利根輪太郎の競輪人間学 車間を開けすぎ!

2023年02月18日 21時09分45秒 | 未来予測研究会の掲示板

 取手競輪  常磐カップ・Sしおさい鹿島杯

2023年2月18日 12R A級準決勝 

並び予想 4-1 5-2-6 7-3

レース評

初日特選で連係した矢口と海老根が再度連係。初日の反省を生かして今度こそ千葉ワンツー。谷津田や堀は前の頑張り次第。

 

1番人気 1-4(1.7倍)

競輪選手たちに、改めて問いたい。

競輪ファンたちは、金をかけて車券を買っているのだ。

金銭の問題は、実にシビアである。

走る格闘技の競輪なので、アクシデントは避けられない。

だが、無様な競争などは、観たくもないのだ。

4番の武田 靖夫選手は、勝負どころで、何であれほど車券を開けたのか?!

当然、捲り不発に終わり、2車単1-4の170円の車券や3連単の1-4-2の530円、1-4-3の540円の車券があえなく紙くずとなる。

1-4で勝負と2車単、3連単の車券で1万円単位、5万単位、10万円単位で勝負している競輪ファンもいるのだ。

ちなみに、利根輪太郎は、2-7がラッキーナンバーなので、2-7はの2車単車券は買っていた。

結果

2-7 3万4,690円(33番人気)

2-7-5 13万4,680円(141番人気)

 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 2 堀 政美   12.5   番手絶好に
2 7 森田 康嗣 3/4車輪 12.2 S 内突き伸び
3 5 梶原 大地 1車身 12.7   B 逃げ粘るも
  4 6 武田 靖夫 1/2車身 12.6     先制3番手
5 1 海老根 恵太 3/4車輪 12.5     矢口大共倒
× 6 3 谷津田 将吾 1車身1/2 12.6     4角外回し
7 4 矢口 大樹 3/4車輪 12.8     捲り不発で

なぜ理系に女性が少ないのか

2023年02月18日 10時54分01秒 | その気になる言葉

横山広美 (著)

大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。

女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。

そこには本人の意志以外の、何かほかの要因が働いているのではないか――緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。

日本の男女格差の一側面を浮彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。

 

著者について

横山広美 よこやまひろみ 一九七五年東京生まれ。
東京理科大学理工学研究科物理学専攻 連携大学院高エネルギー加速器研究機構・博士(理学)。
博士号取得後、専門を物理学から科学技術社会論に変更。
現在は、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構副機構長・教授。
東京大学学際情報学府、文化・人間情報学コース大学院兼担。第五回東京理科大学物理学園賞(二〇二二)、科学技術社会論学会柿内賢信研究奨励賞(二〇一五)、科学技術ジャーナリスト賞(二〇〇七)を受賞。
 
日本では、特に数学や物理学、工学を専攻する女性が少ない。
OECD加盟国中で最下位となっている。
15歳の男女が受ける国際学力テストで、数学の成績は男女共にトップカラスであるにもかかわらず、なぜかー。
それは「学問分野に対するイメージが影響している」。
日本は、女性が物理学や数学を専攻した後の就職先がわからないという「就職イメージ」がある。
また、算数や数学は男の子の得意科目だという「思い込み」が強い。
その背景には男女平等意識が低く、優秀さは男性のものであり、女性には不要という社会風土がある。
 
