算数の授業では、大まかな見通しを持たせるようにしている。
この45分間で、どんなことができればよいのか、どんなことを学ぶのかという大まかな見通しである。
そうすると、どの子もほぼ安心して授業に参加できる。
「今日は何を勉強するのだろう?」「次は何をするのだろう?」という不安な気持ちをもたせるよりも、
「今日は何を勉強するんだな。」「次は何をするんだな。」という見通しがもてる方がよい。自分が学習する立場なら、間違いなく安心する。
「めあて」を持たせること以上に、大切ではないかと考えている。
自分の場合、黒板の右隅に、本時の学習で使う教材のページを書くようにしている。
したは、習熟用教材のページである。
これを書くことで、「先生、次は何をするんですか?」という声を聞くことはなくなる。子ども達は、どんどん次の学習に進もうとする。
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