利根輪太郎の競輪人間学 本命9番選手が番手を奪われる

2023年05月15日 09時57分59秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 函館競輪 開設73周年記念五稜郭杯争奪戦

2日目(5月14日)

9レース

並び 予想 3-5-6 4-1-8 7-9-2 
レース評
吉田−久木原−武藤の関東勢は点数上位の3人。逃げる吉田と番手の久木原で首位争い。南関勢や中部勢も動き軽快で軽視禁物

本命は7-9-2ライン
7番(競争得点111.59)
9番(競争得点108.33)
2番(競争得点109.92)

4-1-8ライン

4番(競争得点102.94)
1番(競争得点109.10)
8番(競争得点102.08)

3-5-6ライン
3番(競争得点105.87)
5番(競争得点103.60)
6番(競争得点96.80)

1番人気 9-7(4・9倍)

競輪ファンの多くが競争得点を参考にして、予想を立てている。
だが、競輪には展開のアヤがある。
7番を追走する9番が離れて7-4-1の展開になってしまう。
本命ラインの完全な敗退である。

結果 4-1 1,640円(4番人気) 4-1-7 7,730円(18番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 4 渡邉 雅也   11.7   飛付き差す
2 1 東 龍之介 1/2車輪 11.7   援護し続く
3 7 吉田 有希 1/4車輪 11.9   B 後ろ敵逃粘
4 3 川口 聖二 1/2車身 11.5     併走位置取
× 5 2 武藤 龍生 1/2車身 11.5   S はぐれ続く
  6 5 小堺 浩二 1車身 11.4     はぐれ捲追
  7 6 岩本 和也 1車身 11.4     失敗ライン
8 9 久木原 洋 3車身 12.3     再追も競負
  8 高橋 雅之         混戦張られ

映画 ゲティ家の身代金

2023年05月15日 09時57分59秒 | その気になる言葉

5月15日午前1時30分からCSテレビのザ・シネで観た。

これで2度目だが、映画「アデルの恋の物語」と時間がかさなったので、前半だけ観た。

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『ゲティ家の身代金』(All the Money in the World)は2017年のアメリカ合衆国・イギリス合作映画。

1973年に、当時フォーチュン誌から”世界一の大富豪”に認定されたゲティオイル社社長のジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された実話をフィクションを織り交ぜて描く。

