前回のブログで「 日本でコオロギを食用にする文化が無かったのは、理由があった。」を書いた。
コオロギが食用にならなかった理由として
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
加えて、
微毒性があり、特に妊婦には良くない。
加えて、次の理由もある。
コオロギのお腹の中には、「ウンコ」があるからである。
バッタは、絶食させないと苦いそうである。
その理由は、「ウンコ」である。
だから、バッタを食べる前には、1〜2日間絶食させて、腹の中を空っぽにするそうである。
しかし、コオロギはそれができない。
コオロギの場合、絶食させると、必ず共食いをするからである。
雑食性のコオロギは、食べるものがなくなると共食いを始める。
だから絶食させて腹の中を空っぽにするということができない。
絶食させる方法があるかもしれないが、大量生産する場合は、そんな手間はかけないだろう。
ということは、すべてのコオロギは腹の中に「ウンコ」を留めたまま昆虫食となる。
ウーン・・・気持ち悪い。
昆虫食自体が苦手だが、コオロギは真っ平ゴメンである。
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