一人一人の意識の変化が、底流から社会の変革を促す。
まずは、自身の無意識の壁を破り、新しい壁を破り、新しい扉お開くことだ。
 

著者が博士(理学)の学位を取られているということで、狭義の理学(ノーベル賞だとかの対象になるような自然科学)のみを対象としたものかと思いきや、工学や農学、医療系も含めた広義のいわゆる理系分野全般(特に数学・物理学が必要な分野)で女性が未だに極端に少ない理由は何なんだろうか?ということについて論じられています。
私は機械工学が専攻分野ですが、後述のように当該分野専攻者としては何とも頭の痛い話が論じられていましたね。
 ロールモデルが圧倒的に不足しているだとか、技術者は(ふた昔前の重工業的な)体力・腕力勝負の業界で女性に圧倒的不利だと誤解されていることだとかいろいろ言われてはきましたが、本書では「女性は知的でない方が良い」といった時代錯誤にも思われるようなジェンダー規範が日本社会においては今も非常に根強い点を指摘しています。
今回統計調査を行った対象がどちらかというと資産も教養も持ち合わせているような世間的階層が高めの方々が中心だった、それでも時代遅れ的なジェンダー規範が見られたということは、必ずしも資産や教養などを持ち合わせていないより広い一般の方々、社会全体でのジェンダー規範はより根強いものがあるかと思います。
またジェンダー不平等の問題を広く人権問題全般と結びつけて日本は人権問題の点で後進的であるという批判も見られます。
加えて、製造業・産業界が陥りがちな「女性ならではの視点」を女性に強く求めがちな点についても、女性がありのままに伸び伸びとしていることを阻害するという意味で批判しています。
そのうえで、文理選択の時期を迎える高校生の段階で女子生徒に理系進学を促してももはや手遅れで遅い、小中学生の段階で理系進学を促したり数学・物理学に対する苦手意識やジェンダー規範を取り除くことが急務であると論じています。
 いわゆる旧来からジェンダー平等を求めてきた市民活動家とは明確に距離を置いた立場から本書のような問題提起がされたことが画期的だといえるかと思います(市民活動家の活動もそれはそれで必要で重要ではあるのですが)。
 余談ながら、同じ著者がかつて書かれた「図解入門よくわかる素粒子の基本と仕組み」が、入門書というか非理系の方々への啓蒙書としても優れていると思うのですが、今は絶版状態なので、最新の知見を取り入れてアップデートして新版を出してほしいとは個人的には思います。
 
 

 


生命の触発のドラマ

2023年02月18日 10時28分49秒 | その気になる言葉

仏法の人権思想が促しているのは、自分を大切に思う信条を打ち消すことではなく、その実感を〝他者に対して開かれたもの〟へと昇華させる中で、自分と他者、自分と社会との関係を紡ぎ直すことである。

釈尊の教えの精髄が説かれた法華経は、人間生命の触発のドラマにほかならない。

万人に「尊極の生命」が宿っていることを説いた釈尊の教えに触れて、自身の尊厳のかけがえのなさを心の底から実感した人が、一人また一人と続く中で、他の人々の尊厳の重みにも気づき、「自他供の尊厳が輝く世界」を築いていく決意を互いに深め合っていく姿が描かれている。

その中で釈尊は、人間と人間とを隔てるあらゆる境界線を取り払い、根強い差別にさらされてきた女性たちをはじめ、過ちを犯してしまった人々に対しても、「尊極の生命」が宿っいると説いた。

法華経では、さまざまな形で差別を受け、虐げられてきた人々の尊厳を明らかにした宣言と、互いの存在の尊さを喜び合う声が満ち満ちている。

そうした生命と生命の触発のドラマを通して、「万人の尊厳」という法理が確かな輪郭を帯びて現れている。

法華経は、万人の可能性を開く道を示している。

 

 


映画『花様年華』

2023年02月18日 08時11分07秒 | 社会・文化・政治・経済
<picture class="">花様年華</picture>
 
2月17日午後11時15分からCSテレビのザ・シネマで観た。
 
花様年華』(かようねんか、原題:花樣年華、英題:In the Mood for Love
 

概要
1960年代の香港を舞台に、既婚者同士の切ない恋を描いたウォン・カーウァイ監督のロマンス映画。

トニー・レオンが演じる主人公のチャウは香港の短編作家・劉以鬯(ラウ・イーチョン)がモデルとなっている。

また相手のチャン夫人の名前は同監督の『欲望の翼』で同じマギー・チャンが演じた人物と同じスー・リーチェンで、本作は『欲望の翼』の続編、『2046』の前編ともいわれている。

1960年代の香港を設定にしているが、撮影は主にタイのバンコクで行われている。撮影当時、60年代の香港の街並みを再現するのは難しく、タイで撮影をする方が容易だったため。

チャウとスーがステーキを食べるシーンのレストランは、香港島の金雀餐庁(GoldFinch Restaurant)で、その後の作品『2046』でも使用され映画ファンに人気の場所であったが、2015年に惜しまれながら閉店した。

作品の中で主演女優のマギー・チャンやアパートのオーナー役レベッカ・パンが次々と着こなす美しいチャイナドレスは、アートディレクターであるウィリアム・チョンの母親が60年代に着ていた服をリメイクしたもの。

本作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭にて男優賞を受賞した。その他、モントリオール映画祭最優秀作品賞、香港電影金像奨最優秀主演男優賞(トニー・レオン)・最優秀主演女優賞(マギー・チャン)、金馬奨最優秀主演女優賞(マギー・チャン)、ヨーロッパ映画賞最優秀非ヨーロッパ映画賞、2001年セザール賞外国語作品賞など多数受賞。

