算数科の授業で、一番よい導入は、すぱっと本題に入る導入ではないかと考えている。
それまでの授業で、子供達に考える楽しさ、できるようになる楽しさを味わわせていれば、特に導入で工夫をしなくても子供達は意欲を持って取り組む。
自分は、少人数の算数の指導をしている。休み時間になると、子供達が教室にやってくる。
教科書を開き、ノートには日付を書く。何も言わなくても、教科書を読んで、「今日はどんな勉強をするのかなあ。」などと言っている。
中には、「今日のめあてはこれだな。」といいながらめあてを書く子もいる。
チャイムが鳴る頃には、もう学習モードである。
こんな状態だから、特に導入の工夫はしない。
(した方が効果が上がるならばする。しかし、十分意欲が高まっている子供達には、あまりしない。すぱっと学習内容に入ることを子供達も望んでいる。)
算数科における導入は、それまでの授業の楽しさに支えられている。
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