届いていなかった子どもたちを救えたりするメリットがあります。

子どもに関わる問題を集約し、管理・支援できる組織ができるのは、画期的なことだといえるでしょう。

さまざまな課題や懸念は残されていますが、こども家庭庁の新設により、子どもたちが伸び伸びと過ごすことのできる社会へと変わっていくことを願いたいですね。

 

 


神奈川子ども支援センターつなっぐ

2023年02月04日 14時34分54秒 | 社会・文化・政治・経済

虐待・性被害・いじめ等を受けた子どもが再び傷つかないために。

こどものためのワンストップセンターを 虐待・性虐待等を受けた子どもを支える助成事業継続のため、マンスリーサポーターを募っています 。

私たち神奈川子ども支援センターつなっぐは、虐待・性虐待等を受けた子どものためのワンストップセンター(日本に2番目にできたCAC ”Child Advocacy Center”)です。  

被害を受けた子どもが「聞き取り」、「診察」、「こころのケア」をワンストップで受けられるように対応するNPOです。

場合により司法手続きや生活支援まで必要とする支援を受けられるような活動をしています。司法関係者/医師など多職種が連携するからこそできる支援を、多くの子どもたちに届けることを目指しています。

私たちは、性被害や虐待を受けた子どもたちが自分自身を大切にする「普通の生活」を送れる未来を実現するため、活動しています。

 現在、つなっぐの主な活動資金となっているのは会員の年会費、寄付、神奈川県からの助成金などです。しかし、その助成金は2022年度で終了予定です。

助成金の終了を見据え、助成金に代わる経済基盤を持つことで、既存の事業を継続し、より安定したものにしたい。そんな想いで、マンスリーサポーター募集キャンペーンの実施に至りました。

また、2021年度末までには100人の方に寄付者になっていただき、寄付金控除の効く認定NPO法人化をすることでより多くの方にご支援して頂ける団体となることを目指しております。

わたしたちの活動を日頃からご支援くださっているみなさま、一緒に子どものためのワンストップセンターを創っていって頂けないでしょうか?

つなっぐが取り組むこと

子どもたちが被害を話すことは大きな負担となります。司法面接では、出来るだけ負担を少なくするよう、また、誘導的な聞き取りにならないように、研修を受けたスタッフが聞き取ります。多くの場合、子ども病院で行います(つなっぐ事務所で行う場合もあります)。

子ども病院で、そのまま診察を受けることもできます。その際、頭から足先まで全身の診察(系統的全身診察)をします。その後必要に応じて、心のケアに繋ぎます。

被害発覚直後の聞き取りが終わった後も、裁判が進む中で子どもたちは何度も被害について語ることを求められることがあります。時には裁判所での証言をする必要があり、大きな負担となっています。

そんなときに、子どもたちが安心して話したいことを話せるように、また話したくないことを話さないでいられるための支援をしています。

また、話す前の苦しみも、話した後の苦しみも、そのあとの人生への影響を一緒に乗り越えるサポートを様々な手段で行います。つなっぐはそれが「一緒に乗り越える」ことだと考えています。

被害を受ける環境を離れ、安定した衣食住を得られたところでつなっぐの支援がおわるわけではありません。子どもたちが一日でも早く「自分自身を大切にする生活」を送るため、つなっぐはどんな小さなことでもサポートしています。

子どもたちに必要な支援を正しく届けるためには、様々な場面で子どもたちに関わる大人が知識を持つことが必要だと考えています。子どもたちを支える大人たちが、正しく学び・つながるサポートをしています。

代表理事・田上幸治あいさつ

児童虐待の特徴を一言で表すと、被害を受けるのが子どもということです。

社会にはパワーハラもあれば、セクハラもあります。しかしながら、大人はそのような被害をあった時には、同僚や友人に相談することも可能ですし、そのような職場を辞めることも可能かもしれません。

しかし、子どもは自分の被害を他人に相談することは難しいですし、家庭を飛び出すこともできません。

身体的虐待を受けて、どこかに痣があれば、「その痣はどうしたの?」となりますし、ネグレクトで体重が減ってくれば、学校や幼稚園、保育園で、「どうしたの?」となります。

一方、性虐待では身体症状が現れるわけではありません。それ故、遷延化、深刻化、心の傷が大きくなってから発見されることが多いです。

被害児が勇気を絞って被害を開示した場合でも大きな問題があります。

学校で開示すれば先生から根掘り葉掘り聞かれ、児童相談所でも聞かれ、病院でも聞かれ、不必要な診察があり、警察・検察でも聞かれ、裁判所でも聞かれる。開示したものの、心の傷は深まるばかりです。

