利根輪太郎の競輪人間学 方程式を持ちたい

2023年10月31日 09時15分23秒 | 未来予測研究会の掲示板

利根輪太郎は、改めて「方程式を持ちたい」と痛感したのだ。

「12357」がその方程式である。

これまで何度か、記したが今は亡き競輪仲間の<荻さん>が競輪の結果を綿密に検討してから、

「123は車券に絡む頻度が高い、次は5番と7番だね」と言うのだ。

競輪のフアンたちは、競輪の専門紙やスポーツ新聞を読むと、少なからず影響を受けてしまうものだ。

さらに、オッズを見るうちに「このレースは、固い」と思い込む。

オッズイコール競輪ファンたちの期待値である。

FⅠ 伊東競輪 ジャパンカップ×HPCJC

初日(10月30日)

12レース 

並び予想 7-2-5 1-4 3-6

レース評

直前の寛仁親王牌を盛り上げた深谷と和田がF1戦でタッグを組むなら大本線だ。3番手は大森。河端や松本がどこまで迫るか

1番人気 7-2(3・0倍) 1番人気 2-7(3・1倍)

利根輪太郎が買った車券は以下

3連単

2-7-5(4倍 1000円) 2-7-1(20倍 500円) 2-7-4 (23・2倍 500円)

2-7-3(78・7倍 300円)2-7-6(95・6倍 200円)

2車単 

2-1(32・7倍 500円) 2-4(36・2倍 500円) 2-5(10・8倍 1000円)

だが、7番の番手を1番に奪われる誤算が起こる。2番の油断であろう。

結果は、波乱になる。

これが競輪である。

そこで方程式である。

12357の中の3番(競争得点106.46)をあえて外すのだ。

1番(競争得点112.83) 2番(競争得点112.74) 5番(競争得点111.80) 7番(競争得点114.93)

つまり、12レースは方程式により、1-2-5-7の4点ボックス車券で勝負すべきであった。

オッズなど、観ていたら<とても買えない車券>であるのだ!

 

結果 5-1 1万6,620円(28番人気) 5-1-2 7万5,830円(100番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 5 大森 慶一   9.5   巧追外一気
2 1 松本 貴治 1/2車輪 9.8 S 踏合い嵌る
3 2 和田 健太郎 1/2車身 9.7     番手を失い
4 7 深谷 知広 1車身 10.1   B 後ろ敵粘ず
  5 6 松村 友和 微差 9.6     殿尻捲上げ
6 3 岡本 総 1車身1/2 9.7     後方外併走
× 7 4 河端 朋之 4車身 10.1     被り動けず

「ひとりではない」という感覚

2023年10月31日 06時34分37秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼若き人々よ、我々よりも更に幸福であれ―作家・ロマン・ロラン

▼無数の人々のよく聞いて、理解する。

友の言葉に耳を傾け、相手の思いを受け止める。

その誠実な関わりから安心と共感が生まれ、未来を開く知恵と勇気が湧き上がる。

▼人間関係として、「ただつながっている」だけでも。それは困難を抱える人に「ひとりではない」という感覚を与え、時間の経緯に身を委ねることを可能にする。

やがて時間の治癒力が発現される。

▼「普通の相談」には、人の<すぐには変わらない部分>を変えていく深い力がある。

▼何でも話せる友人がいることの大切さ。

人と人のつながりを改めて見直したい。

 


創作 今は亡きナオちゃん 10)

2023年10月31日 06時34分37秒 | 創作欄

喫茶店を出た二人は、手をつないで青山公園を散歩していた。

ジョギングをする中年の男女や、犬を連れて散歩する人たちとすれ違い。

高齢者の男女二人も手をつなぎ散歩をしていた。

「時ちゃん、いいわね、長生きしましょ。共白髪までよ、いいわね」尚子は私の手をギュッと握り絞めた。

3月の後半に二人で観た公園の満開の桜が蘇る。

その桜の木々は、今はすっかり紅葉となり公園の遊歩道を埋めていた。

尚子は「とても、綺麗ね」と桜の紅葉を手にして、私の目の前に掲げた。

その尚子が4歳の娘をのこして、32歳で乳がんで亡くなるとは、実に人生は皮肉である。

「ところで、時ちゃんは、性をどう処理しているの?」尚子は真剣な眼差しであった。

私は戸惑うばかりで、沈黙する。

作家の室生犀星であっただろうか?

