創作 今は亡きナオちゃん 5)

2023年10月27日 21時21分11秒 | その気になる言葉

佐野昌平支社長から、恩田美奈は「君は、限界だ。辞めてもらうよ」退社を迫られた。

だが、恩田美奈は大学の先輩が勤務する女性週刊誌に前から誘われていたので、潮時と判断したのだろうか、すんなりと「分かりました」と退社を受け入れて、社を去ってゆく。

恩田はその後、当時14歳であったアイドルの山口百恵のインタビュー記事も書いている。

一方、大山尚子は彼女を採用時に面接した大阪本社の専務兼主筆に泣きついたものの、「オオちゃん、1、2年、ワイの下で修業するんや。ええな」と説得される。

尚子の追い出しに成功した事務職員の浜地詩乃は、私にアタックしてきたのだ。

そのように仕向けのは、皮肉にも私の上司であり、大学の先輩の能見優斗であった。

「南、大山なんか相手にするな。あんなふざけた女はいないぞ!」私を日本橋の居酒屋に誘った能見は意外なことを言うのだ。

「南は、本当に大山に惚れているのか、どうなんだ」

「大山さんは、同僚以上の関係ではないんです」

「そうなのか。それなら、俺はこれ以上は大山については、何も言ういわない」

私はこの時、「何んのことですか?」と上司に質すべきだった。

尚子に私が知らない「裏の顔」があったことを、知るのが怖かったのかもしれない。

後年に知ったのであるが、尚子は夜の赤坂や渋谷で金銭目的で男漁りをしていたのである。

遅刻、欠勤が増えた尚子に疑心暗鬼となった能見は、退社後の尚子を尾行していたのだ。

「南、浜地詩乃さんと真剣に交際しないか? 彼女は前々から、お前さんに惚れているそうだ。浜地さんは千葉の女で情は深いぞ。どうなんだ?」私は、「自分のことを好きだ」と言う女性が身近にいたことに、言い知れない思いがしてきた。

私は、浜地の尚子に対するいじめは、私への浜地の好意の裏返しなのかと考えてもみた。

だが、浜地は27歳の私より3歳年上であったのだ。

私は母親に、浜地詩乃のことで相談した。

だが、「相手はお前より3歳も年上なの、絶対にダメ!」母親に強い口調で言われ、返す言葉もなかった。

私は情けないこのに、子どものころから、母親にほとんんど逆らえない優柔不断な男だった。

 

 

 

 

 


映画 死刑台のエレベーター(1958)

2023年10月27日 20時42分58秒 | 社会・文化・政治・経済
10月27日午前6時からCSテレビのザ・シネで観た。
過去にも観ているのだが、あらすじさえ記憶に残っていなかった、
『死刑台のエレベーター』(仏: Ascenseur pour l'échafaud、英: Elevator to the Gallows)は、1958年制作のフランス映画。
 

解説

ノエル・カレフの推理小説を、製作当時25歳だったルイ・マルが監督した傑作サスペンス。

パリの土地開発会社の重役ジュリアンは、その会社の社長夫人フロランスと不倫関係にあった。

情事の果て、2人は社長を自殺に見せかけて殺す完全犯罪を計画し、実行に移すが、犯行直後、会社のエレベーターが停電で止まり、ジュリアンが閉じ込められてしまう……。

出演はジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、リノ・バンチュラ。

音楽にマイルス・デイビス。2010年、ニュープリント版でリバイバル公開。

1958年製作/92分/G/フランス
原題:Ascenseur pour L'echafaud
配給:映配
劇場公開日:1958年9月26日

 
 
死刑台のエレベーター(1958) : 作品情報 - 映画.com
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死刑台のエレベーター(1958) : 作品情報 - 映画.com
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映画 死刑台のエレベーター(1958)ジュテ~ム、ジュテ~ム ...
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死刑台のエレベーター - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ ...
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死刑台のエレベーター』 旅の友・シネマ編 (15) - 港町の ...
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トッポの気まぐれ洋画劇場・死刑台のエレベーター
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解説
 
ノエル・カレフのサスペンス小説を映画化した、フランスのルイ・マル監督のデビュー作[1]。ルイ・デリュック賞を受賞した。
 
ボリス・ヴィアンの仲介で監督と知り合ったマイルス・デイヴィスは、映像を見ながら即興で映画音楽を作った。
 
物語[編集]
 