度重なる辛い体験を話すことが無いように、代表のインタービューアーが聴き取りを行うForensic Interview(司法面接)が欧米では行われます。

また、この司法面接、全身診察、心のケアを子どもの優しい環境で、ワンストップで対応するのがChildren’s Advocacy Center(CAC)です。CACは、虐待対応の困難さから、1985年米国で設立し、全米に広がっていきました。現在、米国には924か所のCACが存在します(2021年8月4日時点)。

日本で二番目にできたCACが『つなっぐ』です。CACの活動とともに啓発活動や関わる人の人材育成をしています。

皆様のご支援をお願いします。つながろう子ども達の未来のために。

つなっぐ関わる方々からの応援メッセージ

つなっぐでは、様々な分野で活躍するメンバーが活動しています。今回は、つなっぐの理事4名に応援メッセージを頂きました。

奥山 眞紀子さん
(一般社団法人日本子ども虐待防止学会理事長)


つなっぐは虐待や被害で辛い思いをしている子どもや若者の声を大切にするために、多職種の専門家と非専門家も集まり、支援をするシステムを構築している団体です。

被害を受けた子どもが自分の声を発するのは大変なことです。医師が身体の声を聴いたり、司法面接で事実を語れるように支援したり、不安を軽減して司法などの緊張する場面でも自分の声を届けられるように付き添い犬を用いたり、と様々な対応をしています。

一人一人の傷ついたお子さんに丁寧に、その声を聴かせてもらえるように活動していますが、そんな支援を必要としているお子さんは数多くいます。このようなワンストップでの、子どもを中心とした支援ができるだけ多くの子どもに届くように、つなっぐの活動が広がっていくことを期待しています。皆様の暖かい応援を宜しくお願いいたします。

酒井 邦彦さん(TMI総合法律事務所 元広島高等検察庁検事長)

パラリンピックはオリンピック以上の感動を与えてくれました。

それは,とてもつらい障害を乗り越えて限界に挑戦するアスリートの心と体の強さが心に響くからだと思います。しかし,身体の障害以上につらいのは,虐待などで傷つけられた心の障害で,外からみても分からないだけにより深刻だと思います。

「つなっぐ」は,そのような子どもたちが,被害から逃れ,心を回復し,再び社会に飛び立てるよう,寄り添い,伴走する仲間たちの集まりです。

最近では,段差の解消やエレベーターの設置などのユニバーサルデザインによって,障害者も街に出やすくなってきていますが,「つなっぐ」は,そのような目に見えるもの以上に大切な「心のバリア」を取り除くためのユニバーサルデザインを目指して頑張っています。子どもたちが人生のメダルを取れるように。

皆様も是非応援ください。

田村正博さん(元警察大学校長、弁護士)

虐待被害、性被害、いじめ被害を受けた子どもたちが、おおぜいいます。

子どもたちを守るために真剣に活動している大人たちもおおぜいいます。

でも、日本では、大人たちは、医療機関、児童相談所、警察、検察、教育・保育施設、弁護士などに分かれています。

子どもを中心に、大人たちがタッグをくんで、つながるための仕組みが日本にも絶対に必要です。

「つなっぐ」は、1人ひとりの子どもを大切にして寄り添い、様々なところにつなぐ活動をしています。

傷ついた子どもたちから信頼され、異なった使命を有する多くの機関から信頼されなければ、つなぐ活動はできません。

 「つなっぐ」の活動は、誰もができることではありません。

でも、「つなっぐ」を応援し、支援することは、誰もができることです。あなたも「傷ついた子どもたち」のために行動する大人の1人になってください。

「つなっぐ」に応援、支援をお願いします。

吉田 尚子さん(日本動物病院協会 理事 NPO CANBE 理事 獣医師)

私は動物の専門家ですが、子どもが大好きで、10年ほど前からNPOの犬セラピー活動で小児病棟を訪問して以来、この社会では、近親者に裏切られ、虐げられた凄まじい状況下の子ども達が存在することを実感しました。

そしてそういう子どもを救おうと日々奮闘する、法律、小児医療、研究分野などの皆様に加えていただきました。

さまざまな研究や検討を重ね、最適な状況で、適性のある犬が子どもに付き添うことで、そのストレスを驚くほど軽減することがわかり、組織として多職種連携でとりくみを実現できてきましたが、全国展開を見据え、さらなるサポートを必要としています。