監督はリドリー・スコット。

出演はミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、マーク・ウォルバーグほか。

クリストファー・プラマーは、過去の犯罪が発覚し降板したケヴィン・スペイシーの代役を急遽演じ、約10日間で該当シーンを撮り終えた。

原作はジョン・ピアースン(英語版)が1995年に発表したノンフィクション『ゲティ家の身代金』(ハーパーコリンズ刊)。

日本では、一部暴力描写があるためR15+指定で公開された。

ストーリー 
実業家のジャン・ポール・ゲティは中東との石油取引で莫大な富を得るが家族との関係は冷めていた。

1973年7月、ローマ。ゲティの孫であるジョン・ポール・ゲティ3世は、夜の街で街娼をあさっているところを、男たちによって拉致される。

犯人グループのうち、英語を話せるチンクアンタが監禁したポールの世話係をつとめることになる。

ポールの母親のゲイルは夫と離婚し、息子と共に富豪一族とは離れて生活していた。

ゲイルの元に誘拐犯からの電話がかかってくる。身代金は1700万ドルという莫大なものだった。

ゲイルはゲティに電話をかけるがゲティは株取引に夢中で応じない。

やがてゲイルはテレビニュースでゲティの姿を見る。ゲティは記者たちに向かって、身代金の支払いは断固拒否すると言い放つ。

「要求に応じれば他の14人の孫たちも危険に晒される」というのが理由だった。

ゲティは、元CIAで現在はゲティのもとで中東の業者との交渉人をしているフレッチャー・チェイスを呼び寄せ、なるべく費用をかけずに孫を取り戻せと指示する。

チェイスはゲイルの元に赴く。彼女の自宅はマスコミに囲まれており、世界中の自称誘拐犯からの手紙が送られていた。

ポールの死体が見つかったという連絡を受けゲイルは警察に確認に行くが、それは別人だった。

それは犯人グループの一人であり、そこから犯人たちの身元が判明する。

警察は隠れ家に向かうが、既にポールは世話役のチンクアンタと共に、別の犯罪グループに売り飛ばされていた。

ポールは監禁された山小屋に放火し、混乱に乗じて脱出し、民家に逃げ込むが、そこで連れ戻されてしまう。

リーダーのマンモリティは、ポールの耳を切断し、新聞社に送りつける。

ゲイルは、ゲティが身代金を払うと聞かされ、チェイスと共にロンドンに向かう。

ゲティは身代金を貸す代わりにゲティにポールの親権を譲るように要求し、ゲイルはこの条件を呑む。

しかし、税制上、イタリアには400万ドルしか送金できないことをゲティは告げる。ゲイルは電話でチンクアンタと交渉するが、チンクアンタは次は足を切ると警告する。

ゲイルは記者会見を開き「身代金は全額払う」と発言する。驚いたゲティはチェイスを問いただすが、チェイスはゲイルの味方をする。

ゲティのもとに原油価格が暴落したという知らせが届きゲティはショックを受ける。

ローマに戻ったチェイサーは、ゲティからの「金も子供もやる」という伝言を受け取る。

石油ショックで自動車の往来が途絶えた道路を、ゲイルとチェイサーは身代金の引き渡しのために軽自動車を走らせる。

犯人の指示通りに道路の途中で現金の入ったバッグを捨てる。

ようやく開放されたポールは一人で隠れ家から歩み去る。

犯人グループは身代金を分配して逃走しようとするが、警察のヘリコプターが尾行していたことに気づき、マンモリティはポールの殺害を指示する。

追跡に気づいたポールは街に逃げ込むが、そこに住む人々は報復を怖れて誰もポールを助けようとはしなかった。チェイサーはポールの行方を追って、犯人グループが行き交う街にたどり着く。

そこに、チンクアンタが捕まりそうになっていたポールを連れ出してチェイサーに引き渡す。

ポールは母のゲティとともに数カ月ぶりに帰宅する。

その頃、ゲティは発作を起こしてひとり屋敷のベッドで息絶えた。ポールは莫大な遺産の相続人となり、ゲイルは彼が成人するまでの代理人に就任した。

のちにゲイルが世界中から買い漁った美術品を元にゲティ美術館が設立され、ゲティ財団は、さまざまな慈善事業のスポンサーとなった。

キャスト
アビゲイル(ゲイル)・ハリス: ミシェル・ウィリアムズ
ジャン・ポール・ゲティ: クリストファー・プラマー
フレッチャー・チェイス: マーク・ウォールバーグ
ジョン・ポール・ゲティ3世: チャーリー・プラマー
幼少時: チャーリー・ショットウェル
チンクアンタ: ロマン・デュリス
オズワルド・ヒンジ: ティモシー・ハットン
ジョン・ポール・ゲティ2世: アンドリュー・バカン(英語版)
サヴェーリオ・マンモリーティ(英語版): マルコ・レオナルディ(英語版)
ラコヴォーニ: ジュゼッペ・ボニファティ
幼少時のマーク・ゲティ(英語版): キット・クランストン
幼少時のアイリーン・ゲティ: マヤ・ケリー
製作
構想
2017年3月13日、リドリー・スコットがデヴィッド・スカルパの脚本の映画化に着手していると報じられた。

スコットはスカルパの脚本に関して「スカルパの脚本に夢中になりました。ゲティ3世の誘拐事件に関しては知っていたのですが、脚本はとても刺激的でした。

ゲイル・ハリスは際だったキャラクターで、ジャン・ゲティという男の種々の側面は彼を偉人たらしめているものでしょう。脚本には素晴らしいダイナミズムがありました。

映画というよりも、むしろ戯曲ですね。」と語っている。

キャスティング
2017年3月13日、ゲイル役にナタリー・ポートマンが交渉中と報じられたが実現しなかった[6]。

31日、ミシェル・ウィリアムズとケヴィン・スペイシーの出演が発表され、マーク・ウォルバーグが交渉中とも報じられた[7]。スコットはスペイシーの起用に関して「脚本を読み終えた後、誰がジャン・ゲティを演じるのに相応しいかと考え始めました。頭の中に浮かんできたのはケヴィン・スペイシーでした。ケヴィンが優れた俳優であることは周知の通りで、私は彼と一緒に仕事をしたことがありませんでしたが、それでも、ジャン・ゲティを演じてもらわねばならないと思いました。」と語っている。

