仕事の道楽化

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石井十次に学ぶ 3  数年間でも大きな仕事はできる・・・「年だから…」と言わない

2022年09月15日 | 修養
 

 前回までの続きです。

 1回目、「石井十次に学ぶ・・・愛と無私と行動力の人」を書きました。
 
 2回目、石井十次に学ぶ 「孤児救済のために医学の道を捨てる」・・・判断の基準は損得にあらず
 
 
 

3 数年間でも大きな仕事はできる・・・「年だから…」と言わない

 十次が孤児救済を始めたのが22歳、その6年後の28歳の時には、約300人の孤児を預かっています。

 この数年であっても、数百人の孤児の人生を変えたことになります。

 そして、十次が亡くなったのは、48歳です。この亡くなるまでの26年間で、約3000人もの孤児を救済しています。

 目の前に困っている孤児がいれば、救わずにはいられなかったということでしょう。地震や水害などがある度に、孤児救済の活動をしています。

 この十次の生き方を知ると、自分は次の言い訳ができなくなります。

 

 「もう年だから、大したことはできない。」

 

 自分は現在55歳です。日本人男性の平均寿命が85歳くらいなので、その年齢まで生きるとすれば、あと30年あります。

 

 十次からは、次のように言われそうです。

 

「30年間あれば、いや、たとえ数年間であっても、世のため人のためになる行動は起こせるだろう。がんばれ。」

 

 十次の生き方を知ると、「もう年だから」などと言わずに、自分にできる利他行をしようという気持ちになります。

 
 

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