子ども達は暴力や被害から逃れた後も、肉体的、精神的トラウマや対人関係をうまく築くまで、想像を超える試練、治療と長期間のさまざまなサポートが必要となります。

そのことを知って頂き、おひとりおひとりが可能なご支援からお願いできれば幸いです。

共有していただける周囲の方にもぜひSNSなどを通じ、拡散していただければ大変うれしく思います。

このNPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐという団体は子どもを助けたいという思いを、実際に改善していくことのできる各分野の専門家集団です。

被害にあった子ども達に、なんとか手を差し伸べたい、と心を痛めている皆様の想いを、しっかりと形と力にすることができると思います。どうか皆様のご理解と温かいサポートをよろしくお願いします。

寄付金の使い途

  • 司法面接・系統的全身診察の費用

  • 付添犬の派遣のための費用

  • 1人暮らしをする子どもたちへの生活支援にかかる費用(子どもの好みに合わせた食糧支援、転居費用の補助など)

  • 子どもたちが心を落ち着かせることができる物資の購入費(ぬいぐるみ、使い慣れた香り付きハンドクリームなど)

  • 人材育成のための研修事業の実施のための費用 など

    (写真は実際に子どもたちに送った支援物資です)

寄付者へのお礼・報告・特典

  • 年に1回ニュースレターにて活動報告の配信

  • メルマガにて研修のお知らせ等の情報提供(不定期)


特例認定NPO法人

子ども支援センターつなっぐ

 

〒2310005

神奈川県横浜市中区本町5-49甲陽ビル6階飛田桂法律事務所内

045 2324121

 

代表:田上幸治 飛田桂


利根輪太郎の競輪人間学 出目作戦で2-7に固執

2023年02月04日 14時34分54秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 奈良競輪 開設72周年記念 春日賞争覇戦

3日目(2月4日)

5レース 3-7-5 6万1,190円(192番人気)

6レース 5-7-2 6,000円(16番人気)

7レース?

並び予想 4-9 7-2-1 5(単騎) 6-3-8

レース評

当所得意な石原との四国タテ連係から太田が中心の座へ。3番手は山口。鋭脚大森や、古賀次第で畑段、金子−天田の一発も注

出目作戦で5レースの3-7の下がり目の2-7固執する。

2-7(2・9倍)

一番人気は買わない信条なのに、2-7を買ってしまう。

2-7-3 2-7-5 2-7-9 2-7-4の3連単に各2000円の4点勝負。

だが、2-7-1ラインは予想に反して捲りではなく、先行してしまい結果として惨敗!

本命ラインが先行しては、別のラインの捲りの出番となる。

これが、競輪の展開のアヤ!

競輪ファンたちの期待に反して、本命が消えるレースは、これまで嫌というほど、見せつけれてきたのだ。

結果

4-3 1万1,910円(32番人気)

4-3-9 6万6,780円(135番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 4 金子 幸央   9.8    
2 3 畑段 嵐士 1/8車輪 9.9    
  3 9 天田 裕輝 1/2車身 9.7      
4 2 太田 竜馬 1/8車輪 10.0   S  
× 5 5 大森 慶一 3/4車身 9.7      
6 1 山口 富生 1車身 10.0      
7 7 石原 颯 1/8車輪 10.3   B  
  8 8 元砂 勇雪 3/4車身 10.0      
  9 6 古賀 勝大 4車身 10.4    

戦い終わって

戦い終わって写真

 古賀勝大の番手で石原颯に叩かれた畑段嵐士だが自力に転じて捲り切る。その上を更に金子幸央が捲り切り一着「自分たちのラインは車番が悪く相手は二段駆けも。ただ自分もここ二カ月くらいは先行の組み立てでやってきたので、自分もやってやろうと気持ちに余裕はあった。畑段君が見えてその外を行き切れるように。踏み込んでからはきつかったがフルパワーでどこまで行けるか。結果的に行き切れて良かった。この特選の一着は大きいしこの二カ月の成果が出たのかな。最終日もしっかり走れるように」。
 畑段が二着「前からでも中団からでもどこからでも古賀君とは先行の作戦。自分はしっかり付いていって仕事をしようと思ってた。古賀君の踏み出しやピッチが良く来れないって思った所で石原君が来たのでやっぱり上位は脚があるなと。行かれてからは後ろに勇(元砂)が付いてたし決めるためには太田(竜馬)君より先に踏むしかないと腹を括れた。しっかりと出れたのは良かったと思う」。


映画 クンドゥン チベットの指導者第14世ダライ・ラマの半生

2023年02月04日 10時38分04秒 | 社会・文化・政治・経済
クンドゥン』 マーティン・スコセッシの埋もれた名作 | シネマの ...
 