記憶は定かではないが、彼は、女と会う前に自慰をしてから女に会いに行ったそうだ。

性の衝動を抑制するためだろうか?

「ナオちゃが、時ちゃんの性を処理してあげる。いいわね?」

尚子はニヤリとして、公園の周囲を見回す。

そして、私の手を引くようにして女性トイレに向かうのだ。

私は、犯罪行為を犯すような気持ちに陥る。

再度、尚子は周囲を伺いながら、女性トイレに私を引き入れる。

そして、尚子は私のバンドを緩めて、私のズボンのみならずパンツまで引く下ろす。

私の飛び上がった陰茎を手でしごきだす。

「ああ、時ちゃんのペニスが段々、大きくなった」尚子はニヤリとして、悪戯をする表情になっていた。

わたしは、尚子の頭を両手を挟んで悶えるのだす。

尚子はやがて、大きくなった私の分身を口に咥えだす。

尚子は目を大きく見開き下から私を見詰めていた。

私は快感が全身に走り、目を閉じながら精液を放出する。

尚子はその精液を飲み干す。

「ママの乳液のようだわ」尚子は恍惚とした笑顔となる。

後年、私は尚子似のフリッピン人のいアグネスの写真を持ち歩く。

尚子に対する男の未練だった。

残念ながら、私の手もとには、尚子の写真は一枚も残されていない。

愛したアグネスも交通事故に遭遇して亡き人となってしまう。

 

 

 

 

 


創作 今は亡きナオちゃん 9)

2023年10月31日 03時11分13秒 | 創作欄

夜の鎌倉の海で見た、尚子の全裸姿が私の脳裏に蘇る。

「時ちゃんも来て」尚子の叫び、あの10月の夜の打ち寄せる潮騒、月光、数々の星の瞬きさえ蘇る。

海で泳ぐ一人尚子は無邪気そのものだった。

天真爛漫な少女そのでもあった。

私はあの夜、浜辺に腰を下ろしたままで、衣服を抜くことはなかった。

あの海で見た尚子の全裸姿が、朝の光が差す部屋の布団の上で、うつ伏せ姿になっていた。

「時ちゃんは、衣服を脱いでは、絶対にダメよ。いいわね」

青山の銭湯での早朝風呂から戻った後のことで、私は唖然として全裸になった尚子の後ろ姿を眺める。

「時ちゃん、ナオちゃんのクビからキスマークを付けてみてね」尚子をうつ伏せのまま、両手で乳房を握りしめていた。

白いレースのカーテンから、まばゆい日が差していた。

私は尚子の命ずるままとなってゆく。

「時ちゃん、とてもいいわ、いいのよ、次は背中にも」私の唇が尚子の背に吸い付く。

その時、尚子はすすり泣くよう呻き声となる。

入浴剤の香りが残る尚子の白い背中は、言い知れず怪しげであった。

「時ちゃん、そこよ、そこよ。いい、いい、いい、とってもいいのよ!」よがる声が段々、大きくなる。

もしも、隣の下宿人が部屋にいたら尚子のよがる声は届いていたらろう。

でも、その人は連休であり福島の実家へ帰っていた。

隣の部屋に住む人は、京橋の銀行に勤める藤間千絵であり、後に私の恋人となった

尚子は、それを承知で、私を尚子の部屋で夜中待たせていたのだ。

私のキスマークは尚子の臀部から太ももにも達した。

尚子はよがりながら、自らのを乳房をずっと揉み解しているのだ。

「ママ、ママ、ママ」最後は鳴き声で叫んで尚子は果てたのだ。

性経験がまだなかった私にとっては、異常な女体に対する初体験であった。

もしも、尚子が過去に3人の男によって強姦されていなかったら、私は野獣となり、尚子を犯していただろう。

「ナオちゃん、こんなに布団を汚してしまった」起き上がったお尚子は自らの愛液まみれの痕跡に指を添えるような仕草をする。

「時ちゃん、いいわね。絶対にナオちゃんの体のことを、二人の秘め事のことを、拘りを残さないように、いいわね」

私はうなずくほかなかった。

そして、二人は手をつないで、青山通りに面するスモーニング喫茶店へ向かった。