はじまりは、1999年週刊文春がジャニーズ事務所の特集記事を載せたことでした。記事にはジャニー喜多川さんの、タレントへの少年愛による行為をはじめ、未成年の喫煙がまかり通っているなど、他の問題についても触れていました。
タレントを働かせすぎて学校に行かせなかったり、関西出身の給与を低くしたりという、ブラックな働かせ方や、ファンクラブに入ってチケットを買うと、手数料がとられるなど、ファンの足元を見た運営が問題視されたようです。
それら記事内容に対して、ジャニー喜多川さんは名誉棄損を訴え、1億円あまりの賠償金を求めて裁判を起こしました。
一審では勝訴したものの、週刊文春は東京高裁に控訴して、二審ではジャニー喜多川さんの少年愛による行為が認定されてしまったと言います。
もちろん、不服としてジャニー喜多川さんは上告するも、裁判所は棄却して、週刊文春は120万円の損害賠償を支払うにとどまり、結局、少年愛による行為の認定が、確定したとのことです。
噂ならともかく、裁判所が確定したとするなら、大騒ぎになってもいいところ、当時のマスコミは、不自然なほど沈黙をして、海外のメディアに「なんで黙っているのか」とツッコまれていたそうです。
ただ、マスコミは黙っても、少年愛による行為の被害にあった人は黙っていなく、元ジャニーズの何人かは、暴露本を出版しました。
平本淳也さんの「ジャニーズのすべて 少年愛の館」、光GENJIのデビュー前に、謎の注射の洗礼を避けて退所したという木山将吾さんの「SMAPへ」、元フォーリーブスの北公次さんの「光GENJIへ」はベストセラーになりました。
これだけ暴露本が出ているのに、法的にも社会的にも問題にされないのは、内容が本当ではないからか、ジャニー喜多川さんの権力がすごくて、誰も何も言えないのか、そこらへんは分からないまま、今に至っているようです。
少年愛の噂があるジャニー喜多川さんなだけに、お気に入りのアイドルが気になるところ。なんでも、ジャニー喜多川さんはいつもポケットにホタテの乾燥貝柱をいれていて、それを1つもらえたら、スペシャルお気に入り(スペオキ)の証だと言われています。何人かホタテをもらったアイドルはいるらしいとはいえ、1つだけでなく、1袋丸々もらえたのは堂本剛さんだそうです。
ホタテの話が本当なのか分からないとはいえ、ファンの間では堂本剛さんがスぺオキなのは有名だと言います。他のタレントと堂本剛さんでは、ジャニー喜多川さんの態度も扱いも明らかに違うそうで、噂では事務所が所有する高層タワーマンションの最上階をプレゼントしたとのことです。
それだけお気に入りにも関わらず、ジャニー喜多川さんが後継者の候補にあげたとされるのは、滝沢秀明さん。滝沢秀明さんは、堂本剛さんとまた違って、ジャニー喜多川さんがずっと目をかけてきたのだそうです。
事務所に送られてきた履歴書を見て、ジャニー喜多川さん自ら連絡をして、すぐにレッスンをさせたなら、たった2週間で、滝沢秀明さんはKinkiKidsのバッグで踊ることになったとのこと。それだけ能力が高かったのでしょうが、ジュニアの黄金期と言われる時にあって、120人いた中で滝沢秀明さんにリーダーを任せるなど、将来性を期待して、徹底して指導をしたようです。
ジャニーズのアイドルは、テレビや映画でも活躍しているとはいえ、ジャニー喜多川さんは舞台のほうに力をいれています。だから、滝沢秀明さんの舞台のプロデュースや演出をしたりして、ずっと後押しをしていたのでしょう。
ジャニー喜多川さんはお気に入りでも、堂本剛さんには寵愛的な思い、滝沢秀明さんには後継者を見込んでの思いを注いでいたようです。
事務所の経営だけでなく、他の事業でも成功を収めているジャニー喜多川さんとなれば、想像できない年収や総資産を持っていそうですよね。かといって、あまり表舞台にでなく、年収や総資産をひけらかすような人ではないので、実態ははっきりしていないようです。
古い情報ならあって、2012年の長者番付に名前を並べたときは、年収が8億9千万円だったそうです。姉のメリー喜多川副社長も同じくらいの年収だったとのこと。事務所の年間売上が700億円を超えると言われるので、「年収もそれくらいなのかな?」と納得できるような、よく分からないような感じですが、社長や幹部の取り分以外は、貯めるほうに回して、かなりの額を貯めているのではないかと言われています。
それだけ年収があるので、不動産の資産として、自宅である青山パークタワーの億マンションと、別荘のような豪邸を持っているとのことです。青山パークタワーは、警備員やコンシェルジュが常駐するセキュリティ万全な超高級マンション。その最上階の、7億円と言われる部屋を自宅にしているだけでなく、堂本剛さんや中山優馬さんを住まわせたり、タレントの合宿所にしているのだそうです。ちなみに、歴代ジャニーズの履歴書が収納されている部屋が、ジャニー喜多川さんの寝室とのこと。
別荘のようなところは、プールやジャクジーがあったり、カラオケルームがあったりと、まさにセレブの豪邸。ここには、お気に入りのタレントだけを連れてきて、遊ばせるのだそうです。噂では青山パークタワーから、望遠鏡でその様子を覗いているとか。
年収にしろ、知れている不動産の資産にしろ、破格なジャニー喜多川さんですが、タレントのためにお金を使っているようなところもあるようです。
後継者問題だったり、グループが解散、活動休止になったり、ジャニーズ事務所が揺れている中、あらためてジャニー喜多川さんについて、話題になっているようです。
ジャニー喜多川さんが生まれたのは日本ではなく、アメリカ、ロサンゼルスで1931年のこと。戦争に翻弄されて、日本に疎開したりアメリに戻ったりしていたものの、
上智大学に進学したならバンドを結成して芸能界に入ってアメリカにはもう、戻ることがなく、少年野球チームのコーチになり、チームの中から4人の少年を選んで、初代ジャニーズを結成したのだそうです。
1999年週刊文春は、記事にジャニー喜多川さんの、タレントへの少年愛による行為をはじめ、未成年の喫煙がまかり通っているなど、他の問題についても触れました。それら記事内容に対して、ジャニー喜多川さんは名誉棄損を訴えたものの、一審で勝訴しながら、二審では少年愛による行為が認定されて、上告が棄却されて結局、その認定は確定したようです。
噂では事務所が所有する高層タワーマンションの最上階をプレゼントされたという堂本剛さんですが、それだけお気に入りにも関わらず、ジャニー喜多川さんが後継者の候補にあげたとされるのは、滝沢秀明さん。ジャニー喜多川さんはお気に入りでも、堂本剛さんには寵愛的な思い、滝沢秀明さんには後継者を見込んでの思いを注いでいたようです。
古い情報によると、2012年の長者番付に名前を並べたときは、年収が8億9千万円だったそうで、姉のメリー喜多川副社長も同じくらいの年収だったとのこと。不動産の資産としては、自宅である青山パークタワーの超高級億マンションと、別荘のような豪邸を持っているとのことです。
裁判で少年愛による行為認定が確定されても、続きてきたジャニー喜多川さんの事務所が、滝沢秀明さんが大頭してくることによって、どう変わっていくのか、見守りたいところですね。