前回までの続きです。
1回目、「石井十次に学ぶ・・・愛と無私と行動力の人」を書きました。
3 数年間でも大きな仕事はできる・・・「年だから…」と言わない
十次が孤児救済を始めたのが22歳、その6年後の28歳の時には、約300人の孤児を預かっています。
この数年であっても、数百人の孤児の人生を変えたことになります。
そして、十次が亡くなったのは、48歳です。この亡くなるまでの26年間で、約3000人もの孤児を救済しています。
目の前に困っている孤児がいれば、救わずにはいられなかったということでしょう。地震や水害などがある度に、孤児救済の活動をしています。
この十次の生き方を知ると、自分は次の言い訳ができなくなります。
「もう年だから、大したことはできない。」
自分は現在55歳です。日本人男性の平均寿命が85歳くらいなので、その年齢まで生きるとすれば、あと30年あります。
十次からは、次のように言われそうです。
「30年間あれば、いや、たとえ数年間であっても、世のため人のためになる行動は起こせるだろう。がんばれ。」
十次の生き方を知ると、「もう年だから」などと言わずに、自分にできる利他行をしようという気持ちになります。
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