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大雪の思い出(これも宮崎2)

2016年01月24日 | 修養
 たぶん、明日のニュースは、大雪に関するニュースである。

 小林市とえびの市は、大雪である。おそらく、ここ50年位の中で一番降っている。

 事故や災害が起こらないことを祈る。



 ↑ ポストの上に、こんなに積もった。まだ積もりそうである。


 ニュースでは、「40年ぶりの寒波がやってくる」と言っている。

 確かに、40年位前にも雪が降った気がする。その頃は、毎年か隔年で宮崎県西部には雪が積もる位降る日があった気がする。

 40年位前に降った時は、風呂焚き当番だった自分に対して、父親が、

「どんどん焚け。どひこ熱くしてんよか。(どれだけ熱くしても構わん)」

 と言った。

 普段は薪も節約していたが、その日は少し多めにくべておいた。

 案の定、熱いのだが、

 「父ちゃん、いてど。(熱いよ)  こいじゃ風呂に入れんが。」

という私に対して、

「見ちょけ。いっきぬるなっど。(すぐにぬるくなるぞ)」

と言いながら、庭にあった新雪を集め、五右衛門風呂に入れてくれた。

 熱々の風呂が、一気にちょうどいい湯加減になった。下からは、まだ残り火による熱が湧いてくる。

 残った雪を時々風呂に入れながら、まことに風流な時間を過ごした。贅沢な時間だった。

 「こんな風呂の入り方もおもしろいぞ」という父親の遊び心だったのだろうか。

 自分が覚えている40年前の大雪の思い出である。



 雪が残っていれば、自分も我が子にやってみたい。

 


 
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