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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって2月24日で1年。戦況の変化がわかる地図や最新ニュースはこちらから。侵攻の背景や影響も詳しく解説します。
戦況地図
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ロシア軍は、当面は東部ドネツク州とルハンシク州の完全掌握をねらって大規模な攻撃を行っています。プーチン大統領は23日、核弾頭が搭載できる新型の大陸間弾道ミサイルを実戦配備するとして核戦力を誇示。欧米との全面的な戦いの構図になっているとして軍事侵軍事侵攻を継続する姿勢を強めています。
一方、ウクライナ軍は欧米側から供与された兵器を駆使しながら反撃。23日には、ロシア軍がこの1年で約8500回ミサイル攻撃や空爆を行い、1100回無人機による攻撃を繰り返したと発表しました。
ゼレンスキー大統領は占領された領土の奪還を果たすまで停戦に応じない構えで、この春以降、大規模な反転攻勢に乗り出す考えとみられます。
停戦は見通せず、戦闘が一層長期化するのは避けられない情勢です。
▼市民の死者 少なくとも8006人 うち子ども438人(国連・2月15日時点)
▼ヨーロッパに滞在しているウクライナ難民 808万7952人(UNHCR・2月21日現在)
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虐殺や略奪を繰り返すロシア軍。
何の罪をない民間人を標的にすることは、戦争の実態である。
市民が撮影した多くの映像は、ロシア軍による戦争犯罪の証拠になっているいる。
原子力発所をロシア軍が占拠した。
科学技術や発明などが悪と善の両方の目的に使われる構図。
ミサイル攻撃により、犠牲は増大した。
まさに非人道的兵器の使用である。
ITの進化によって生まれた「新たな戦争」の現実。