私は、伝記や偉人伝を読む時、自分の考え方や生き方に少しでも反映できないか、生かせないかという視点で読むようにと心がけています。
最近、石井十次に関する伝記をいくつか読みました。
石井十次を知れば知るほど、この方は「愛と無私と行動の人」だったのではないかと感じます。十次の生き方からは、多くを学べますが、今回は、私が学んだことを5つに絞ってまとめました。
1 22歳の若者に「預かってほしい」と言うだろうか・・・
十次が、22才のまだ医学生の頃、子連れの母親から頼まれて、1人の男の子を引き取ります。
この出来事からも、十次が普通の若者ではないことが想像できます。一般的にいって、一学生に対して「うちの子を預かってほしい」と、頼むでしょうか?私が22才の大学生であったら、預かる覚悟もないし、まず頼まれることもないでしょう。
「預かってほしい」と、母親が頼めるような雰囲気が、あったのだと思われます。人というのは、できそうもない人には頼み事をしないものです。「この人なら助けてくれる」というオーラのようなものが、22歳の十次にはすでにあったのだと考えています。
私は55歳になりましたが、今になっても、そんなオーラが身に付いていないと反省させられます。頼まれるような、信頼されるような人格を作っていきたいです。
「2 孤児救済のために医学の道を捨てる・・・
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