ウィリアムズに関しては「ミシェルは第1候補ではありませんでした。」と前置きした上で「ミシェルは特別な女優です。私はそれまで彼女と一緒に仕事をしたことはありませんでした。(中略)。

ゲティ家はプライベートをしっかり守る家だったので、ゲイルに関する情報はほんの少ししか残ってしませんでした。しかし、誘拐事件に関しては話が別です。

ゲイルの長大なインタビュー記事がありました。

ミシェルはそれを熟読しました。記事を見る限り、ゲイル・ゲティは非常に知的で、個を確立した女性だったということが分かります。」と語っている。

5月2日、チャーリー・プラマーの出演が決まった。

6月16日、ティモシー・ハットンが本作に出演するという報道があった。

 

 


アデルの恋の物語

2023年05月15日 08時47分20秒 | 社会・文化・政治・経済

5月15日午前2時50分からCSテレビのムービープラスで観た。これで2度目であるが、気が重くなるドラマである。

アデルの恋の物語

上映時間:97分 / 製作:1975年(仏)

元祖ストーカーとされる異常さ、一途な恋であるが、不誠実な男は完全に愛を失っている。

それでも追いかける迷惑な女である。

「愛ではなくエゴ」と男は女を突き放す。

「前にも女がいたし、今もいる」と男は嘯く。

結婚を迫り、偽の結婚を新聞に掲載させるまでの狂気、精神異常者に陥る。

アデルの恋の物語』(アデルのこいのものがたり、L'Histoire d'Adèle H.)は1975年フランス伝記恋愛映画。『レ・ミゼラブル』などで知られるフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの次女アデル(アデール)の狂気的な恋の情念を描く。

フランセス・ヴァーノア・ギールの『アデル・ユーゴーの日記』が原典。トリュフォーの古典主義への回帰を決定付ける作品となった。

ストーリー

1863年、アメリカ南北戦争は激しさを増しており、イギリスはノバスコシア州(カナダ)のハリファックスに駐留していた。

その港に、可憐で清楚な身なりをした女アデル・ユーゴーが降り立った。

フランスの大作家ヴィクトル・ユーゴーの次女である彼女は、かつて一度だけ愛し合った英国騎兵中尉アルバート・ピンソンを追って、海を渡ってきたのだった。

慎ましい下宿の部屋で、来る日も来る日もピンソンにあてた手紙を書き続けるアデルだったが、一度も返信は無く、異国での孤独と愛の焦燥にとらわれた彼女は連夜のごとく悪夢を見るようになる。

それは、敬愛していた姉のレオポルディーヌが舟もろとも溺れ死ぬ夢―。

本屋の主人ホイッスラーからピンソンには多額の借金があるという噂を聞いても、アデルは彼に恋文を届けることをやめない。

ついにある日、ピンソンがアデルの下宿にやってきた。

慌てて身支度を整えて迎えたアデルを、ピンソンは冷たく突き放す。彼女と結婚するつもりもなく、もはや関係は終わったのだと。そして両親の元へ帰るように諭した。

ピンソンに冷たい仕打ちを受けてもなお、アデルは彼に恋することを止めようとせず、何かに駆り立てられるかのように自らを狂気の淵へと追いやっていく…。

一八六三年、フランスではナポレオン三世が勢力を持ち始め、ここ新大陸では北米に内乱(南北戦争)が勃発した頃、英国は植民地カナダに派兵し、海外からの入国チェックをしていた。

港町アリファックスに一人のうら若き乙女が上陸した。名をアデル(イザベル・アジャーニ)といい、下宿先サンダース家に身を寄せた。

アデルは翌日、公証人を訪ね、英国騎兵中尉アルバート・ピンンン(ブルース・ロビンソン)の捜索・調査を依頼した。彼こそアデルが思ってやまぬ初恋の男であり、英領ガーンジー島の両親のもとを出奔し、たった一人異国の地を踏んだのも、ひたすら中尉に逢いたいが一心からだった。