電話で愛を語り合う男女。
ジュリアン・タヴェルニエはフロランス・カララの夫が社長を務める会社の社員で、フロランスと恋人関係にあった。ジュリアンは、フロランスの夫を自殺に見せかけて殺す。
一旦は会社を出た彼だが、証拠隠滅のため再び会社に戻る。
ところが運悪く、ジュリアンはエレベーターに閉じこめられてしまう。約束の時間を過ぎても来ないジュリアンを心配し、夜のパリをさまようフロランス。ジュリアンに憧れる花屋、その恋人にも焦点を当てながら、物語は思わぬ方向に進んでいく。
 
キャスト
ジュリアン・タヴェルニエ - モーリス・ロネ
フロランス・カララ - ジャンヌ・モロー
ルイ - ジョルジュ・プージュリイ: チンピラ。
ベロニク - ヨリ・ベルタン: 花屋の店員。ルイの恋人。
シェリエ警部 - リノ・ヴァンチュラ
モーテルの若い男 - ジャン=クロード・ブリアリ(クレジットなし)
 
スタッフ
監督:ルイ・マル
製作:ジャン・スイリエール
脚本:ロジェ・ニミエ、ルイ・マル
原作:ノエル・カレフ
音楽:マイルス・デイヴィス
撮影:アンリ・ドカエ
 
 
会社の上司を殺したモーリス・ロネが証拠を現場に残したことに気づき、取りに戻るが運悪くエレベーターが止まり閉じ込められてしまう・・・‼️
冒頭、電話で「ジュテーム、ジュテーム」と声を流し込んでくるジャンヌ・モローの顔のドアップと声がなまめかしく、初見の際「これは凄い映画だ」と痛感させられました‼️
映像もモノクロの鋭い陰影美が今見ても大変美しく、ヒジョーに新鮮‼️
そしてそしてマイルス・デイヴィスの速攻演奏によるジャズ音楽が、主人公の置かれた立場のやるせなさを象徴していてズバぬけた効果をあげています‼️
物語はモーリス・ロネの車が不良青年に悪用されて思いがけない方向に転じます‼️
そしてラスト、現像液の中に犯罪の証拠写真が浮かび上がってくるシーンはホント衝撃的‼️
素晴らしいです‼️打ちのめされます‼️
ルイ・マル監督はこの作品がデビュー作だなんて、ホント天才ですよね‼️
 
 

混沌の中に屹立する愛

完全犯罪を遂行し、悠然とビルから立ち去るジュリアン。花屋の前に停めたコンバーティブルに乗り込み、ふと上を見上げる。殺害相手の部屋からダランと垂れた一本の縄。
ルネ・マグリットの絵画のようにシュールで間の抜けたその光景は、ジュリアンの決定的失敗を示すとともに、これから始まる滑稽な負の無限連鎖を予感させる。


急いでビルに戻るジュリアンだが、警備員の勘違いにより不運にも彼はエレベーターの中に閉じ込められてしまう。

ジュリアンの頭をよぎるさまざまな懸念。完全犯罪の失敗、カフェで待たせたフロランスとの駆け落ち計画。一方、花屋の前に停めていたコンバーティブルは鍵を挿しっぱなし。

若いカップルに盗難されてしまう。カップルは男のコンバーティブルでパリの街をぶっ飛ばす。それを待ち合わせ場所のカフェから偶然見かけてしまったフロランス。彼女の双眸が捉えたのは、コンバーティブルと助手席に座った若い女。そし

 
 
 
 
 
 
 

浜ちゃんの新曲発表で亀有へ

2023年10月27日 11時01分38秒 | 日記・断片

今日は、家人の付き合いで、東京の亀有へ12時30分ころまで行く予定だ。

家人はカラオケで加藤大知歌手の「おなえ」を歌うので、1時間以上早く家を出た。

家人のカラオケ仲間のアイちゃんは歌わないが家人に誘われている。

ところで、8月22日にも亀有に行っているのに、何のために行ったのかが、思い出せない。

そこで、スマホのアルバムで確認したら、男性歌手だけの演歌ライブだった。

我ながら、そんなことを失念していることに呆れる。

当日は、浜博也も出演したので、後援会会長はじめ、多くの会員が浜ちゃんのネーム入りの法被姿だった。

家人の東京友人が我々の席まできて「奥さんには、何時もお世話になっております」と丁寧に挨拶するのだ。

若くで気品のある人だった。

娘さんは、学習院に通っているそうだ。

今日は、浜ちゃんの新曲発表もある。

 

加藤 大知 - オフィスあかべこ