先日、4年生算数科の授業をさせてもらった。
割り算の筆算である。
授業後に担任の先生から言われた言葉がある。
「どの子も定規を使って丁寧に計算をしていました。」
「自分が指導してもなかなかできなかったのですが。」
ミスなく計算するには、定規を使わせるのが重要である。
自分は、次のような手立てをとったのが有効だったのかもしれない。
授業の開始直後に次のように言った。
「みんなのノートに丸をつけるのがとても楽しみです。」
「丸付けレベルは次のようになっています。」
と言って、次の紙を黒板に張った。
このクラスでは、ノートの左端に日付とページを書き、左端1センチのところに縦線を引くことになっている。
いきなりその日付とページに丸をつけて回った。
殆どの子が、定規を使っている。
もちろん花丸をつけて回った。
これで軌道に乗ったのかもしれない。
このあとの筆算も定規を使って書いていた。
定規を使っていなければ、丸だが、定規で引き直した子には花丸をしていった。
結局、全員定規を使って丁寧に計算をしていた。
結局行った手立ては3つかな?
1 評価の基準を示した。(丸、花丸の基準)
2 定規を使っている子をすぐに評価した。(ほめた)
3 その後も同じ基準で評価し続けた。(ほめ続けた)
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