数日後、サンダース家の主人が英国軍の歓迎パーティへ出席することを知らされたアデルは、ピンソンへの手紙を託したが、しかしそれはすげなく無視された。

アデルはガーンジー島の両親のもとへとせっせと手紙を書き送った。父は「ノートルダム・ド・パリ」「レ・ミゼラブル」を著わした大文豪ビクトル・ユーゴーで、手紙の内容はピンンンへの綿々たる追慕の念、そして生活費の無心だった。

数日後、よもやと思われるピンソンが下宿を訪ねてきた。

高鳴る胸の動悸を懸命に押え、精一杯の身づくろいをしてアデルは彼の前に姿を現わし、執拗に二人の愛の確認を迫るのだった。しかし、心はすでに彼女にないピンソンの態度は、ツレなかった。

泣き叫び必死に彼の心をつなぎとめようとする哀れな女の心情がかえって男の気持ちを遊離させた。

精神的疲労がたび重なったアデルはウィスラー氏(ジョゼフ・ブラッチリー)が経営する本屋の前で倒れた。

サンダース夫人(シルヴィア・マリオット)の看病を受けながら病床から両親へ宛てて手紙を書く毎日が続いた。

「このたび、ピンソン中尉と婚約しました……」。折り返し、愛娘の一途な気持を慈しむ父ユーゴーから結婚承諾書が届いた。

しかし、新聞に報道されたことにより、ピンソンは上官の叱責を受け、何もかもアデルの仕組んだウソとバレたのは間もなくだった。

増々、常軌を逸した行動に走るアデル。

催眠術師を使って彼の心を戻そうと画策したり、ピンソンの某令嬢との結婚にも横槍を入れた。

そんなとき、アデルの母がブラッセルで死亡し、同時にピンソンの隊にカリブ海バルバドス島への派遣命令が下された。

あくまでも男の後を追うアデル。ボロ布のような姿で島の通りをふらつく彼女には、まさに鬼気迫るものがあった。

一方、アデルという女の執念深さに驚く新婚間もないピンンン。

しかし、熱帯の土地で熱病に襲われたアデルが、再びピンソンと逢いまみえたとき、彼女は既に意識がなかった。

数日後、アデルはユーゴーを知る土地の夫人に伴われフランスに帰ってきた。

ヨーロッパではさまざまな変化があった。ナポレオン三世の失脚により、ユーゴーの帰国が可能になり、彼は十八年間の亡命の後、パリに帰りついたのだ。

父と娘は再会し、彼女をサン=マンデの精神病院に入れた。

その後アデルはその病院で四十年間を過ごし符号化した日記を書き続けた。

父ユーゴーは一八八五年五月二二日“黒い光が見える”といいながら死んだ。

フランス中が深い悲しみに沈み、遺体は凱旋門の下に一晩中安置され、翌日は二百万のパリ市民がエトワール広場からパンティオンまで柩のあとに続いた。

その娘アデルはヨーロッパが二つに分かれて戦った第二次大戦のさなかの一九一五年四月二五日、ひっそりと死んでいった。

キャスト

解説

  • 1863年当時、父ヴィクトル・ユーゴールイ・ナポレオンを批判し、英仏海峡に浮かぶイギリス領チャネル諸島ガーンジー島で亡命生活を送っており、そこからアデルに送金していた。
  • 1866年、ピンソンはカリブ海地域の英国植民地の中心地であるバルバドスに駐留し、アデルは再び彼の後を追った。
  • ハリファックスのシーンはガーンジー島で、バルバドス島のシーンはアフリカセネガルの首都ダカールの真向かいにあるゴレ島で、それぞれ撮影された。
  • トリュフォーは本作の企画を6年間暖めていたのだが、テレビでイザベル・アジャーニを見て、すぐさま彼女のために脚本を書き上げたという。実際、本作によってイザベル・アジャーニの存在を世に知らしめた。のちに、アジャーニは「この映画のおかげで今の私がある」と語った。
  • 実際にアデルがカナダに渡ったときの年齢は33歳であり、当時18歳のイザベル・アジャーニとは年齢にひらきがあるが、そのことについてトリュフォー監督は「誰もそんなことは考えないだろうよ」と答えただけだったという。
  • 高名なヴァイオリニストであるイヴリー・ギトリスが端役で出演しており、音楽関係者や愛好家の間で話題になった。
アデルの恋の物語【映画の中のメンヘラ女子】 | Untitled
アデルの恋の物語 : 作品情報 - 映画.com
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