2月4日午前3時30分からCSテレビのザ・シネマで観た。これで2度目である。
 
解説

チベットの指導者第14世ダライ・ラマ(1935~)の成長期に焦点をあて、彼が国外亡命に至るまでの苦悩の日々を、イメージ豊かで思索に満ちた映像と音楽で綴った一大叙事詩。

監督は「最後の誘惑」「カジノ」の名匠マーティン・スコセッシで、彼の監督第18作。

脚本は俳優ハリソン・フォードの夫人としても知られる「E.T.」のメリッサ・マシスン。

製作・共同製作は「キング・オブ・コメディ」(83)以来スコセッシと組むバーバラ・デ・フィーナ。製作総指揮はローラ・ファットリ。

撮影は「ビッグ・リボウスキ」のロジャー・ディーキンズ。音楽は米国を代表する現代音楽家で「トゥルーマン・ショー」など映画音楽も手掛ける、フィリップ・グラス。

編集のセルマ・スクーンメイカー、美術・衣裳のダンテ・フェレッティは「カジノ」に続く参加。出演は成人したダライ・ラマに扮するテンジン・トゥタブ・ツァロンをはじめ、全員がインド・カナダ・米国などに居住する演技未経験者および演劇学校の生徒たち。

1997年製作/135分/アメリカ
原題:Kundun

 

基本情報

解説・あらすじ

名匠マーティン・スコセッシが、映画史上初めてダライ・ラマ14世の半生にスポットを当てた野心作。

ダライ・ラマ14世の転生者である少年を発見し、彼がチベットを脱出してインドへ亡命するまでの22年間を、歴史的事実に即して描いてゆく。

スコセッシが紡ぐ、壮麗で幻想的な映像も秀逸。

1937年、チベットのある寒村に長旅を続ける僧侶が訪れた。彼らの目的は4年前に逝去した、ダライ・ラマ13世の生まれ変わりを探すこと。そこで彼らはハモという名の幼子に出会う。

彼こそが、“慈悲の仏陀・観音菩薩”の生まれ変わり、ダライ・ラマ14世と僧侶たちは確信する・・・。

 
チベットを扱った映画―「クンドゥン」「ダライ・ラマ14世 ...
 
ストーリー

1937年。チベットの寒村、タクツェル村。

普通の家庭の末っ子だった幼子のハモ(テンジン・イェシェ・パチュン)は、第13世ダライ・ラマの生まれ変わりを探し求め、長旅を続けた高僧たちによって、慈悲の仏陀、観音菩薩の生まれ変わり、“法王猊下(クンドゥン)”と判断された。

2年後、成長したハモ(トゥルク・ジャムヤン・クンガ・テンジン)は母親(テンチョー・ギャルボ)ら家族と別れ、彼らと共に首都ラサへと旅立ち、ダライ・ラマとして生きるための修行の日々に入った。

ポタラ宮殿での日々は過ぎて行く。

その間、ハモを連れてくるように命じ、彼に初代菩薩の誕生の話を聞かせた摂政レディング(ソナム・ブンツォク)は、かねて僧仲間からの反感を買っていたこともあって退任。

ダライ・ラマは後任にタクラ(ツェワン・ジグメ・ツァロン)を定めた。

さらに成長し、望遠鏡で外をのぞいたり、ニュースフィルムや文献で海外の事情にも通じるようになったダライ・ラマ(ギュルメ・テトン)。だが、ある日、彼は前摂政のレティングがタクラの暗殺を企てたかどで連行されるのを目撃し、こうした醜い現実からおのれが遠ざけられていることを知って苛立ちを覚えた。

折しも中国では毛沢東(ロバート・リン)指導のもと、共産党支配による中華人民共和国が勃興、チベットが中国の領土だと各国にアピールし、さらにチベット政府に同様の趣旨の三つの要求を通告してきた。

50年、ダライ・ラマ(テンジン・トゥタブ・ツァロン)は中国の要求を拒否し、戴冠式を執行、政府をインド国境近くのドンカル僧院に移した。インドへの亡命を勧める側近の声を聞きながら、非暴力の立場を貫きつつ、民を守ろうと新たな決意をするダライ・ラマ。だが、現実は厳しく、解放軍将軍は執拗に礼を失した訪問

 
自然な演技で良かった

なんで英語?と思ったけど
まあ そこは置いておいて、神秘的なチベットの日常を見れて 良かったです。
音楽も良かったですし。 どこまでが真実なのかは 私には分かる筈もないですのでひたすら悪党の中国共産党については
何とも言えません。
何で誰も助けられなかったのかも 諸国の事情もあったでしょうし、とにかく歯痒さ満載です。 ただ この映画 中国では絶対に見ることが出来ない映画だしそれを 日本人が日本で観れてるってのが複雑な心境になります。

逆にこれ 中国人が日本で観たら どうなるんでしょうか?