日本では2001年に劇場公開。2022年には4Kレストア版がアンプラグド社配給により「WKW4K ウォン・カーウァイ4K」で上映。

花様年華 (字幕版)
 

ストーリー

舞台は1962年の香港。ジャーナリストのチャウ(トニー・レオン)は上海出身者達が多く暮らすアパートに妻と引っ越してくる。偶然にも全く同じ日、隣の部屋には日系企業に勤める夫のチャンと商社で秘書として働く妻のスー(マギー・チャン)が引っ越して来た。

二組の夫婦は隣り合った二軒、クウ家とスエン家に間借りをし、親しい隣人付き合いを始める。

チャウの妻とスーの夫は仕事のせいであまり家におらず二人はそれぞれに孤独を感じていたところ、やがて自分の妻/夫が不倫関係にあることに気づき始める。

傷ついたチャウとスーは互いに慰め合うように時間を共有し始める。そうして語り合ううち、チャウは前から興味を持っていた新聞の連載小説の執筆を始め、スーはその手伝いをするようになる。

チャウは、周囲の気兼ねなしにスーと会えるようホテルの部屋を借りる。スーは背徳感を抱きつつ、その部屋で会うようになる。そこでスーは、チャウを夫に見立てて不倫の事実を問い詰める練習をするが上手くいかない。

スーとチャウは、お互いの配偶者と同じ過ちを犯さないためにプラトニックな関係を続けるが、二人の逢い引きは次第に周囲の知るところとなる。チャウは身を退くことを決意し、スーと別れの挨拶を練習するが、彼女は悲しみがこみ上げ泣いてしまう。

二人はお互いが抱く愛の深さに気づかされ、その夜ラジオから流れる歌「花様年華」に胸をつまらせる。

チャウは仕事でシンガポールに発つことが決まり、スーに「一緒に来ないか」と電話する。チャウはホテルで待ったが、スーが決断しホテルに着いたとき、すでに彼は香港を後にしていた。

翌年、スーはシンガポールに行き、チャウを訪ようと彼の職場に電話をかける。

しかし他の社員が出て、チャウが代わるものの、スーは黙って電話を切る。チャウが部屋に帰ると人が立ち入った形跡があり、灰皿には口紅のついたタバコが置かれていた。それを見たチャウは、スーが自分の部屋に来ていたことを知る。

スーと再会できなかったチャウはその夜、友人に「昔の人は知られたくない秘密があると山で木を見つけて幹に穴を掘り、そこに秘密をささやいて土で塞ぎ永遠に封じ込める」という話を聞かせる。

3年後、スーは香港からアメリカへ移住しようとしているスエンを訪ね、アパートを借りられるか尋ねる。しばらくたって、チャウはシンガポールから香港に戻り、クウの部屋を訪ねるが彼らはすでに越していた。

新しい住人から隣のスエンも引っ越し、今は女性と幼い息子が暮らしていることを聞く。

その女性がスーであることに気づかず、チャウは香港を離れる。カンボジアへ旅立ったチャウは、アンコールワットを訪れ、壁の穴に何かをささやき土で塞ぐ。

花様年華 レストア版

キャスト

チャウ・モーワン トニー・レオン 
スー・リー・チェン(チャン夫人) マギー・チャン 
スエン夫人 レベッカ・パン 
ホウ社長 ライ・チン 
ピン スー・ピンラン 

 

タイトルも尋常じゃなく美しいが映像も美しいの一言。レトロな雰囲気だけど、作られたのは2000年代なんですねえ。ウォン・カーウァイ監督では「グランドマスター」が好きで、似た雰囲気がありました。映像は気が狂いそうなほどおしゃれで、これは相当後世に影響を与えたに違いないと思う。


既婚者男女が互いの伴侶同士の不倫関係を知り、自分たちも惹かれ合っていく という話だけど、余白がとても多い。主人公たちの服装の変化で「別の日」とわからせる演出。互いの伴侶の顔は映らず、亡霊のように実在感がない。そしてはっきりしない秘密めいたED。
今はそんなことなさそうだけど、当時の香港のアパートのプライバシーのなさにもびっくりした。主人公たちはそこそこ裕福そうなのに、他人の部屋の間借り生活だし、テレビもなく、近所の人との麻雀が日々の娯楽だったんだなーと
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 


 
 
 

 

 
 

 

 

 


 
 
 

 

 

 

 

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