今日の「お気に入り」は与謝蕪村(1716-1783)の句です。
「秋来ぬと 合点させたる 嚏(くさめ)かな」
「貧乏に 追いつかれけり けさの秋」
「子狐の 何にむせけむ 子萩はら」
「朝がほや 一輪深き 渕のいろ」
「月天心 貧しき町を 通りけり」
「秋来ぬと」の句は、古今集の「秋来ぬと目にはさやかに」を踏んで、軽妙洒脱に俳諧に転じています。蕪村には「芭蕉去てそのゝちいまだ年くれず」という句もあるといつかどこかで読みました。
「秋来ぬと 合点させたる 嚏(くさめ)かな」
「貧乏に 追いつかれけり けさの秋」
「子狐の 何にむせけむ 子萩はら」
「朝がほや 一輪深き 渕のいろ」
「月天心 貧しき町を 通りけり」
「秋来ぬと」の句は、古今集の「秋来ぬと目にはさやかに」を踏んで、軽妙洒脱に俳諧に転じています。蕪村には「芭蕉去てそのゝちいまだ年くれず」という句もあるといつかどこかで読みました。