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映画「土を喰らう十二ヶ月」を観た・・・本当の主役はこちらかもしれない

2022年11月23日 | 映画

 映画「土を喰らう十二ヶ月」を観た。

 原作になった水上勉氏の「土を喰う日々」を読んでいたので楽しみだった。

 原作「土を喰らう日々」の感想を書いたブログはこちら・・・旬のものを食べたくなる本・・・水上勉氏の「土を喰う日々」(映画公開も決定!)

 

 静かな静かな映画だった。

 主演は沢田研二さんとのことだが、もう一つの主演は料理の数々だったような氣がする。

 出てくる料理の一つ一つが美味しそうなのだ。

 例えば、庭で採れた白胡麻をすり鉢で皮をむき、胡麻豆腐にする。

 木の芽がたっぷりと盛られた筍の煮物

 皮を残して囲炉裏であぶった芋

 手作りの味噌も美味しそうだった。

 

 沢田研二さんの最後の歌「いつか君は」も良かった。

 やはりこの方は素晴らしい歌手なのだと思う。

 

 

 個人的には、次の方が主演したこの作品も見てみたいと思った。

 豊川悦司さんである。

 永瀬正敏さんが主演したこの映画も見てみたい。

 

 もっと欲を言えば、原作者の水上勉氏が主演をした作品も見たい。

 なんと言っても、自分で作った料理や生活の有り様をエッセイに残されているので、本人が演じるのが1番料理も生きる気がする。(亡くなられているので、それは無理だけれども)

 

 原作の「土を喰らう日々」を、もう一度読みたくなった。

コメント (2)
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