先月、恵那山に出かけた時、立ち枯れの木にアオゲラがいるのを見かけました。
樹木が枯れると時と場合によっては問題視されることが多々あります。
ただ問題視されるのは人間の社会活動に影響が判断されたときに限られます。
自然観察の視点で立ち枯れを見ると意義があること思います。
ケラ類(キツツキ)の仲間は立ち枯れの樹木の中にいるカミキリムシの幼虫などをエサにしていますので立ち枯れた樹木が無いと彼らは生きていくことができません。
そこで視点を変えるとケラ類を保護するために立ち枯れの樹木を保護しようということになります。
ケラ類のことだけを考えるとマツノザイセンチュウ病、カシノナガキクイムシによる被害による枯死木が増えるということは彼らにとっては天国のような状況が生まれるということ。
ケラ類を保護しようという気運が高まれば大歓迎!ということになってしまいます。
ただ、そうならないのは世の常です。
我々の生活の中で必要以上に枯死する樹木があると大変なことになります。
その基準を決めるのは我々自身なのです。
立ち枯れの樹木ひとつとっても色々なことが見えてきます。
先日、クマを保護するためにドングリを上空からバラ撒くといった取り組みの報道を見かけましたが、ちょっと短絡的では無い?と思ったことからこんな記事を書いてみました。(管理人)
アオゲラがいた立ち枯れ
天生のブナの立ち枯れ
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村のいろいろなランキングに登録してみました。
みんなでクリック!!