仕事の道楽化

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台風一過

2009年10月07日 | 理科
明日の宮崎の天気予報は「晴れ」である。台風18号が雨雲を吸い取って運んでくれるからである。21時現在、宮崎はそれほど風雨は強くない。このまま宮崎から離れていくだろう。風雨の災害がないことを祈っている。


 本日、5年生の理科の時間に台風に関する話をした。5年生は、先週までに台風の学習を一通り終えている。しかし、台風が近づいた今、台風に関する学習をするのは意味がある。

 その中で、今まで学習していなかった次の話をした。

 「明日は台風が九州から遠ざかります。台風が過ぎた後の天気を表す言葉に「たいふういっか」が有ります。」
(と言うと、せんせい、「台風の家族なの?」と聞く子がいた。「台風一過」ですよ、と答え,板書する私。)

続けて問う。

「台風が過ぎた後の天気は晴れるでしょうか?それとも雨や曇りでしょうか?」

予想は半々である。

 「答は、「晴れ」です。(エーッと言う声有り)」
 「台風が過ぎた後は、晴れることが多いのです。」

 「なぜ晴れることが多いのでしょう?」

「それは、台風は、湿った空気をたくさん吸い込んでいます。周りにあった湿った空気を吸い込んで一緒に北の方へ運ぶからです。」

「それまであった湿った空気を運んでいくため、台風が過ぎた後は晴れることが多いのです。」

「だから、『台風一過』は、台風が過ぎた後のきれいに晴れた日のことを表しています。」
「明日は、きっと晴れると思いますよ。晴れたら、「台風一過」という言葉を思い出してください。」

 明日の宮崎の予報は「晴れ」である。きれいに晴れてくれくれるといいのだが・・・。

コメント
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