12×4の筆算
「どのように授業すればよいのでしょうか」
と、若手教師に聞かれた。
その若手の指導案には「自分なりの筆算の仕方を書かせる」とあった。
自分ならそうはしない。時間が限られているからである。
12×4の筆算を書いて示す。その筆算に書かれた数の、「意味」を問う学習にする。
筆算を書く際、1の位に「8」、十の位に「4」と書かれることになる。
この場合の「8」の意味、「4」の意味を聞く。
そうすると、12×4のうち、2×4=8、10×4=40、合わせて48という筆算の意味に気付くはずである。
全てを子ども達に考えさせるのは、算数が苦手な子ども達にとってハードルが高すぎる。
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