とりあえず 日本人はチベットの味方ですからね。 普通にに レンタルで誰でも見れますしね。 現在進行中のこの チベット問題。

こんなに良い映画を作ってくれた監督に感謝です。
いつかチベットに行ってみたいですね

クンドゥン」視聴。 : kzm's 雑記帖
 
 
 
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 名匠マーティン・スコセッシが、映画史上初めてダライ・ラマ14世の半生にスポットを当てた野心作。
ダライ・ラマ14世の転生者である少年を発見し、彼がチベットを脱出してインドへ亡命するまでの22年間を、歴史的事実に即して描いてゆく。
スコセッシが紡ぐ、壮麗で幻想的な映像も秀逸。1937年、チベットのある寒村に長旅を続ける僧侶が訪れた。
彼らの目的は4年前に逝去した、ダライ・ラマ13世の生まれ変わりを探すこと
そこで彼らはハモという名の幼子に出会う。彼こそが、“慈悲の仏陀・観音菩薩”の生まれ変わり、ダライ・ラマ14世と僧侶たちは確信する・・・。

スコセッシの隠れた名作

マーティン・スコセッシ監督作。

ダライ・ラマ14世の前半生を描いた作品。

チベット仏教って神秘的。

ダライ・ラマが亡くなる度、亡くなったダライ・ラマの生まれ変わりと思われる子どもをチベット中を僧侶が探し回る。この伝統が今日までずっと続いてるのが凄い。

本当にその子が生まれ変わりなのかどうか判断するために、目の前に置かれた数多くの道具の中から、生前のダライ・ラマが使用していた道具をその子が選びとるかどうか確認して決めるようだ。

物語は終始淡々と進むけど、実話だから十分耐えうるレベル。

ダライ・ラマ14世は今日でも未だチベットに帰還できていないという事実が悲しい。

まだ物語は終わっていないんだ。

 
 
 

安易化する人間 2)

2023年02月04日 09時28分18秒 | 沼田利根の言いたい放題

宗教とは何か?

信心・信仰とな何か?

1953年、ダライ・ラマ14世が北京で毛沢東に会った時の話。

毛沢東がダライ・ラマ14世に、『宗教は毒だ』と明言した。

「宗教は二つの欠点を持っている。まずそれは民族を次第に衰えさせる。第二に、それは国家の進歩を妨げる。チベットとモンゴルは宗教によって毒されてきたのだ」と、低い声でささやいた。

人の心を虜にする意味では、共産主義も宗教的ではないだろうか?

共産主義は社会主義、国家主義であり、監視社会の中で言論の自由がない。

共産党が絶対であり、人民より、国家体制が優先されるのだ。

共産党員は、共産主義の信仰者とも言えるだろう。

他の世界が見えなくなった共産党員は、最終的に安易ではないだろうか?

世界の趨勢は、民主主義、生命尊厳、人権優先の流れなのだ。

 


安易化する人間

2023年02月04日 09時28分18秒 | 沼田利根の言いたい放題

安易とは=行動や発言などが深く考えられたものではなく、軽率・軽薄であるさまなどを意味する表現。

「汗水を流す:労苦をいとわず働く。(広辞苑)」

「汗水を流す:労苦をいとわず一生懸命に働く。(大辞泉)」 

具体的に「流れ出る汗を拭くことさえ忘れ、汗が垂れて落ちるにまかせ、そのことに一生懸命になる」様で「そんな風に」→働く、という表現。

 つまり、勤勉さの表現。

だが、いわゆる特殊詐欺事件などは、典型的な安易さである。

未だに、騙される人がいるのも、安易である。

さたに、特殊詐欺に加担する若者たちのすべての思考が安易なのである。

世の名に、日当10万、50万、100万のバイトなど常識的にあるはずがない。

それなに、借金などで金が必要な若者たちは、安易に特殊詐欺に加担するのだ。

特殊詐欺事件8年ぶりに増加。

前年比3割増、被害361億円とは、驚くばかり!