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失敗しても成功しても、研究授業をするほど授業力は高まる

2022年01月17日 | 授業づくり

 先日、授業研究会に参加した。

 子供の反応は重く、授業者は焦っていた。

 原因は、教師の喋りすぎ、発問の曖昧さにあった。

 ただ、一番の原因は、この授業のゴールを明確に描いていなかったことにある。

 45分後に、子供がどう変わってほしいかが明確になっていなかった。

 

 

 多くの教師がこういう「授業が重かった」という経験をしているだろう。

 (私は数限りなくしてきた)

 

 今回の授業はうまくいかなかったかも知れない。

 しかし、従業者が精一杯の授業をしようとする熱意は感じた。

 子供たちも精一杯考えようとしていた。

 教師と子供たちの日頃の関係が良好であることもわかった。

 

 今回の研究授業は重い雰囲気だったけれども、きっと授業者の先生は良い授業ができるようになるだろうと思う。

 研究授業をして、いちばん得をするのは、いちばん苦労をした授業者の先生である。

 研究授業をした分だけ、失敗も多いが、成長する機会も多くなる。

 

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