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働き方改革で「教頭の長時間業務解消」に取り組む理由

2020年06月16日 | 学校経営
 宮崎県でも働き方改革を進めている。

 令和2年度の重点的な取組事項は2つ。

1 教職員・家庭・地域への啓発推進

2 副校長・教頭の長時間業務解消への取組

 である。

 自分は、今教頭をしているので、まさに2つめの取組事項を進めなければならない。

なぜ「副校長・教頭の長時間業務解消」をすすめなければならないか?

 それは、「教頭を希望する人が少なくなるから」だと考えている。

 すでに、東京都では、倍率が1倍以下になる時もある。

 学校がブラック企業並みと言われているが、その中でも教頭職は、激務である。

 多くの学校で、「教頭職は大変だ」と思われている。

 (自分はそう思われていないと思うけど)

 いずれ、宮崎県も「教頭のなり手がいない」という状況になるのではないか。

 その前に、「教頭の長時間業務解消」をすすめるのは重要である。

 また、宮崎県教育界の課題として、「女性管理職が少ない」がある。

 これも、「教頭をやってみよう」という人よりも、「大変だから希望しない」という人の方が多いからだと言える。


 「教頭の長時間業務解消」をすすめるのは自分自身のワークライフバランスのためでもあるが、後に続く教頭先生方が働きやすい職にするという目的が大きい。

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